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文書番号: 000219462


Windows Server: パフォーマンスログの取得方法

概要: 本ドキュメントでは、パフォーマンスログの取得方法および調査時に必要となるtasklist /svcの実行について説明します。

文書の内容


手順

手順概要

  1. パフォーマンスログの取得設定
  2. パフォーマンスログの取得(開始/停止)
  3. tasklist /svcの結果取得

 

パフォーマンスログの取得設定

  1. スタート -> Windows管理ツールよりパフォーマンスモニターをクリックします。
    *Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行を開き"perfmon.msc"と入力して起動することもできます。
    Open Performance Monitor

  2. "データコレクターセット"を展開し、ユーザー定義を右クリックします。
    新規作成よりデータコレクターセットをクリックします。
    Select data collector set menu

  3. ログの名前(例: performanceなど)を入力し、手動で作成するを選択して次へをクリックします。
    Name the data collector set

  4. "データログを作成する"セクションより"パフォーマンスカウンター"を選択し次へをクリックします。
    Select Performance Counter

  5. 追加をクリックしパフォーマンスカウンター画面を起動します。
    Add performance counter

  6. 以下のカウンターを選択し、追加ボタンより追加します。

    • Cache
    • Memory
    • Network Interface
    • Objects
    • Paging File
    • PhysicalDisk
    • Process
    • Processor
    • Processor Information*CPU負荷に関する調査の場合必須
    • Server
    • Server Work Queues
    • System
    • Thread

    Counter selection

  7. データのサンプル間隔はデフォルト(15秒)のまま次へをクリックします。
    *事象によりサンプル間隔の調整が必要な場合があります。
    Sample duration

  8. 出力先となるログファイル保存先は任意の場所を指定し、完了をクリックします。
    Setting destination

 

パフォーマンスログの取得(開始/停止)

現象発生時に、以下の手順にてカウンタログを開始/停止することで、パフォーマンスログが取得されます。

  1. 事象が発生したら、データコレクターセット -> ユーザー定義より任意のカウンタを右クリックし、開始をクリックします。

  2. 30分ほど経過後、カウンタを右クリックし停止をクリックします。
    *事象により停止時間調整が必要な場合があります。

  3. 出力先に指定したフォルダ配下に作成された.blg形式のファイルを、zipなどに圧縮しテクニカルサポートへ送付してください。
    Log collection

 

tasklist /svcの結果取得

現象発生時のパフォーマンスログ取得後、サーバーを再起動する前に採取する必要があります。
パフォーマンスログを採取後に取得してください。

  1. コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。
    tasklist /svc > c:\tasklist.txt

  2. c:\tasklist.txtに保存されたファイルをテクニカルサポートへ送付してください。
    tasklist example

 

文書のプロパティ


影響を受ける製品

Microsoft Windows Server 2016, Microsoft Windows Server 2019, Microsoft Windows Server 2022

最後に公開された日付

14 11月 2023

バージョン

1

文書の種類

How To