BIOSに保存されているエラー ログ
これは、いくつかの古いPrecisionと、LatitudeノートパソコンのEシリーズから始まりました。ただし、現在も、次の情報がBIOSに記録されています。
- ePSA(拡張起動前システム アセスメント)とDOSベースの診断の両方をBIOSに記録できます。
- BIOSの温度または電源に関するイベントは、すべてBIOSに記録されます。
BIOSは、各カテゴリーのログを保存し、各カテゴリーの中で最も古いログを下に移動します。
各ログには、日付およびタイムスタンプと、イベントのタイプの説明が含まれています。診断では、イベントにエラーコードが表示される場合もあります(図1および図2)。
メモ: ほとんどのDell PCでは、起動時にデルのロゴ画面で
F2 キーを押して、システム セットアップまたはBIOS設定を起動できます。このトピックの詳細については、次のナレッジベース記事を参照してください。
「Dell BIOSアップデート」
図1:Latitude E6510のBIOSイベント ログの例
図2:Latitude 3340のBIOSイベント ログの例
ログは次のカテゴリーに分類されます。
- BIOSイベント
- このフィールドでは、BIOS POSTイベントを表示およびクリアすることができます。この情報には、イベントの日付と時刻、およびLEDコードが含まれています。
- DellDiagイベント
- このフィールドでは、DellDiagsおよびPSAからの診断結果を表示することができます。これには、日付と時刻、実行された診断とバージョン、結果コードが含まれています。
- 温度管理イベント
- このフィールドでは、温度管理イベントを表示およびクリアすることができます。これには、イベントの日付と時刻、およびイベントの名前が含まれています。
- 電源イベント
- このフィールドでは、電源イベントを表示およびクリアすることができます。この情報には、イベントの日付と時刻、および電源状態とその理由も含まれています。
メモ: BIOSログのカテゴリーは、コンピューターのモデル タイプとハードウェアによって異なる場合があります。
これらのログは、トラブルシューティングに役立ちます。
特に、断続的な問題を追跡するのはきわめて困難です。
(例:コンピューターがランダムおよび断続的にシャットダウンする場合、ログに記録されるサーマル イベントが原因である可能性があります。温度イベントの時間とタイプから原因を特定し、動作、環境、またはハードウェア障害を特定することが容易になります。
さらにサポートが必要な場合は、Dellテクニカル サポートまでお問い合わせください。
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