PowerEdge MX7000: バックアップ リード シャーシを定義する方法

Summary: この文書では、PowerEdge MX7000マルチシャーシ管理(MCM)グループにバックアップ リード シャーシを割り当てる方法について説明します。

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Instructions

概要:
MX7000マルチシャーシ管理(MCM)グループでは、グループ内のリード シャーシからのシャーシ グループ レプリケーション用にバックアップ リード シャーシを構成できます。バックアップ リード シャーシを定義する目的は冗長性です。グループ内のリード シャーシに問題がある場合は、バックアップ リードを手動で昇格してリード シャーシにすることができます。これにより、MCMグループ内のシャーシの構成と設定が失われず、バックアップ リード シャーシに転送されます。

バックアップ リード シャーシを定義する手順:
  1. シャーシ管理者権限を持つアカウントでリード シャーシにログインします。
  2. ホーム ページで、 アクション > バックアップ リードの指定 を選択します(OME-Mファームウェア バージョン2.00.00より前のバージョンでは、 グループ設定 > バックアップ リード設定の編集 を選択する必要があります)。
バックアップ リード シャーシの指定
図1:
 バックアップ リード シャーシを指定します。
  1. ダイアログ ボックスが開き、バックアップ リード シャーシを割り当てることができます。
バックアップ リード設定の編集
図2:
バックアップ リード設定の編集
  1. この同じページから、シャーシ グループの仮想IP(VIP)を設定できます。VIPの目的は、どのシャーシがリードであるかに関係なく、IPを使用してシャーシ グループにアクセスできるようにすることです。たとえば、VIPを構成した状態でバックアップ リード シャーシをリード ロールに昇格させる必要がある場合は、バックアップ リードのIPアドレスを使用してOpenManage Enterprise Modular(OME-M)にアクセスする必要はありません。
仮想IP設定画面
図3:
仮想IP設定画面
  1. ジョブの進行状況を監視するには、 Monitor > Jobs を選択します。
OME-M ジョブ監視画面
図4:OME-M ジョブ監視画面
  1. ジョブが完了したら、 Home に移動します。新しく指定されたバックアップ リードは、バックアップ リード ステータスの疑問符として表示されます。リード シャーシがその構成をバックアップ リード シャーシにレプリケートすると、バックアップ リード ステータスに緑色のチェックマークが表示されます。
バックアップ リードの同期ステータスが緑色で表示される
図5:バックアップ リードの同期ステータスが緑色で表示される

Affected Products

Dell OpenManage Enterprise-Modular, PowerEdge MX7000
Article Properties
Article Number: 000215354
Article Type: How To
Last Modified: 16 May 2025
Version:  4
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