プールへのドライブの追加
新しいドライブをプールに追加してストレージ容量を増やします。
注:
- 動的プールに使用するドライブの最小数は、選択されているRAID幅にドライブ1台を加算したものです。
- プール内のストレージ リソースに対してデータ削減と高度な重複排除が有効になっている場合、ハイブリッド プールを拡張するには、プール内でのフラッシュ ドライブの割合を10%以上にする必要があります。
書式
/stor/config/pool {-id
<value> | -name
<value>} extend [-async] {-diskGroup
<value> -drivesNumber
<value> [-storProfile
<value>] | -disk
<value> [-tier
<value>]}
オブジェクト修飾子
修飾子 | 説明 |
---|
-id | 拡張するプールのIDを入力します。 |
-name | 拡張するプールの名前を入力します。 |
アクション修飾子
修飾子 | 説明 |
---|
-async | 操作を非同期モードで実行します。 |
-diskGroup(物理環境のみ) | プールに追加するドライブ グループのIDをコンマで区切って入力します。 |
-drivesNumber(物理環境のみ) | プールに追加する、指定したドライブ グループからのドライブ数をコンマで区切って入力します。-storProfileを指定しないでこのオプションを指定すると、選択したドライブ グループの各ドライブ タイプのデフォルトのRAID設定と-drivesNumberの値とが一致しない場合に操作が失敗する可能性があります。 注:ハイブリッド フラッシュ アレイ上に動的プールを作成する場合、HDDシステム ドライブを指定することはできません。従来型のプールを作成する場合は、HDDシステム ドライブを指定できます。 |
-storProfile(物理環境のみ) | プールに適用するストレージ プロファイルのIDをコンマで区切って入力します。このオプションが指定されていない場合、デフォルトのRAID構成は、選択したドライブ グループ内の特定のドライブ タイプごとに選択されます。
- NL-SAS(ストライプ長8のRAID 6)
- SAS(ストライプ長5のRAID 5)
- フラッシュ(ストライプ長5のRAID 5)
|
-disk(仮想環境のみ) | プールに追加するドライブのコンマ区切りリストを指定します。指定するドライブは、追加の保護を必要としない信頼性の高いストレージ オブジェクトでなければなりません。 |
-tier(仮想環境のみ) | 追加されたドライブが割り当てられる階層のコンマ区切りリストを指定します。このリストで階層が指定されていない場合、関連するドライブの階層化情報が使用可能である場合は、階層が自動的に割り当てられます。有効な値は次のとおりです。 |
例1 (物理環境のみ)
次のコマンドを実行すると、ドライブ グループDG_1から7台のドライブが追加されてプールpool_1が拡張されます。
uemcli -d 10.0.0.1 -u Local/joe -p MyPassword456! /stor/config/pool –id pool_1 extend –diskGroup dg_1 –drivesNumber 7 -storProfile profile_12Storage system address: 10.0.0.1
Storage system port: 443
HTTPS connection
ID = pool_1
Operation completed successfully.
例2 (仮想環境のみ)
次のコマンドを実行すると、vdisk_1とvdisk_5という2つの仮想ディスクを追加することによってプールpool_1が拡張されます。
uemcli -d 10.0.0.2 -u Local/joe -p MyPassword456! /stor/config/pool –id pool_1 extend –disk vdisk_1,vdisk_5Storage system address: 10.0.0.2
Storage system port: 443
HTTPS connection
ID = pool_1
Operation completed successfully.