PowerProtect：DM5500: NAS保護のためのマルチVLAN構成でのバックアップとリストアが遅い

• NAS保護のマルチVLAN構成では、プロキシからNASアレイへの通信用に選択されたネットワーク インターフェイスは、資産レベルで指定されたネットワークまたはVLANの一部である必要はありません。
• 現在の実装では、NASアレイの通信は、NASサーバー(UnityまたはPowerStore)または(Isilonの)アクセス ゾーンに関連づけられたネットワーク インターフェイスのいずれかを介して行われます。プロキシでNASアレイ(共有をマウントしている)への通信の確立に失敗した場合は、成功するまで他のインターフェイスを介してこれを再試行することが予想されます。    
• 選択したネットワーク インターフェイスが低速なネットワーク(管理VLANなど)の一部である場合、バックアップ/リストア操作の完了に時間がかかることがあります。 
• NASアレイ通信用に選択したネットワーク インターフェイスは、エージェント ログ(Nas_xxxxxyyyyy.log)から確認できます。これは、 mount -t nfsまたは mount.cifsを使用した正常なマウント操作です。NASアレイの通信に使用されるネットワーク インターフェイスを確認します。このネットワーク インターフェイスは、資産レベルで割り当てられた優先ネットワークの一部である必要はありません。

PowerProtect Data Managerアプライアンスには、プロキシからNASアレイへの通信用に特定のネットワークまたはVLANを選択するメカニズムがないため、これは制限事項です。

この問題は、今後のリリースで修正される予定です。
回避策については、Dellサポートにお問い合わせください。