Data Domain Compatibility Guide 確認方法 (DDOS/DDBoost/バックアップソフト互換性ガイド)

• Data Domain Compatibility Guide (互換性ガイド) とは

Data DomainではCIFS/NFS/VTL/DDBoost等の複数プロトコルを使用したバックアップ・アプリケーションによる書き込みをサポートしています。

但し、DDOS version, DDBoost plugin version, Backup Server OS type/version, Backup Application type/version,  Protocol などの組み合わせにより互換性の有無がございます。導入前、DDOSアップグレード（メジャーバージョン）前にぜひご確認頂ければ幸いです。

• Data Domain 互換性確認ページ

　　　Avamar, Data Domain and NetWorker Compatibility Guide

       http://compatibilityguide.emc.com:8080/CompGuideApp/DataDomain.jsp

• 以前はPDFによりDDOSバージョンごとなどに互換性ガイドが配布されておりましたが、現在は本URLから最新の互換性が確認可能となっております。（従来のPDF版は一部古い情報を含んでいる可能性がございます。）

• 確認方法(概要)

1. What do you want to do : 以下を用途に合わせて選択、ご確認下さい

• Data Domain Backup ---> バックアップ用途でData Domainをご使用の場合
• Data Domain Archive ---> アーカイブ用途でData Domainをご使用の場合
• Data Domain Boost ---> DD Boost機能をご利用の場合
• Data Domain Hardware ---> ハードウェア関連の互換性 (VTL HBA, IBMi, NDMP等)

// Data Domain Backup を選択した例 //

2. Data Domain Backup [Mandatory Filters]から以下を選択します。不明な場合はAllでかまいません。

• Vendor
• Product

3. Additional Search Filters [Optional]を必要に応じて選択します。不明な場合はAllでかまいません。

• Server OS
  • Server OS Version
• Protocol
• Emulation

4. GENERATE REPORT を押します

5. Backup Report を確認します。

• Print/Save Results を押すと、表示結果をPDFへ保存することが可能です。
• 各項目（バックアップアプリケーション名、バージョン、サーバOS、DDOSバージョン、プロトコル）の組み合わせで互換性があることが確認できます。

// 補足事項 //

• この結果に表示されていない各種ツール（cp、cpio、rsync、xcopy、copy、robocopy、フリーウェア）などについては、特に10MiB以下のファイルが多く書き込まれる環境・構成にてパフォーマンスや重複排除率が期待値よりも低くなる事例があるため、推奨されておりません。
• Linuxクライアントから、CIFSプロトコルを使用して、Data Domainへアクセスを行うことは未サポートとなっております。

KB 332059 - Mounting CIFS Share on Linux Client

https://support.emc.com/kb/332059