トラブルシューティング上の理由により、テクニカル サポートはSSHプロトコルを使用してOpenManage Enterpriseアプライアンスに接続する必要がある場合があります。
このSSH接続を許可するには、Dellサポートによって署名されたファイルを保有している必要があります。このファイルはdat.iniと呼ばれ、テキスト ユーザー インターフェイス(TUI)を介して生成されます。
dat.iniファイルを生成するための手順:
1.OpenManage Enterprise仮想マシン コンソールに接続します。
2.[
Enable Field Service Debug (FSD) Mode]>[
Unblock FSD Capabilities]>[
Generate]の順に選択します。
3.FSD機能のブロック解除
4.セキュリティ上の目的で、アクセス期間を設定する必要があります。開始日と終了日を設定したら、[Generate]をクリックします。アクセス期間は180日以内である必要があります。
5.次のメッセージに表示されたパスを使用してdat.iniファイルをリカバリーします
重要:FSD共有には、CIFS/SMB経由のゲスト アクセスが必要です。
使用している環境で対象の共有へのゲスト アクセスが許可されていることを確認します。許可されていないと、アクセス拒否のエラー メッセージが表示されることがあります。 詳細については、次のMicrosoft記事を参照してください。
https://support.microsoft.com/help/4046019/guest-access-in-smb2-disabled-by-default-in-windows-10-and-windows-ser
ファイルが生成されたら、サポート チームに送信できます。
このファイルは、開発チームによって署名されます。このファイルは、生成されたときと同じ方法でインストールできます。つまり、OMEアプライアンス コンソールを使用します。
1.FSDメニューから、[
Install/Grant Signed FSD DAT]を検証します。
2.[
Invoke the debug capability]を選択します。
これにより、SSH経由のルート アクセスが可能になります。その時点から、テクニカル サポートはインストールの制御を行うことができます。
アクセスを取り消す方法
アクセスを取り消すには、同じメニューに戻り、[
デバッグ機能を無効にする]を選択します