インテルNICファミリー バージョン22.5.0用Linuxベース ドライバー - RPMインストール

修正
=====
-GNSSのTTY構成ポートが/dev/gnss*で見つからない問題を解決。{265216}

機能強化
============
- RHEL 9.2/RHEL 8.8/SLES 15 SP5 OSのサポートを追加。

既知の問題
===========
- GNSS/GPSサポートの制限事項
- カーネルでのGNSS/GPSサポート
GNSS/GPSのサポートは、カーネルで有効となっているCONFIG_GNSSによって異なります。現時点（2023年2月）では、
RHELディストリビューションのカーネルは、CONFIG_GNSSをサポートしていません。SLESディストリビューションの場合、
SLES 15 SP2以降のカーネルはCONFIG_GNSSをサポートしていますが、必要なgnss*.koモジュールは
「kernel-default」パッケージに含まれていません。「Product-WE」モジュール内にある「kernel-default-extra」RPMをインストールして、
SLES 15 SP2以降のgnss*.koモジュールを取得する必要があります。
- ドライバーでのGNSS/GPSサポートを有効にする
ドライバーでGNSS/GPSのサポートを有効にするには、コンパイル中にCFLAGS_EXTRA="-DGNSS_SUPPORT"のオプションを追加します
。
例えば、CFLAGS_EXTRA="-DGNSS_SUPPORT"とします。
カーネルがCONFIG_GNSS（CONFIG_GNSS=nなど）をサポートしていない場合、ドライバーのコンパイル中に追加した上記のオプションには
ドライバーのGNSS/GPSサポートは含まれないことにご注意ください。{257150, 256766}
- 「irdma.ko.xz needs unknown symbol ...」などの警告メッセージが、
igb、ixgbe、i40e、iceなどのベース ドライバーのインストール中に表示されることがある。警告メッセージは
ドライバーのインストールに影響はありませんので、無視してかまいません。メッセージを防止するには、ベース ドライバーをインストールする前に、
irdmaドライバーをインストールしてください。{257788}
- インテル(R)イーサネットXL710コントローラー ベース アダプターが一部の40Gbpsアクティブ光ケーブル(AOC)に
接続されているときに、「Supported link modes」および「Advertised link modes」の各フィールドに「Not reported」と
表示されることがある。この場合でも、リンクは正常に動作します。
- SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1のオフライン インストール（NICを有効なネットワークに
接続しない状態でのインストール）を実行中、Ethernetケーブルが接続されていても、OSで
PHYリンクが無効化される。ネットワーク未使用時、省電力のためにインテル ドライバーがリンクを
無効にするため、PHYリンクは無効化されます。インストール中またはインストール後、ネットワーク設定を
構成すると、リンクLEDは復元されます。
- 4 x 25クワッド ブレークアウトまたは1 x 100ポート オプションが、インテル(R)
イーサネット100G 2P E810-Cアダプター製品のポート2でしか使用できない。
- 依存関係がないために、Red Hat OSではrdma-coreのコンパイルに失敗することがある。「README_irdma.txt」ファイルに、
「Building and Installation」というタイトルのセクションがあり、そのステップ5でRed Hatにおける
rdma-coreのパッチの適用、ビルド、インストールの手順を説明しています。rdma-core-42.0 rpmが正常に作成できるよう、
次のパッケージがインストールされていることを確認してください。パッケージは、cmake、libudev-devel、
python3-Cython、ninja-build、pandoc-common、pandoc、libnl3-develの順です。一部は次のリンクから
ダウンロード可能です。
- https://vault.centos.org/centos/8/PowerTools/x86_64/os/Packages/python3-Cython-0.28.1-3.el8.x86_64.rpm
- https://vault.centos.org/centos/8/PowerTools/x86_64/os/Packages/ninja-build-1.8.2-1.el8.x86_64.rpm
- http://mirror.centos.org/centos/8-stream/PowerTools/x86_64/os/Packages/pandoc-common-2.0.6-5.el8.noarch.rpm
- https://vault.centos.org/centos/8/PowerTools/x86_64/os/Packages/pandoc-2.0.6-5.el8.x86_64.rpm
- http://rpmfind.net/linux/RPM/centos/8-stream/baseos/x86_64/Packages/libnl3-devel-3.7.0-1.el8.x86_64.html
必要なパッケージがインストールされたら、rdma-core-42.0 rpm.L2をビルドしてインストールします。{258041}
-Linuxベースのオペレーティング システムで、サポートされていない接続速度であるにもかかわらず、
特定のアダプターに対して100Mの接続速度が推奨されることがある。{256065}