PowerFlex：PowerFlexシステムをDell AIOpsにオンボードするための一般的な手順

Dell AIOpsの概要

Dell AIOpsは、機械学習を活用し、インテリジェントで包括的な予測分析を通じて、Dell ITインフラストラクチャ システムの全体的な正常性をプロアクティブに監視および測定するクラウドベースのアプリケーションです

この記事では、次のDell AIOps接続について説明します。

• PowerFlex Managerを使用したPowerFlexアプライアンス、PowerFlexラック、またはPowerFlexソフトウェア(v4.0+)
• PowerFlex Gatewayを使用したPowerFlexソフトウェア(v3.6)またはReady nodeソリューション

オンボーディング - PowerFlex 4.0以降

• 一般要件:
  • Dell AIOpsにログインするユーザーは、Dellサポートの認証情報を持っている必要があります
    「デル・テクノロジーズ オンライン サポートへのアクセスを登録する方法または既存のアカウントをアップグレードする方法」を参照してください。 一般要件
  • Dell AIOpsにデータを正常に送信するには、Dell AIOpsで使用するすべてのデバイスがProSupport(またはそれ以上)の契約を締結している必要があります
    ProSupportの対象範囲を確認するには、サポート サービスと保証ページでデバイスのサービス タグを入力します
  • PowerFlexの管理者認証情報を持つユーザー
• 次のいずれかです。
  • PowerFlexアプライアンス
  • PowerFlexラック
  • PowerFlexソフトウェア
• セキュア コネクト ゲートウェイ
• PowerFlexの最小バージョン:4.0
• 最小PowerFlex Manager - 4.0
• 構成
  • PowerFlexシステム ライセンスが構成されています
  • システムはセキュア コネクト ゲートウェイに登録されています

手順 - PowerFlex Managerを使用したPowerFlexアプライアンス、PowerFlexラック、またはPowerFlexソフトウェアの使用

1. アプライアンスのIPアドレスをブラウザーに入力し、管理者認証情報を使用してPowerFlex Managerにログインします。
2. PowerFlex ManagerからSettings>Events and Alertsに移動します。

3. [Notification Policies]をクリックします。

4. SupportAssist(4.8より前のPowerFlex Managerバージョンの場合)またはDell Technologies Connectivity Services(バージョン4.8以降の場合)をクリックします。

5. [概要]画面で、[ 次へ]をクリックします。

6. ライセンス契約画面で、 ライセンス契約 と テレメトリー契約 に同意し、次へをクリックします。

7. 接続タイプ画面で、Embedded Service Enabler (ESE)を使用している場合はConnect Directly を、集中型セキュア コネクト ゲートウェイを使用する場合はConnect with Gateway Server を選択します。

ゲートウェイ サーバーを使用して接続を選択する場合は、セキュア コネクト ゲートウェイのIPアドレスを入力します。

8. [Connect to Dell AIOps]が選択されていることを確認し、[Next]をクリックします。

9. 認証画面で、 アクセス キー と PINを入力し、デバイス タイプを選択します。 

Typeリストから構成を選択します。

• PowerFlexアプライアンス
• PowerFlexラック
• PowerFlexソフトウェア

PowerFlexソフトウェアに必要なのは、アクセス キーとPINのみです。

表示される情報を取得するには、次の手順を実行します。

• アクセス キーとPINを生成します。「Dell製品のアクセス キーとPINの生成」を参照してください。 
• eSWUIDを検索します。

• ソリューションのシリアル番号を検索する:
  PowerFlexラックまたはアプライアンスの背面を見てください。番号は次の形式で表示されます。
  PowerFlexアプライアンス = ELMVXFxxx
  PowerFlexラック = ELMVXRxxx 

