UEFIで構成されたコンピューターでRAIDコントローラーのセットアップにアクセスする方法

従来のホットキーの組み合わせは、Basic Input/Output System (BIOS) Redundant Arrays of Inexpensive Disks (RAID)コントローラー構成の読み取り専用メモリー(ROM)にアクセスできません。Dell Precision、OptiPlex、Alienware、その他のDellコンピューターで、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI)起動モード用にBIOSが設定されている場合。この記事では、RAIDアレイを起動および管理する方法について説明します。

概要

Dell Precision、OptiPlex、Alienware、またはRAIDコントローラーを搭載したその他のDell製品がUEFI起動モードに設定されている場合は、ホットキーに影響します。この設定のため、BIOSに組み込まれているRAIDセットアップ ユーティリティーは、CTRL+I、CTRL+H、またはその他のホットキーの組み合わせでは開きません。

RAIDセットアップへのホットキー アクセスは、BIOSがレガシー起動モード用に設定されている場合にのみ機能します。

通常、RAIDはWindows内のインテル ラピッド ストレージ テクノロジー(IRST)ユーザー インターフェイス(例)から管理できます。WindowsでRAIDアレイを管理できない場合は、UEFI BIOS F12の［Device Configuration］メニューからRAID構成にアクセスする必要があります。

詳細については、次のDellナレッジベース記事を参照してください。

• Dell Precision Mobile WorkstationsのRAID構成
• Precision Workstation：RAIDコントローラーの設定
• Dell Precision WorkstationでRAIDを構成する方法
• Dell製コンピューターでインテル ベースのRAIDを構成する方法
• デル製PCでのRAIDハード ドライブの問題のトラブルシューティング方法

IRSTユーザー インターフェイスでのリカバリー アレイの作成

RAIDセットアップ ユーティリティーが実行され、コンピューターのRAIDアレイの構成が可能になります。UEFIモードのインテル統合RAIDの例については、図2-19を参照してください。インテル統合RAIDは、インテル ラピッド ストレージ テクノロジー（IRST）ユーザー インターフェイスまたはRAID BIOSから構成できます。

以下に、インテル統合RAIDの構成時のIRSTユーザー インターフェイス（UI）とUEFI BIOSの例を示します。他のRAIDコントローラーは画面が異なる場合がありますが、基本的な構成機能は同様です。

リカバリー アレイ

IRSTユーザー インターフェイスを使用すると、オペレーティング システム内から簡単にRAIDアレイ構成を作成できます。

1. インテル統合RAIDコントローラーおよびインテル ラピッド ストレージ テクノロジーのユーザー インターフェイスを使用して、リカバリー アレイ（デフォルト）を作成する。(図1を参照)
   
   図1リカバリーRAIDアレイを作成するための最初のステップ
2. 作成するRAIDアレイのタイプを選択します。(図2を参照)
   
   図2RAIDアレイの選択肢
3. RAIDアレイで選択したドライブを構成します。(図3を参照)
   
   図3リカバリー アレイ内のディスク割り当ての選択。
4. リカバリー ボリュームの作成を確認します。（図4を参照）。
   
   図4。リカバリー ボリュームのアレイの作成
5. ボリュームの作成が完了したら、［OK］をクリックします(図5を参照。)
   
   図5リカバリー ボリュームのアレイ作成の完了

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UEFIモードでRAID BIOSにアクセスする方法

これらのコンピューターがUEFI BIOSモードで構成されている場合、F12プリブート メニューからRAIDセットアップにアクセスします。

Dellのロゴ画面が表示されている間に、F12を押して電源を入れます。次に、F12プリブート メニューに表示されているリストから［Device Configuration］を選択します（図6を参照）。


図6UEFIプリブート メニュー、［デバイス設定］オプション

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IRSTユーザー インターフェイスでのRAID 1（ミラー）の作成

1. インテル統合RAIDコントローラーおよびインテル ラピッド ストレージ テクノロジーのユーザー インターフェイスを使用して、RAID1アレイ（ミラー）を作成します(図7を参照。)
   
   図7RAID 1アレイ(ミラー)の作成
2. RAIDアレイを作成するドライブを選択します（図 8 を参照してください。）
   
   図8RAID 1(ミラー)ドライブの選択
3. オプションで、RAID1アレイのサイズを選択できます（デフォルトは100%）（図9を参照）。
   
   図9RAID 1アレイのサイズの選択
4. RAID 1ボリュームを確認します。（図10を参照）。
   
   （図10）RAID 1ボリュームの確認
5. ボリュームの作成が完了します(図11を参照)。
   
   （図11）RAID 1ボリュームの作成が完了しました

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UEFI BIOSでのRAIDアレイの作成

また、F12デバイス設定メニューからアクセスするUEFI RAID BIOSでRAIDボリュームを作成することもできます（上の図6を参照してください）。

1. ［Device Configuration］を選択して「Enter」キーを押すと、RAIDステータス ページが表示されます。RAIDアレイを作成するには、［RAIDボリュームの作成］がハイライトされていることを確認し（矢印キーを使用）、「Enter」キーを押してアレイ作成プロセスを開始します。（図12を参照してください。）
   
   図12RAIDボリュームを作成する方法
2. この構成では、デフォルトのRAID1（ミラー）から「+」キーを使用してRAID0（ストライプ）オプションに変更します（図13を参照してください。）
   
   図13デフォルトのRAID 1からRAID 0ストライプ アレイへの変更
3. アレイ タイプを選択したら、アレイ内で構成するドライブを選択する必要があります。矢印キーを使用してドライブをハイライトし、「Enter」キーを押して、追加するドライブを選択します（図14を参照）。
   
   図14アレイに追加する最初のドライブを選択する
4. ドライブのオンスクリーン ボックスが表示されます。矢印キーを使用して選択領域をハイライトし、「X」を入力して選択し、「Enter」キーを押してドライブの選択を完了します（図15を参照）。
   
   図15ドライブの選択画面
5. 第2、第3、さらには4番目のドライブについても、選択プロセスを繰り返します（ドライブとシャーシの構成によって異なります）（図16を参照）。
   
   図16アレイの2番目のドライブの選択
6. 矢印キーを使用して[Create Volume] オプションに移動します。このオプションは、少なくとも2台のドライブを選択すると使用可能になります。（図17を参照）。
   
   図17ドライブ選択後のボリュームの作成が完了しました
7. アレイが完了すると、アレイのステータスを確認できます。（図18を参照）。
   
   図18アレイの完了後のアレイのステータス

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UEFI BIOSでアレイを削除する

アレイが既に存在する場合は、アレイを削除するためのオプションが用意されています。削除オプションが選択されている場合は、アレイの削除を確認する必要があり、ボリュームが消去されていることを示す警告が表示されます。（下の図19を参照）。

図19UEFI BIOSでのアレイの削除の確認

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推奨記事

ここでは、このトピックに関連した役立つ可能性のある推奨記事をいくつか紹介します。

• Dell Precision Mobile WorkstationsのRAID構成
• Precision Workstation：RAIDコントローラーの設定
• Dell Precision WorkstationでRAIDを構成する方法
• Dell製コンピューターでインテル ベースのRAIDを構成する方法
• デル製PCでのRAIDハード ドライブの問題のトラブルシューティング方法