PowerProtect：Windows VMの大規模なCBTでは、Data Manager TSDMバックアップが定期的に遅くなる

1. PPDM/TSDMに問題はありません。
2. これらの長時間実行されるジョブの場合、vCenterは実際には多くの変更されたブロック/ビットマップをTSDMに返しています。これにより、VMにほとんど変更がない場合でも、合成フルTSDMバックアップによってほぼフル バックアップ データが転送されます。

vmware.logから「スナップショット ビットマップ カーディナリティ」をgrepすると、大きなビットマップ カーディナリティを定期的に送信しているのがVMwareであることがわかります。

これは https://knowledge.broadcom.com/external/article?legacyId=2150251に関連しています。Windows VMでの特定の操作では、割り当て解除コマンドの送信がトリガーされます。これには、クイック フォーマット、ドライブでディスクの最適化が有効になっている場合、ファイルが削除された場合などが含まれます。

回避策
VMware KB https://knowledge.broadcom.com/external/article?legacyId=2150251 に従って、影響を受けるVMで割り当て解除を無効にします

WindowsゲストOSで割り当て解除を無効にするには:
ホスト上のWindows CMDウィンドウを使用して、次のコマンドを実行します。

fsutil behavior set DisableDeleteNotify 1

現在の設定を確認するには、次のコマンドを使用します。

fsutil behavior query DisableDeleteNotify

恒久的な修正
VMwareでは、このUNMAPの問題を引き続き調査中です。上記の回避策が受け入れられない場合は、VMwareサポートにお問い合わせください。