NetWorker：Pseudo_savesetでのバックアップの最後にAzure VMバックアップ ワークフローが失敗する

Azure VM スナップショットのバックアップが完了しました。ただし、ワークフローはバックアップの最後に失敗します。

バックアップ アクション ログに次のエラーが表示されます。

• Linuxの場合 /nsr/logs/policy/POLICY_NAME/WOKFLOW_NAME/backup_JOBID.raw
• Windows(デフォルト): C:\Program Files\EMC NetWorker\nsr\logs\POLICY_NAME\WOKFLOW_NAME\backup_JOBID.raw
• NetWorker：使用方法 nsr_render_log レンダリングするには .raw ログ ファイル

174900 MM/DD/YY HH:mm:SS  1 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR notice Step (5 of 5): Creating a pseudo_saveset job for all the configured clients.
174901 MM/DD/YY HH:mm:SS  1 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR notice Creating a save job for the save set 'pseudo_saveset' on the host 'NETWORKER_SERVER_NAME'.
174895 MM/DD/YY HH:mm:SS  1 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR notice Executing a 'pseudo_saveset' job on the host 'NETWORKER_SERVER_NAME'. This job is an anchor save set for the workflow, and will be completed at the end of the client's backup.
83643 MM/DD/YY HH:mm:SS  1 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR notice NETWORKER_SERVER_NAME:pseudo_saveset                             started
...
174289 MM/DD/YY HH:mm:SS  2 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR warning Aborting inactive job (1184047) NETWORKER_SERVER_NAME:pseudo_saveset. It has been inactive from 'DAY MONTH DATE HH:mm:SS YYYY'(1756325582) to 'DAY MONTH DATE HH:mm:SS YYYY'(17563DATE399) for 1817 seconds.
128139 MM/DD/YY HH:mm:SS  0 0 2 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR info NETWORKER_SERVER_NAME:pseudo_saveset aborted, inactivity timeout has been reached.
7224 MM/DD/YY HH:mm:SS  1 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR notice NETWORKER_SERVER_NAME:pseudo_saveset Termination request was sent to job 1184047 as requested; Reason given: Inactive
0491 MM/DD/YY HH:mm:SS  1 5 0 2442626880 17965 0 NETWORKER_SERVER_NAME savegrp NSR notice NETWORKER_SERVER_NAME:pseudo_saveset failed.

バックアップ アクションには、デフォルト値が30分の[Inactivity Timeout]が含まれています。デフォルトの再試行操作がありますが、場合によっては、同じタイムアウトが発生したり、別の条件によってワークフローが停止したりすることがあります。

上記のエラーは、ジョブが1817秒間(約30分)非アクティブであったことを示しています。 

ジョブが非アクティブ タイムアウトに達する原因となる可能性のある条件は多数あります。

非アクティブ タイムアウトを増やすか、ゼロに設定して一時的に無効にします。再有効化する前に、各ワークフローの一般的な完了時間のベースラインを確立します。ベンチマークを設定したら、適切なタイムアウト値を再導入して、ジョブの完了と非アクティブ モニタリングのバランスを取ることができます。

問題に一貫性がある場合、または psuedo_saveset 他の問題が原因で失敗または中止している場合は、次の点を考慮してください。

1. 適切なサーバー並列化設定が適用されます。NetWorker：Azure VMスナップショット バックアップが失敗し、「現在のセーブ セッションがNetWorkerサーバーの並列化を超えています」というエラーが表示されます
2. Azureクライアントあたりの適切な数のVMと全体的なデータ スループット。Azure VMは、NetWorkerクライアントで構成されたセーブセットとしてバックアップされます。『NetWorker Azure Snapshot Integration Guideマニュアルおよびドキュメント』には、クライアントの並列化を1から4の値に設定する必要があると記載されています。  この並列化により、同時にバックアップできるディスクの数が制御されます。 
   1. ワークフロー内のVMバックアップのロード バランシングを効率的に行うために、十分なAzureクライアント リソースが作成されていることを確認します。多数の VM または複数の大規模な VM を含む Azure クライアントでは、psuedo_savesetを完了するまでに長い時間がかかる場合があり、非アクティブ タイムアウトが発生する可能性が高くなります。必要なクライアントの数は環境によって異なり、Azure VMの数、ディスクの数、ディスクのサイズ、ワークフローのスケジュール設定、ターゲットData Domainの数が要因となります。
   2. 同じAzureクライアント リソースを使用したバックアップのスケジュール設定が重複しないようにし、複数の nsrazure_save プロセス (特に、多数の VM または複数の大規模な Azure VM を含むクライアントの場合)。