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VRTX-racadm racresetcfg を実行すると、SPERC がセーフモードに移行する可能性があります。

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現象

racadm racresetcfgを実行すると、SPERC がセーフモードになることがあります。この現象は、次のコンポーネントで構成される VRTX 外部 JBOD ソリューションによって発生する可能性があります。

 
  • VRTX-CMC 2.1
  • フォールトトレランスモードでのデュアル SPERC
  • シングルまたはデュアル MD 1200/1220 アレイ

さらに、CMC GUI で次のような重大なエラーが発生することもあります。

 

シャーシスロット6の CTL96 RAID コントローラは、起動中に重大なエラーが発生したために、機能が制限されてセーフモードに入りました。すべてのドライブは非表示になります。

 

 


解決方法

CMC は、racresetcfg の実行時に、SPERC のデフォルト値を「非フィート (フォールトトレランス)」にリセットします。  この状況でのデータへのアクセスは、1つの SPERC が引き継ぐため、影響を受けることはありません。ただし、SPERC の構成は、ft モードに戻るまで、フォールトトレランス (ft) モードになりません。 
 

 

警告:ダウンタイムのメンテナンスウィンドウが必要です。

 


この問題を修正するには、次の手順に従ってリカバリを実行してください。

1  VRTX シャーシ内のすべてのブレードサーバの電源をオフにします。 
2  SPERC-E コントローラを FT モードにします。
     シャーシの概要> >コントローラ> > のトラブルシューティング> >フォールトトレランスを有効にする>適用されます (PCIe スロット 5 > 6 の両方でこれを実行してください)。
3  VRTX シャーシを再起動します。


「Storage controller のフォールトトレランス」セクションの「CMC 2.2 ユーザーズガイド」には、次の注意事項が追加されています。
http://downloads.dell.com/manuals/all-products/esuprt_ser_stor_net/esuprt_poweredge/poweredge-vrtx_user%27s%20guide_en-us.pdf
 

メモ: cmc のリセットなどの操作により、cmc 構成がリセットされ、外部フォールトトレランス構成がリセットされます。その結果、PERC モードは「セーフモード」に変更されます。外部 PERC のフォールトトレランスを無効にします。




対象製品

Dell Chassis Management Controller Version 2.12 for Dell PowerEdge VRTX