Dell TPM 2.0ファームウェア アップデート ユーティリティー

注意1：BitLockerが有効になっているシステムでは、BIOSをアップデートする前にBitLocker暗号化を一時停止してください。お使いのシステムでBitLockerを有効にしていない場合、この操作は必要ありません。BitLockerを無効にする方法については、support.dell.comで提供されている『WindowsでTPMを使用してBitLockerを有効または無効にする方法』を参照してください。
注意2：TPMは、BIOSセットアップ上で有効化し、所有されていない状態にしておく必要があります。TPMが所有されている場合、BIOSセットアップにアクセスしてTPMをクリアしてから、先に進んでください。Windowsオペレーティング システムでTPMを再初期化するには、TPM.mscの実行が必要な場合があります。
注意3：TPMの所有権を消去すると、一部のオペレーティング システムは次回の起動時にTPMの所有権を自動的に取得します（TPMの自動プロビジョニング）。アップデートを進めるためには、オペレーティング システムでこの機能を無効にする必要があります。

Windows向けDell TPMアップデート ユーティリティー

ダウンロード
1. ［ファイルのダウンロード］をクリックします。
2. ［ファイルのダウンロード］ウィンドウが表示されたら、［保存］をクリックしてファイルをハード ドライブに保存します。

WindowsでTPM自動プロビジョニングを無効にする
注意：TPMアップデート ユーティリティーを実行する前に、TPMの所有権を消去します。
1. Windowsを起動します
2. PowerShellコマンド ウィンドウを管理者モードで開きます
3. PowerShellコマンド プロンプトに、次のコマンドを入力します。
> Disable-TpmAutoProvisioning
4. 次の結果が表示されることを確認します。
- AutoProvisioning: Disabled
5. システムを再起動し、F2を押してBIOSセットアップを開きます。
6. ［Security］＞［TPM 1.2/2.0 Security］の順に移動します。
7. ［Clear］チェックボックスをオンにし、プロンプトが表示されたら［Yes］を選択してTPM設定を消去します。
該当する項目を選択できない場合は、この手順を省略できます。
8. ［Exit］をクリックして変更を保存します。
9. Windowsを再起動します。
10. TPMが所有された状態ではないことを確認します。
11. TPMのアップデートが終了したら、自動プロビジョニングを再度有効にするため、管理者モードで次のPowerShellコマンドを起動します。
> Enable-TpmAutoProvisioning
12. 次の結果が表示されることを確認します。
- AutoProvisioning: Enabled

Windows環境でTPMアップデート ユーティリティーを使用して、TPMファームウェアをアップデートする
1. ファイルをダウンロードした場所に移動します。
2. 新しいファイルをダブルクリックします。
Windowsシステムが自動的に再起動され、システム起動中にTPMがアップデートされます。TPMアップデートの完了後、システムが自動的に再起動されます。