※当資料は、2024年1月8日に米国にて発表したブログ「Alienware Debuts New Pro Wireless Mouse and Pro Wireless Keyboard at CES 2024 to Help Competitive Gamers Claim Victory」の抄訳版です。
2024年1⽉11⽇
デル・テクノロジーズ株式会社
デル・テクノロジーズ、競技ゲーマーを勝利へ導く
Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウスおよびワイヤレス ゲーミング キーボードをCES 2024で発表
デル・テクノロジーズは、Alienwareブランド初の競技ゲーミング向け周辺機器となる「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」、「Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード」を発表しました。最新鋭のゲーミング ノートパソコンや世界初となるQD-OLED（量子ドット有機EL）モニターなど、今回のCES 2024でデビューを果たした一連のAlienware製品とともに発表されたこれらの高性能なワイヤレス周辺機器は、競技レベルのゲーマーやプロeスポーツ選手を勝利に導くカギとなるでしょう。
Alienwareの開発チームは、プロ向けのマウスやキーボードの開発にはプロ選手からのフィードバックが必須条件であると当初から認識していました。そこでチームは開発プロセス全般にわたり、Alienwareの長年のパートナーでありeスポーツ分野で最も大きな成功を収めているTeam Liquidの選手をはじめ世界各国の100名以上のeスポーツ選手と協力して製品開発を進めました。Alienwareのエンジニア デザイナーチームは、これらのトップ ゲーマーからの情報をもとに、Alienwareブランド史上最高の周辺機器の開発に成功しました。
Alienware Pro周辺機器ラインアップを徹底解析するYouTube動画
最高のパフォーマンスと快適性を実現する「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」
プロゲーマーは、トーナメントで勝ち残るためには応答性と快適性に優れ、かつ十分なバッテリー駆動時間を備えたマウスが不可欠であると考えています。そこでAlienwareの開発チームは、これらの機能性とともにユーザーが求める利便性に配慮したマウスの開発に取り組みました。こうして完成した「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」は、eスポーツ選手からアマチュアまであらゆるゲーマーを満足させる製品となっています。
マウスの開発にあたり、まず開発チームは、ハイパフォーマンスな部品のパッケージングからスタートしました。マウスのパフォーマンス指標としてはDPI（Dots Per Inch）が一般的に知られていますが、もう一つの重要な特性がポーリング レートです。これは、マウスがパソコン等のデバイスに操作情報を送信する頻度を表す値で数値が高いほどマウスはきめ細かにデバイスに自機の現在位置を伝えることができるため、結果的にマウスの応答速度と精度が向上し、ユーザー操作に対する画面上でのカーソルの動きが滑らかになります（モニターのリフレッシュ レートを上げた場合の効果と同じです）。
プロゲーミングにおけるミリ秒単位の挙動の重要性を考慮して、「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」は、ワイヤレス モードでは4kHz（応答時間0.25ms）、有線モードでは8kHz（同0.125ms）のポーリング レートを提供します。これは、現在市販されているゲーミング マウスの多くが最大でも1lkHzであることを鑑みると極めてハイスペックだといえます。
しかし、いくら数値上のパフォーマンスが高くても、ユーザーにとっての握り心地が快適でなければ優れたゲーミング マウスとは言えません。人間の手の形は一人ひとり違うため、できるだけ多くのゲーマーが快適に使用できるマウス形状をデザインするのは決して容易ではありませんでした。そこでAlienwareのデザイナーチームは、多くのeスポーツプロ選手のアドバイスに基づき、すべてのグリップ スタイル（かぶせ持ち、つかみ持ち、つまみ持ち）やさまざまな手の大きさに適合する丸みのある左右対称なマウス形状にたどり着きました。また、操作者にとって極めて軽く感じられる60g弱が最適なマウス重量であると判断しました。さらにドングル ハウジングを内蔵したデザインとすることで、動かしやすさと安定性の理想的なバランスを達成しました。
マウス形状の決定後にチームが取り組んだのは、ユーザーのクリック操作を最速のスピードで認識し、かつ安定したフィードバックを提供するクリック機構の設計でした。この要件を満たすため、全く独自の構造を持つ光学スイッチ付き磁気浮上式キー プレートを開発しました。これは磁気の力を利用してデバウンス タイムを短縮できるため、高速でクリックを連打してもスイッチのもたつきがなく1回ごとのクリックを確実に認識することができます。
