Microsoft Windows 32ビット形式のDell Update Package(DUP)は、Microsoft Windows 64ビットオペレーティングシステム上でも実行できるように設計されています。Microsoft Windows 64ビット形式のDell Update Package(DUP)は、Microsoft Windows 64ビットオペレーティングシステム上でのみ実行できます。デバイスドライバのアップデートを選択するときは、お使いのオペレーティングシステムに適したものを選択してください。
Dell Data Protection | Accessソリューションをインストールするには、Dell Data Protection | Access Pre-Requisiteパッケージ、Dell Data Protection | Accessドライバパッケージ、およびDell Data Protection | Access Middlewareパッケージをインストールしてから、Dell Data Protection | Applicationパッケージをインストールする必要があります。
Dell ControlPoint Security Managerを使用して設定したシステムの場合、Dell Data Protection | Accessへのアップグレードを正常に完了するには、以下の手順に従ってください。
注: インストール順はとても重要です。再起動を含む以下の手順に従って実行しないと、ソフトウェアが適切に動作しなくなります。 1.以前に実装されたセキュリティ設定をすべてバックアップします(該当する場合)。 a. TPMキーおよび認証情報をバックアップします(Dell ControlVaultセキュリティチップが有効なシステム上)。 b. Document VaultまたはDocument Managerに文書が含まれている場合は、それらのファイルを削除します。Dell Data Protection | Accessにはこの機能が含まれていないため、この機能から削除されていないデータはすべて失われます。 c. ユーザーのPrivate Information Managerアカウントデータをすべてバックアップします。 2. Dell ControlPoint Security Managerをアンインストールする必要があります(該当する場合)。 a)「プログラムの追加と削除」からDell ControlPoint Security Managerをアンインストールします。 b)再起動します。 3. Dell Security Device Driver Packをアンインストールする必要があります(該当する場合)。 a)「プログラムの追加と削除」からDell Security Device Driver Packをアンインストールします。 b)再起動します。 4. Dell Data Protection | Accessソフトウェアパッケージ(Pre-Requisite(XPおよびVista OSのみ)、Driver、Middleware、およびApplication)をダウンロードします。 5.ダウンロードしたソフトウェアを以下の順にインストールします。 a)Dell Data Protection | Access Pre-Requisiteパッケージをインストールします(Windows XPおよびVista OSのみ)。 b)要求された場合は再起動します。 c)Dell Data Protection | Access Driverパッケージをインストールします。 d)Dell Data Protection | Access Middlewareパッケージをインストールします。 e)再起動します。 f)Dell Data Protection | Access Applicationパッケージをインストールします。 g)再起動します。 6. TPMの利用可能、指紋認証登録、BIOSパスワード、起動前の認証情報など、以前保存したセキュリティ設定が実装されている場合は、すべてクリアします。 a)Dell Data Protection | Accessを起動します。 b)詳細設定画面に移動します。 c)「Reset System(システムのリセット)」をクリックして、実装されたパスワードをすべて入力し、次の手順に進みます。 7.以前の、ControlVault以外の指紋認証登録はすべてクリアします(Latitude E54x0およびE55x0システムのみ)。 a)「\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Access\Drivers\Authentec AES2810 Fingerprint Reader\Tools」フォルダに移動してAESReset.exeを実行し、次の手順に進みます。 8.以前の指紋認証登録はすべてクリアします(該当する場合)。 a)外付の指紋認証リーダー(デルブランドの指紋認証リーダー: Eikon 2およびEikon to goリーダー)の場合、\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Access\Advanced\Wave\Preboot Managerに移動して、deleteusers.exeユーティリティを実行します。 9.ステップ1でバックアップした、アーカイブされたセキュリティ設定をリストアします(該当する場合)。 注: これは、Dell ControlVaultセキュリティチップ内に登録されたUSC 1.4またはDDPA 2.0の使用率または起動前データから、アーカイブしたTPMキーをリストアするだけです。 a)Dell Accessを開いて、詳細設定画面に移動し、「Credential Archive and Restore(認証情報のアーカイブとリストア)」をクリックします。 b)「Restore your security credentials(セキュリティ認証情報をリストア)」をクリックします。 c)ウィザードに従って、完了するまで手順を進めます。 10. Dell Data Protection | Accessアプリケーションを起動します。 a)アプリケーションは、Programs\Dell\Dell Data Protection\Access以下の「スタート」メニューにインストールされます。注: デスクトップまたはタスクトレイのアイコンは、デフォルトでシステムに配置されます。 b)Dell Data Protection | Accessの初回起動時は、System Access Wizard(システム・アクセス・ウィザード)が表示されます。このウィザードに従ってシステムのセットアッププロセスを実行します。System Access Wizard(システム・アクセス・ウィザード)が自動で起動しない場合は、「System(システム)」をクリックして「Access(アクセス)」タブを選択すると、このウィザードを起動できます。