PowerProtect：ファイル システムの一元的なバックアップを構成および実行する方法

手順：

1. PowerProtect Data Managerユーザー インターフェイス(UI)に接続し、[ Protection > Protection Policies ]セクションに移動します。[ Add ]ボタンをクリックします。

図1: 保護ポリシーの追加

2. ポリシー名を定義します。必要に応じて、ポリシーの 説明 を追加し、バックアップの ファイル システム タイプ を選択します。

3. [Centralized Backup]オプションを選択します。

図3：[Centralized Backup]を選択します。 

4. [Centralized Protection(一元化された保護)] を選択します。

図4：[Centralized Protection]を選択します。

5. 保護ポリシーに含める資産を選択します。

図5：保護ポリシーに含める資産

6. 必要に応じて、 ファイル除外 を有効にし、ファイルサイズ、ファイルタイプ、変更時刻、またはフォルダパスに基づいてファイル除外を追加します。除外が必要ない場合は、このオプションを無効にします。

図6：必要に応じて、ファイル除外を有効にします。

7. [ 目標] セクションで、 ストレージ ターゲット、 バックアップ レベル、保存期間、頻度、バックアップ ウィンドウを定義します。

図7：[目標]セクションで、[ストレージ ターゲット]、[バックアップ レベル]、[保存]、[頻度]、[バックアップ ウィンドウ]を定義します。

8. プライマリ バックアップ情報の追加:

• ストレージ名: 使用するターゲットDDを定義します。
• ストレージ ユニット: [新規]を選択して、このバックアップ用のData Domainに新しいストレージ ユニットを作成します。既存のストレージ ユニットを展開して選択できます。
• ネットワーク インターフェイス: マルチLAN環境で特定のネットワーク インターフェイスを使用する必要があるかどうかを定義します。
• 次のファイルを作成します。バックアップのレベル(フルまたはシンセティック フル)を選択します。
• すべてのバックアップ: バックアップの頻度(日、週、月、時間、年)を定義します。
• 保持対象: バックアップの保存ポリシーを指定します。
• 開始と終了: バックアップ ウィンドウを定義します。が開始され、強制終了されると、バックアップのステータスに関係なく、実行中かどうかに関係なく強制終了が発生します。

図8：プライマリ バックアップの追加

9. ポリシー の追加オプション を定義します。

• ディザスター リカバリー オプション:

システム状態ファイルのみをバックアップします。システム状態ファイルのバックアップのみを実行します。デフォルトでは、このチェックボックスは選択されておらず、ベアメタル リカバリ(BMR)データがバックアップされます。
 

メモ: ポリシーがこのオプションで設定されている場合は、システム状態リカバリ(SSR)のみを実行でき、バックアップされたデータにはSSR情報のみが含まれます。WinPEを使用したBMRは使用できません。

欠落しているシステム状態ファイルを無視します。欠落しているWindowsシステム状態ファイルはエラーとして報告され、バックアップが失敗し、ファイルが見つからないと報告されます。このオプションはデフォルトで選択されています。

重要でないダイナミック ディスクを除外します。ダイナミック ディスク パックのいずれかのボリュームが重要な場合、ダイナミック ディスク パック内のすべてのボリュームは重要と見なされます。デフォルトでは、このオプションは選択されておらず、重要でないダイナミック ディスクはバックアップ データの一部です。大規模なシステム状態ファイルの作成を回避するには、このオプションを選択して、重要でないダイナミック ディスクをバックアップ データから除外します。

重要なボリュームを識別する際は、サード パーティーのサービスを無視します。Windowsサービスまたはアプリケーションが重要でないディスクにインストールされている場合、そのディスクは重要と見なされます。デフォルトでは、このオプションは選択されておらず、バックアップにはWindowsサービスまたはアプリケーションがインストールされているディスクが含まれています。大規模なシステム状態ファイルの作成を回避するには、このオプションを選択します。

• トラブルシューティング

トラブルシューティングの目的でデバッグ ログを有効にします。有効なデバッグ

10. [Summary]タブでポリシー設定を確認し、構成を完了します。

図9：[Summary]タブポリシー設定を確認し、構成を完了します。

保護ポリシーの手動実行

1. PowerProtect Data Manager UIから、 Protection > Protection Policies セクションに移動します。実行する PLC を選択し、[ Protect Now ]ボタンを選択します。

図10：PLCと[Protect Now]ボタンを選択します。

2. [資産 ]セクションで、保護する資産を選択します。

• すべての資産: 選択したすべての資産をこのポリシーに含めます。
• お客様：PLCの手動実行中に保護する特定の資産を選択します。

図11：保護する資産を選択します。

3. [ 構成 ] セクションで、適用するバックアップおよび保存ポリシーのレベルを選択します。

図12：バックアップおよび保存ポリシーのレベル 

4. [Summary ]タブを確認して完了します。

図13：[Summary]タブを確認して完了します。

5. PowerProtect Data Manager UI ジョブ セクションで、手動ジョブを監視します。

図14：手動ジョブを監視します。