Dell PowerVault ML6000、v.Library FW: 571G.GS002 LTO3 FW: 93G0 LT04 FW: 94D4、A11

PowerVault ML6000ライブラリ・サービス・ユーティリティの実行
注意: このユーティリティを実行する必要があるのは、バージョン320G.GS004のファームウェアからアップグレードするML6000ライブラリのみです。このユーティリティはバージョン320G.GS004から任意の後続バージョンへのファームウェアアップグレードを試行する前に、実行する必要があります。

このライブラリユーティリティは、Microsoft Windows 2000、2003、XPのいずれかを実行する任意のホストサーバから実行できます。ユーティリティをインストールおよび実行するには、次の手順に従います。
a.http://support.dell.comからダウンロードしたファイルをブラウズし、X:\dell\drivers\R231880\Utility\に解凍します。X:はシステムルートです。
b.ML6000LibraryServiceUtilityInstall.exeをダブルクリックし、「Next（次へ）」ボタンをクリックします。
c.インストールパスを確認し、「Install（インストール）」ボタンをクリックし、ユーティリティのインストールを続行します。

インストールが完了したら、スタートボタンをクリックし、「プログラム」>「ML6000 Library Service Utility（ML6000ライブラリ・サービス・ユーティリティ）」に移動します。ショートカットをクリックしてユーティリティを起動します。
ユーティリティが起動されたら、「Wizards（ウィザード）」メニューをクリックし、「ML6000 Library Update Fix（ML6000ライブラリアップデートの修正）」を選択します。
各ウィンドウで必ずすべての説明に目を通してください。「Get Library Address（ライブラリアドレスの取得）」画面に至るまで、「Next（次へ）」ボタンをクリックします。
更新を適用するML6000ユニットのIPアドレスと管理者パスワードを入力します。「Next（次へ）」をクリックします。
アップデートを適用するには、「Perform ML6000 Library Update Fix （ML6000ライブラリアップデートの修正の実行）」ボタンをクリックします。
注意: 前のステップで無効なIPアドレスまたは正しくない管理者パスワードを入力した場合、アップデートは失敗し、SFTPログインに失敗したことを示すダイアログ・メッセージ・ボックスが表示されます。「Back（戻る）」ボタンを押して確認し、正しいIPアドレスまたは管理者パスワードを入力し直します。

警告: アップデートプロセスの開始後は、完了まで待つ必要があります。このプロセスを絶対に中断しないでください。ライブラリが動作しなくなるおそれがあります。

アップデートが正常に適用されると、修正が成功したことと、ライブラリが再起動することを示すダイアログボックスが表示されます。

PowerVault ML6000ライブラリファームウェアのアップグレード
Webクライアントの「Tools（ツール）」メニューの「Update Library Firmware（ライブラリファームウェアのアップデート）」コマンドを使用して、ライブラリ・アプリケーション・ファームウェアをアップデートします。
a.http://support.dell.comからダウンロードしたファームウェアファイルをブラウズし、X:\dell\drivers\R231880\Library\に解凍します。X:はシステムルートです。

警告: アップデートプロセスの開始後は、完了まで待つ必要があります。このプロセスを絶対に中断しないでください。データ損失のおそれやライブラリが動作しなくなるおそれがあります。

ライブラリファームウェアをアップデートするためにライブラリが再起動ことを通知するダイアログボックスが表示されます。

ライブラリが再起動してからライブラリにログインし、「About Library（ライブラリのバージョン情報）」レポートを開いてライブラリのファームウェアがアップデートされたことを確認します。
該当する画面を開くパスは次の通りです。

a.Webクライアントから、「Reports About ML6000（ML6000に関するレポート）」を選択します。
b.オペレータパネルで、「Tools About Library（ライブラリに関するツール）」を選択します。

ライブラリの設定を保存します。