Server Administrator を実行しているシステムでの CLI を使用した Active Directory の設定
omconfig preferences dirservice コマンドを使用して、Active Directory を設定できます。productoem.ini ファイルは、これらの変更を反映して修正されます。adproductname が productoem.ini ファイルに存在しない場合は、デフォルトの名前が割り当てられます。
デフォルト値は、システム名 - ソフトウェア - 製品名です。ここで、システム名は
Server Administrator を実行しているシステムの名前であり、ソフトウェア製品名は omprv64.ini(つまり computerName-omsa)で定義されたソフトウェア製品の名前を意味します。
注: このコマンドは Windows のみに適用できます。
注: Active Directory の設定後、Server Administrator サービスを再起動します。
次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。
表 1. Active Directory サービスの設定パラメータこの表では、Active Directory サービスの設定パラメータを一覧にして示します
名前 = 値のペア |
説明 |
prodname=<テキスト> |
Active Directory の設定変更を適用するソフトウェア製品を指定します。Prodname は、omprv64.ini で定義した製品の名前を指します。Server Administrator の場合、これは omsa です。 |
enable=<true | false> |
true:Active Directory サービスの認証サポートを有効にします。 false:Active Directory サービスの認証サポートを無効にします。 |
adprodname=<テキスト> |
Active Directory サービスで定義されている製品の名前を指定します。この名前は、ユーザー認証のために製品を Active Directory の特権データに関連付けます。 |