最終的に最先端のセンサーを組み込むことで、トラッキング速度650 IPS、加速度50G、DPI最大26000というハイスペックを持つAlienware Proマウスが完成しました。これらのパフォーマンス値はゲームプレイ中の優れた精度と安定したトラッキングを保証します。耐久性の面でも、最大クリック回数7000万回という耐久定格は、特にFPSゲームやリアルタイム ストラテジー ゲームにおいては頼もしい性能となります1。
「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」の主なスペックは以下の通りです。
- バッテリー駆動時間：ポーリング レート4KHzにて32時間2、同1KHzにて120時間3。5分間のUSB-C充電でポーリング レート1Khzでの6時間のプレイに必要な電力をチャージでき4、充電が残り少なくなると警告LEDが点灯。
- 添加成分フリーのテフロン製底面ソール：耐久性に優れた滑らかな感触のソール素材。
- アルミニウム製スクロール ホイール：軽量かつプレミアム感のあるスクロール ホイール。
- カスタム設定可能な6ボタン構成：DPIやプロファイル スイッチングなど、ホット キーやマクロのマッピングを自由に設定可能。
- 2つの接続モード：2.4GHzワイヤレス接続モードもしくは有線モードでの使用が可能。
- 省電力モード：ポーリング レートを4KHzから1KHzに下げることでバッテリーが長持ち。
- サステナブルな素材： PCR（消費財リサイクル）プラスチック材料を82%使用5。
「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」のファクトシートおよび仕様
プロゲーマーのために設計された、新しい「Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード」
競技ゲーマーは、プレイ中に自由に動くことのできるスペースと、そのために邪魔にならないコンパクトなキーボードを必要とします。また公式試合や長時間のストリーミング配信中には、プレイしやすいようによくキーボードの位置を変更します。「Alienware Proキーボード」は、従来比約75%のフォーム ファクターの小型化を実現しています。必要な機能はすべて備えつつ、操作の邪魔になる不要なキーは極限まで排除したコンパクトでシンプルなキーボードは、例えばカウンターストライク2のように操作中にできるだけ自由に動けるスペースを確保したい激しい対戦ゲームにおいて頼もしい味方となります。
キーボードの外形とサイズの決定後、チームは究極にカスタム化されたリ二ア キー スイッチの開発に取り組みました。何度も試行錯誤を重ね、開発の各段階でプロゲーマーらと緊密に連携しながら完成させたキー スイッチ機構は、プレイヤーから高評価を受けました。「Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード」に搭載されるリ二ア メカニカル式キー スイッチは、押下げ力がちょうど40gになるよう設計されており、キー入力への高速応答とタイピング音も含め快適な操作感を実現します。高速応答と滑らかかつ手応えのある押し心地のキーは、一晩中プレイしていても疲れない快適な操作感を提供します。RGB50%モードでは72時間6、RGBオフモードでは798時間（いずれも2.4Ghzワイヤレス接続時）7という充分なバッテリー駆動時間も長時間のゲームプレイを支えます。
引っかかりのない滑らかな操作感のカギとなっているのは、ステム部に採用された低摩擦POM（ポリオキシメチレン）素材です。また2層構造のシリコン面の衝撃減衰効果によりエコー音を軽減し、深みのある心地良い操作音を提供します。外観もクリアでスタイリッシュなキースイッチは、中央のライト ガイド部の透明度を上げて上向きの集光度を高めているため、RGBライティングをオンにすると、それぞれのキーの照明色が際立ち、より色鮮やかな外観に変化します。
こうして造り上げた専用設計の自己潤滑式キー スイッチには大きな自信を持っていますが、それでも1つのソリューションですべてのユーザーのニーズを満たすことはできません。そこで、キーボード本体の設計を市販のほとんどの5ピンおよび3ピン キー スイッチに対応する構造とし、必要に応じてユーザーが好きなキー スイッチに交換できるようにしました。これにより、ユーザーはキーボード一つひとつの操作感を好みに合せてパーソナライズすることができ、必要なキースイッチ引き抜き工具も製品に同梱されています。
さらに、激しい練習セッションやトーナメントで長時間にわたってプレイするプロゲーマーにとっては、キーボードの耐久性と安定性も重要なポイントです。そのため、市販の素材の中では高度、強度ともに最高グレードの航空機向け材料である7000系アルミニウム パネルをキーボード天板に採用しています。PBTキーキャップは押下げ操作1億回の耐久試験に合格しており、また表面塗装ではなくダブルショット製法により文字をキー面に成形しているため文字がかすれにくく長持ちします。キーボード本体の底面には細長いシリコン ストリップと大きなシリコン製脚部が装着され、白熱したゲームプレイ中にキーボードが滑ってしまうアクシデントを防ぎます。さらに、脚部は調整式のため、キーボードをタイプしやすい高さに調整することができます。
「Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード」の主なスペックは以下の通りです。
- RGB50%モードで72時間、RGBオフモードで798時間（いずれも24GHzワイヤレス接続時）のバッテリー駆動時間により、長時間の連続セッションでも安心したプレイが可能。
- 3つの接続モード。2.4GHzワイヤレス接続、Bluetooth 5.1、USB-C有線の3タイプの接続モードを選択可能。また最大3台のBluetoothデバイスに同時に接続でき、ボタン操作でデバイスの切り替えが可能。
- 1KHzのポーリング レートを提供（有線モードもしくは2.4GHzワイヤレスドングル接続モード時）。いずれの接続モードでも安定した応答性能を保証。
- サステナブルな素材の採用。キーボード部材の47%にPCR（消費財リサイクル）プラスチックを採用8。
「Alienware Pro ワイヤレス ゲーミング キーボード」のファクトシートおよび仕様
ハードウェアのポテンシャルを最大限まで引き出す「Alienware Command Center」
これらの最新周辺機器すべてをゲーミング エコシステム内でシームレスに連動させるのが、「Alienware Command Center 6.1（AWCC）」です。この一元化されたコマンド ハブにより、ユーザーはゲーム別のプロファイル設定やテーマ、AlienFXライティング設定、マクロなどのさまざまなゲーミング設定に手軽にアクセスでき、ハードウェアの持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
「AWCC 6.1」の主なスペックは以下の通りです。
- 省電力モード：RGBライティングをオフにすることで、バッテリー消費をユーザー定義された電力消費率に制御。
- DPIとポーリング レートのグループ化：マウスのDPI値とポーリング レート値を好みに合せてグループ化がすることが可能。
- ショートカット キーの無効化：キーボードの意図しないショートカットの起動でゲームが中断してしまうのを防ぐ。
- マウス、キーボード、ドングルのファームウェアの更新をサポート。
今回のリリース後に、マウスの追加機能を有効化するソフトウエア更新が後日予定されています。
今回ご紹介したAlienware Pro周辺機器のラインアップは、メイン ステージで百万ドル単位の賞金を賭けてプレイするプロのeスポーツ選手から自宅でオンライン対戦をおこなうアマチュア ゲーマーまで、対戦での勝利とランキング上位を目指すあらゆるゲーマーを満足させるハイグレードな操作感と優れた性能を提供します。
「Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード」および「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」は、ルナー・ライトもしくはダークサイド・オブ・ザ・ムーンの2色のカラーで提供されます。
詳細情報
プロゲーマーも認めるAlienware周辺機器に関する詳細は、こちらのプレスキットをご参照ください。またこちらのCES 2024イノベーションアワード受賞製品リストもぜひご覧ください。
販売価格および発売予定について
※日本国内での販売については未定
北米で2024年1月11日より販売開始。
- 「Alienware Proワイヤレス ゲーミング キーボード」は、販売価格99ドル（米国）／269.99ドル（カナダ）より。
- 「Alienware Proワイヤレス ゲーミング マウス」は、販売価格99ドル（米国）／199.99ドル（カナダ）より。
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1 2023年2月の第三者試験機関でのテスト結果に基づく。実際のクリック耐久性は使用状況により異なります。
2 2023年9月の第三者試験機関でのテスト結果に基づく。実際のバッテリー駆動時間は設定および使用状況により異なります。
3 2023年9月の第三者試験機関でのテスト結果に基づく。実際のバッテリー駆動時間は設定および使用状況により異なります。
4 2023年9月の第三者試験機関でのテスト結果に基づく。実際の充電時間は状況により異なります。
5 2023年11月の社内分析結果に基づく。使用率は製品全体の重量に基づいて計算しています。
6 2023年9月の第三者試験機関でのテスト結果に基づく。実際の充電時間は状況により異なります。バッテリー駆動時間は2.4GHzワイヤレス接続によりテストしました。
7 2023年9月の第三者試験機関でのテスト結果に基づく。実際の充電時間は状況により異なります。バッテリー駆動時間は2.4GHzワイヤレス接続によりテストしました。
8 2023年11月の社内分析結果に基づく。使用率は製品全体の重量に基づいて計算しています。
■デル・テクノロジーズについて
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■記載内容は、2024年1月11日時点のものです。