Dell EMC OpenManage Ansibleモジュール バージョン1.1

修正:
1. 問題1（86459）: iDRACのファームウェア バージョンが3.00.00.00または3.11.11.11の場合、第14世代サーバーでiDRACのタイム ゾーン設定タスクを終了する際に［Job wait did not return for 7200 seconds（7,200秒の間、ジョブの待機から復帰しませんでした）］というメッセージが表示されるが、 実際には新しいタイム ゾーンの値がサーバーに適用されている問題。
2. 問題2（83769）: iDRACのファームウェア バージョンが3.15.15.15未満の場合、第12世代、第13世代、および第14世代のサーバーでは、Linux NFS共有を使用したLCログ、TSRログのエクスポートに失敗し［Cannot access Network Share（ネットワーク共有にアクセスできません）］というエラー メッセージが表示される問題。
3. 問題3（91679）: iDRACのファームウェア バージョンが3.00.00.00の第14世代サーバーでは、DUPリポジトリーがLinux NFS共有上にある場合、ファームウェア アップデートに失敗する問題。

強化:
1. Ansibleコントローラーでローカル ファイル パスを使用してiDRACとのインポート/エクスポート操作を行うHTTP/HTTPSメッセージに、サーバー構成プロファイル（SCP）を配信するサポートを追加。
2. 豊富な機能を備えた新しいストレージ ボリューム モジュール「dellemc_idrac_storage_volume」により、以下を実現。
- BOSSコントローラーでのRAIDボリュームの作成をサポート。
- RAIDコントローラーのすべてのボリュームを表示。
- 単一のAnsibleタスクを使用して、ストレージ コントローラー上に複数のRAIDボリュームを作成。
- RAIDボリュームの作成中に物理ディスク（それぞれのスロットの位置または物理ディスクID）を選択。
- 1つのディスク グループに複数のVDを作成可能。
3. 新しい「dellemc_idrac_storage_volume」モジュールにすべての機能を追加し、「dellemc_configure_raid」モジュールを廃止。
4. BIOS設定モジュールの強化により、以下を実現。
- すべてのBIOS属性の設定（起動設定、プロセッサーの設定、メモリーの設定、システムおよびワークロードのプロファイル、システム セキュリティーなど）をサポート。
- Redfish APIの順序変更を利用したブート ソースの状態変更をサポート。ブート ソース デバイスの有効化/無効化。
5. DRMリポジトリーからファームウェア アップデートを使用する場合に、カスタム カタログのファイル名を設定するサポートを追加。
6. 確認モードをサポート（サーバーの構成変更が行われるかどうかを事前に確認）。
7. プレイブックの例を追加/更新。