Mellanox ConnectX-4 Lx、ConnectX-4、およびConnectX-5 Exイーサネット アダプター用Windows Server OS 64ビット版ドライバー。

修正:
- 受信トレイのドライバーまたはWinOF 1.80以下のドライバーを使用して、UEFIモードのポート2でiSCSIブートを実行したときにBSODが発生する問題を修正しました。
- ドライバーのカウンター キャッシュ メカニズムによって生成される不正確な統計情報が原因で、「NDISTest 6.5 - [2 Machine] - Stats」HLKテストが失敗することがあります。
- vRSSモードのトラフィックが多いときにデフォルト以外のvPortのVMネットワーク インターフェイスRSSパラメーターを更新すると、ホストのデフォルト以外のvPortのネットワーク インターフェイスがリセットされ、ネットワーク接続が瞬間的に中断されることがあります。
- SR-IOVモードのときにVMで要求されるMSI-Xベクトル依存関係の量を変更しました。現在では、要求されるMSI-Xベクトルの量はRSSの設定だけに依存するようになり、infファイルによって制限されなくなりました。
- ドライバーを新しいバージョンにアップグレードする際にファームウェア アップグレード プロセスが失敗する原因となっていた問題を修正しました。
- LRO/RSCコーリスのデフォルト値が4Kのため、シナリオによっては100 GbEの帯域幅を達成できない場合があります。
- 仮想スイッチでVMQモードが有効になっている場合、RSS対応のネットワーク アダプターは、124個のVMNICがアドバタイズされていても60個のVMNICしかサポートしません。そのため、仮想NICでは60個のVMQしか使用できず、HLK VMQテストは失敗します。
- *TransmitBuffersパラメーターを2の累乗数以外の値に設定すると、パケットの送信中にBSODが発生します。
- パフォーマンス監視の送信キュー優先順位カウンターの説明が正しくありません。
- RSSモードからNonRSSモードに切り替えるには、ドライバーを再起動する必要があります。そのため、ドライバーを再起動せずに、特定のVMで有効/無効なVMMQに対してPowerShellコマンドを使用すると、パフォーマンスのRSSカウンターが増加し続けます。正しい説明は、ユーザー マニュアルの「Mellanox WinOF-2 Diagnostics Counters（Mellanox WinOF-2診断カウンター）」で確認できます。
- RoCEでは、WinOF-2の最大MTU（4k）がWinOFの最小MTU（2k）より大きくなります。そのため、MTUが2kより大きい場合、WinOFとWinOF-2が一緒に動作することはできません。
- TaneelerカードをV7XXWドライバーと組み合わせて使用する場合、W2012 R2ではSR-IOVは機能しません。

強化:
- 接続済みのQP（ソース）からの着信接続がまだかどうかを確認する機能がCommunication Managerに追加されました。
- イベント ログ ファイルにダンプおよび記録されるデバッグ情報にファームウェア トレース（itrace）が追加されたため、問題を容易に分析できるようになりました。
- ドライバーとファームウェアのロードおよびアンロード時間が短縮されました。
- DMNディレクトリーに以下のファイルが追加されました。
- 2つのmstファイル
- レジストリー ファイル
- 現在、mstdumpファイル ディレクトリーはDMNディレクトリーと同じ場所にあります。
- ドライバーの現在の設定をDMNログに出力するオプションが追加されました。
- TPTエラーのインスタンスをETLファイルに記録するオプションが追加されました。
- メモリー アドレスの変換および保護メカニズムにおいて発生するエラーをイベント トレース ログ ファイルに記録するオプションが追加されました。
- CQEエラーが発生した場合にNBおよびNBLに関する以下の情報をトレースする機能がEvent Trace for Windows（ETW）に追加されました。
- NBLポインターとNBポインター
- QueueID（vPortID）
- DMAアドレス
- パケット ヘッダー
- 完全なリストについては、Release.txtファイルを確認してください。