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Integrated Dell Remote Access Controller 8バージョン2.70.70.70ユーザーズ ガイド

USB NIC 対応のオペレーティングシステム

USB NIC 対応のオペレーティングシステムは次のとおりです。
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2008 SP2 (64 ビット)
  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • SUSE Linux Enterprise Server バージョン 10 SP4(64 ビット)
  • SUSE Linux Enterprise Server バージョン 11 SP2(64 ビット)
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4
  • RHEL 5.9(32 ビットおよび 64 ビット)
  • RHEL 6.4
  • RHEL 6.7
  • vSphere v5.0 U2 ESXi
  • vSphere v5.1 U3
  • vSphere v5.1 U1 ESXi
  • vSphere v5.5 ESXi
  • vSphere v5.5 U3
  • vSphere 6.0
  • vSphere 6.0 U1
  • CentOS 6.5
  • CentOS 7.0
  • Ubuntu 14.04.1 LTS
  • Ubuntu 12.04.04 LTS
  • Debian 7.6(Wheezy)
  • Debian 8.0

Windows 2008 SP 2 64 ビットオペレーティングシステム搭載のサーバでは、iDRAC 仮想 CD USB デバイスは自動的には検出されません(または有効になりません)。手動で有効にする必要があります。詳細については、Microsoft が推奨する手順を参照して、このデバイス用の Remote Network Driver Interface Specification(RNDIS)ドライバを手動で更新してください。

Linux オペレーティングシステムの場合、USB NIC を DHCP としてホストオペレーティングシステムに設定した後で、USB NIC を有効化します。

ホスト上のオペレーティングシステムが、SUSE Linux Enterprise Server 11、CentOS 6.5、CentOS 7.0、Ubuntu 14.04.1 LTS、または Ubuntu 12.04.4 LTS である場合、USB NIC を iDRAC で有効にした後、ホストオペレーティングシステムで DHCP クライアントを手動で有効にする必要があります。DHCP の有効化の詳細については、SUSE Linux Enterprise Server、CentOS、および Ubuntu の各オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

vSphere の場合、VIB ファイルをインストールしてから、USB NIC を有効化する必要があります。

次のオペレーティングシステムでは、Avahi パッケージと nss-mdns パッケージをインストールする場合、https://idrac.local を使用して、ホストオペレーティングシステムから iDRAC を起動します。これらのパッケージがインストールされていない場合は、https://169.254.0.1 を使用して iDRAC を起動します。

表 1. USB NIC のオペレーティングシステムの詳細サポートされている OS の詳細は、次のとおりです。
オペレーティングシステム ファイアウォールのステータス Avahi パッケージ nss-mdns パッケージ
RHEL 5.9 32 ビット Disable(無効) 別のパッケージとしてインストール(avahi-0.6.16-10.el5_6.i386.rpm 別のパッケージとしてインストール(nss-mdns-0.10-4.el5.i386.rpm
RHEL 6.4 64 ビット Disable(無効) 別のパッケージとしてインストール(avahi-0.6.25-12.el6.x86_64.rpm 別のパッケージとしてインストール(nss-mdns-0.10-8.el6.x86_64.rpm
SLES 11 SP 3 64 ビット Disable(無効) Avahi パッケージは、オペレーティングシステム DVD に含まれています nss-mdns は、Avahi のインストール中にインストールされます
ホストシステムでは、RHEL 5.9 オペレーティングシステムのインストール中、USB NIC パススルーモードが無効状態になっています。インストール完了後にこのモードを有効しても、USB NIC デバイスに対応するネットワークインタフェースは自動的にはアクティブにはなりません。USB NIC デバイスをアクティブにするには、次のいずれかを実行します。
  • ネットワークマネージャツールを使用して、USB NIC インタフェースを設定します。System(システム) > Administrator(管理者) > Network(ネットワーク) > Devices(デバイス) > New(新規) > Ethernet Connection(イーサネット接続) と移動し、Dell computer corp.iDRAC Virtual NIC USB Device(Dell computer corp.iDRAC 仮想 NIC USB デバイス) を選択します。Activate(アクティブ化)アイコンをクリックして、デバイスをアクティブにします。詳細については、RHEL 5.9 のマニュアルを参照してください。
  • 対応するインタフェースの設定ファイルを ifcfg-ethX として /etc/sysconfig/network-script/ ディレクトリ内に作成します。基本エントリの DEVICE、BOOTPROTO、HWADDR、ONBOOT を追加します。ifcfg-ethX ファイルに TYPE を追加し、service network restart コマンドを使用してネットワークサービスを再起動します。
  • システムを再起動します。
  • システムの電源を切り、システムの電源を入れます。

RHEL 5.9 オペレーティングシステムを搭載しているシステムでは、USB NIC が無効にされた状態でシステムの電源を切るか、この逆順で、システムの電源を入れたときに USB NIC が有効になっていると、USB NIC デバイスは自動的にはアクティブにはなりません。アクティブにするには、/etc/sysconfig/network-script ディレクトリ内で ifcfg-ethX.bak ファイルが USB NIC インタフェースに使用可能であるかをチェックします。使用可能な場合は、このファイルの名前を ifcfg-ethX に変更し、ifup ethX コマンドを使用します。


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