10. サポート連絡先画面で、一次サポート連絡先の連絡先情報を入力します。

11. 変更が適用されるまで待ってから、[ Finish ]をクリックして構成を完了します。 

Dell AIOpsへのアクセス

1. Dell ProSupportの認証情報を使用して、 https://aiops.dell.com/ でDell AIOpsにログインします。
   Dell AIOpsにログインする新規ユーザーには、次のオンボーディング画面が表示されます。

  

2. Dell AIOpsは、サポート認証情報に基づいてユーザーのサイトIDに関連付けられているシステムを取得し、プロセスが完了すると成功メッセージを表示します。

3. Dell AIOpsにログインすると、Dell AIOpsに正常にデータを送信しているすべてのシステムが表示されます。ユーザーがDell AIOpsにデータを送信するようにシステムを正常に構成していない場合は、Dell AIOps UIの[Connectivity]ページに移動します。[Connectivity]ページには、Dell AIOps互換システムが表示されます。

オンボーディング - PowerFlex 3.6.x

前提条件 - PowerFlex Gatewayを使用したPowerFlexソフトウェアまたはReady Nodeの使用

• 一般要件
  • Dell AIOpsにログインするユーザーは、Dellサポートの認証情報を持っている必要があります
    「Dell Technologiesオンライン サポートへのアクセスを登録する方法または既存のアカウントをアップグレードする方法」を参照してください。 
  • Dell AIOpsにデータを正常に送信するには、Dell AIOpsで使用するすべてのデバイスがProSupport(またはそれ以上)の契約を締結している必要があります
    ProSupportの対象範囲を確認するには、サポート サービスと保証ページでデバイスのサービス タグを入力します
  • PowerFlexの管理者認証情報を持つユーザー
• Secure Remote Servicesの最小バージョン:3.46.00.04
• PowerFlexの最小バージョン:3.6.0
• オペレーティング システム パッケージ
  • Dell AIOpsを使用しないゲートウェイで使用されるのと同じオペレーティング システムの依存関係
  • .zip ファイルを作成するためのオペレーティング システム パッケージ
• 必要な構成
  • PowerFlex Gateway Lockboxが構成されています
  • PowerFlexシステム ライセンスが構成されています
  • システムはSecure Remote Servicesゲートウェイに登録されています
• 大容量ファイルのアップロードのサポート
  • 一部の古いシステムでは、ゲートウェイ管理接続に単一の1 GbEネットワーク インターフェイスのみを使用しています。システムの規模によっては、Dell AIOpsデータをアップロードすると、他のゲートウェイ操作が妨げられたり、速度が低下したりする場合があります。
  • 10 GbEまたはボンディング1 GbEインターフェイスを推奨します。

手順 - PowerFlex Gatewayを使用したPowerFlexソフトウェアまたはReady Nodeの使用

1. Webブラウザーから、PowerFlex GatewayのIPアドレスを入力し、PowerFlexインストーラーにログインします。
2. Maintainタブに移動し、次の情報を入力します。

    

   注：ヘルプについては、このページを参照してください。

    

   • プライマリー メタデータ マネージャー(MDM) IPアドレス
   • MDM管理者のユーザー名とパスワード
   • LIA認証タイプ
   • LIAパスワード
3. [Retrieve the system topology]をクリックします。

4. Maintainタブで、 System Logs and Analysisを選択します。
5. PowerFlexがSecure Remote Servicesに登録されていることを確認します。

 

注：Dellユーザー アカウントのパスワードに特殊文字を含めることはできません。これは1回限りのイベントであるため、PowerFlexシステムをSecure Remote Servicesに登録した後、一時的にシンプルなパスワードを設定し、安全なパスワードに戻すことができます。

 

PowerFlexをSecure Remote Servicesに登録するには、次の情報を入力します。

6. PowerFlexがSecure Remote Servicesに登録されたら、Send data to CloudIQ オプションが選択されていることを確認します。このオプションはデフォルトで有効になっています。|

7. Dell AIOpsのUIに進みます。上記の「Dell AIOpsへのアクセス」を参照してください。