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Integrated Dell Remote Access Controller 8バージョン2.70.70.70ユーザーズ ガイド

電源装置オプションの設定

冗長性ポリシー、ホットスペア、およびパワーファクタ補正などの電源装置オプションを設定できます。

ホットスペアは、冗長電源装置(PSU)を設定して、サーバーの負荷に応じて電源をオフする PSU の機能です。これにより、残りの PSU はより高い負荷および効率で動作できます。これには、この機能をサポートする PSU が必要で、必要なときに迅速に電源オンできます。

2 台 PSU システムでは、PSU1 または PSU2 をプライマリ PSU として設定できます。4 台 PSU システムでは、PSU のペア(1+1 または 2+2)をプライマリ PSU として設定する必要があります。

ホットスペアが有効になっていると、PSU がアクティブになり負荷に基づいてスリープ状態に移行できます。ホットスペアが有効になっている場合、2 台の PSU 間の電流の非均等な配分が有効になります。1 台の PSU がアウェイク状態で、大部分の電流を提供します。もう 1 台の PSU はスリープモードになり、小量の電流を提供します。これは 2 台のPSU による 1+0 と呼ばれることが多く、ホットスペアは有効になっています。すべての PSU-1 が回路 -A にあり、すべての PSU-2 が回路 -B 上にある場合、ホットスペアを有効にする(工場出荷時のデフォルト設定)と、回路 -B への負荷は大幅に低くなり、警告がトリガされます。ホットスペアを無効にしている場合、電源の共有は、2 台の PSU 間で五分五分となり、回路 -A と回路 -B は通常、同一の負荷を分担します。

パワーファクタは、皮相電力に対する実際に消費された電力の割合です。パワーファクタ補正が有効になっている場合、サーバーは、ホストがオフのときに少量の電力しか消費しません。デフォルトでは、サーバーの工場出荷時にパワーファクタ補正が有効化されています。


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