起動順序をレガシーモードに変更するとBitLockerを有効にできない

Summary: この記事では、レガシー モードに変更した後にBitLockerが回復キーを要求する問題を解決する手順について説明します。

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Symptoms

BitLockerを有効にできない

XPS 12-9250およびLatitude 12-7275 BIOSセットアップ メニューでブート シーケンスをレガシー モードに変更すると、BitLockerを有効にできないという報告がユーザーから寄せられています。Windows 8.1または10でレガシー モードでBitLockerを有効にした場合、ウォーム ブートまたはコールド ブート中に毎回リカバリー キーを入力するように求められます。

BitLockerドライブ暗号化パスワード入力画面

Cause

これらのシステムは、Windows 10を使用したUnified Extensible Firmware Interface (UEFI)起動モードでのみ起動するように設計されているため、レガシー起動モードに変更すると、BitLockerキーの回復を求めるプロンプトが表示されます。

Resolution

BIOSをUEFI起動に戻す

この問題は、システムの起動モードをUEFIブートに戻すことで解決できます。

  1. 電源オフの状態からシステムの電源を入れ、 F2 を押してBIOSセットアップ メニューを起動します。
  2. [Boot sequence]を選択し、オプションを[Legacy]から[UEFI]に変更して、右下隅にある[Apply]を押します。
    Dell BIOSブート シーケンス画面
  3. [Advance Boot options]を選択し、[Enable Legacy Operation ROMs]を無効にして、右下隅にある[Apply]を押します。
    Dell BIOS詳細ブート オプション画面
  4. [Secure Boot]> [Secure Boot Enable]を選択し、オプションを[Disabled ]から [Enabled]に変更して、右下隅にある[Apply]を押します。
    Dell BIOSセキュア ブート画面
  5. 右下隅にある[Exit]を押して、システムが再起動するのを待ちます。

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Affected Products

Latitude 7275, XPS 12 9250
Article Properties
Article Number: 000141374
Article Type: Solution
Last Modified: 13 Nov 2025
Version:  7
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