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Dell OpenManage Server Administrator バージョン 7.4 コマンドラインインタフェースガイド

特定のプロセッサの機能およびキャッシュプロパティ

特定のコネクタ上のプロセッサのキャッシュプロパティを調べるには、次のように入力します。
omreport chassis processors index=n
または
omreport mainsystem processors index=n

index パラメータは任意です。index を指定しない場合、Server Administrator はすべてのプロセッサのプロパティを表示します。index を指定すると、Server Administrator はその指定されたプロセッサのプロパティを表示します。

以下の表に、特定のマイクロプロセッサの固有機能のために定義されるフィールドをリストします。
表 1. マイクロプロセッサとフィールド
マイクロプロセッサ フィールド
Intel プロセッサ
  • 64 ビットサポート
  • ハイパースレッディング (HT)
  • 仮想化テクノロジ (VT)
  • Demand Based Switching (DBS)
  • Execute Disable (XD)
  • ターボモード
AMD プロセッサ
  • 64 ビットサポート
  • AMD-V
  • AMD PowerNow!
  • No Execute(NX)
以下のフィールドは、特定のマイクロプロセッサに存在するキャッシュのために定義されます。キャッシュがプロセッサに組み込まれている場合、キャッシュレポートにはフィールドは表示されません。
  • 速度
  • 対応するキャッシュデバイスの種類
  • 現在のキャッシュ デバイスの種類
  • 外部ソケット名
  • 注: ある種のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)での制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。
以下の表は、特定のプロセッサの個々のキャッシュ用に表示されるフィールドを示します。
表 2. フィールドと説明
フィールド 説明
Status(ステータス) そのプロセッサ上の特定のキャッシュが有効か無効かを報告します。
レベル プライマリキャッシュかセカンダリキャッシュかを表します。プライマリレベルキャッシュは、プロセッサ組み込みのメモリバンクです。セカンダリレベルキャッシュはプライマリキャッシュに送るデータを準備するためのステージングエリアです。セカンダリレベルキャッシュは、プロセッサに組み込みの場合もあれば、プロセッサの外部のメモリチップセットに置かれる場合もあります。プロセッサ内部のキャッシュは レベル 1(または L1)と呼ばれます。L2 キャッシュは、Intel Pentium プロセッサを使用するシステムでは外部キャッシュであり、セカンドレベルキャッシュとしてアクセスされます。L1 や L2 という名前は、そのキャッシュの物理的な場所(プロセッサの内部または外部)を示すものではなく、キャッシュがアクセスされる順番を示します(L1 が最初にアクセスされ、従って内部に置かれる)。
速度 キャッシュがメインメモリからプロセッサへデータを転送できる速度を示します。
最大サイズ キャッシュが保持できる最大のメモリ容量(KB 単位)
インストールサイズ キャッシュの実際のサイズ。
タイプ プライマリキャッシュかセカンダリキャッシュかを示します。
場所 キャッシュの場所がプロセッサ上かプロセッサ外のチップセット上かを示します。
書き込みポリシー

キャッシュが書き込みサイクルを扱う方法を示します。ライトバック ポリシーでは、キャッシュはバッファのように機能します。プロセッサが書き込みサイクルを開始すると、キャッシュはデータを受信してサイクルを停止します。その後キャッシュはシステムバスが使用可能になるとデータをメインメモリにライトバックします。

ライトスルーポリシーでは、プロセッサはキャッシュを通過してメインメモリに書き込みます。データがメインメモリに保存されるまで、書き込みサイクルは完了となりません。

結合性
メインメモリの内容がキャッシュに格納される方法を示します。
  • 完全アソシエティブキャッシュでは、メインメモリのラインはキャッシュのどの場所にでも格納できます。
  • n ウェイセットアソシエティブキャッシュでは、 n 個の固有のメモリラインを同じ n 個のキャッシュラインに直接にマップします。例えば、メモリ内の任意のページのライン 0 がキャッシュメモリのライン 0 に格納されます。
対応するキャッシュデバイスの種類 デバイスがサポート可能なスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)の種類。
現在のキャッシュ デバイスの種類 現在インストールされている、キャッシュがサポート可能な SRAM の種類。
外部ソケット名 シルクスクリーン名 システムボード上のソケットの横にプリントされている名前
エラー修正の種類 そのメモリが実行可能なエラーチェックおよび訂正(ECC)の種類。コレクタブル ECC またはアンコレクタブル ECC。

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