Ansible Modules for Dell Technologies PowerStore v1.6 & PowerMax 1.8

Itzikr's Blog 日本語翻訳版

＊オリジナルブログは以下URLから参照可能です

https://volumes.blog/2022/09/02/ansible-modules-for-dell-technologies-powerstore-v1-6-powermax-1-8

Ansibleはクラウドプロビジョニングに始まり、設定管理、アプリケーションデプロイメント、イントラサービスオーケストレーションなど様々な今日のIT構築運用の中で必要となるタスクを自動化する非常にシンプルな自動化エンジンです。

そしてAnsibleは誕生したその日から多層設計向けにデザインされており、数々のシステムが相互に関係をもって構成されていることを念頭としているので一つのシステム管理をするのではなく、いくつもある貴方のITインフラシステム全体を総合的にデザインすることが可能です。

エージェントをインストールする必要もなく、特別なセキュリティ設定などの面倒な仕組みもない為Ansibleは簡単に実装可能です。そして何よりシンプルな言語を使う為（AnsiblePlaybokではYAMLを使用）自動化を平易な英語表現で説明することが可能なのです。今回はこんな便利なAnsibleについて大まかにお話したいと思います。

Ansibleに関する詳細情報はこちら。

Dell Technologies (Dell) PowerStore Ansible モジュールはRedHat Ansibleを使ってデータセンタやITアドミ二ストレーターにPowerStoreの設定、管理の自動化やオーケストレーションを提供します。

このAnsible モジュールではボリューム、ボリュームグループ、ホスト、ホストグループ、スナップショット、スナップショットルール、レプリケーションルール、レプリケーションセッション、プロテクションポリシー、ファイルシステム、NASサーバ、SMBシェア、ユーザー、クオータ、ファイルシステムスナップショット、NFS エクスポート、クラスタ、ネットワーク、ローカルユーザ、ジョブ、ロール、証明書、リモートシステム、セキュリティ設定、DNS、メールアラート、NTP、リモートサポート、SMTP、LDAP設定などの管理が可能です。またアレイからの詳細情報を集めてくることもできます。

各項目でlist、show 、create、modify 、delete などのオプションが存在します。これらはyamlで記述されたシンプルなplaybookの実行で可能です。

Ansibleは冪等性記述（変更をするのではなく、あるべき姿を記す）になるため複数の同じリクエストを実行するのは一つのリクエストを行うことに等しくなります。

Dell PowerStoreのAnsibleモジュールは以下の通り (バージョン1.6時点)

以下で最新のバージョンをダウンロードできます。

https://github.com/dell/ansible-powerstore　

Ansible モジュールについて

PowerStore でAnsible playbook を使用するにはPythonライブラリが入ったAnsible サーバを設定する必要があります。ここで Ansibleモジュールやコマンド説明などの情報を得ることができます。またモジュール使用のための設定はProduct Guideのパラメータ表に記載があります。

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