Dell OpenManage Linux Remote Access Utilities, v8.3

修正:
以前のリリースのServer Administratorでは次の問題が報告されていましたが、このリリースでは修正されています。
- OMSAでセッションタイムアウトを有効/無効にした後、Windows OSで接続サービスがクラッシュする。
- PCIeSSDドライブがブリッジカードではなくOMSAスロットビューに表示される。
- NICとチーミングNICの関連付けを修正。
- Safari 8.0で添付ファイルの追加が失敗する問題を修正。
- サーバの再起動後、Mellanoxカードの一部のインターフェイス名（ポート）がOMSAに表示されない。
- 新しいネットワークインターフェイスが追加されると、OMACSがクラッシュする。
- ドライバのフラッシュ後、Broadcom NXIIの重複NIC情報がOMSA GUIに表示される。
- GUIのSSLプロトコル設定についてコマンド・ログ・メッセージが生成されない。
- OMSAにより不明な理由でハードウェアパフォーマンスの低下が報告される。
- OMSAにより、12G/13GサーバにKIPMI0スレッドが作成され、IPMI割り込みが起こる可能性がある。
- GUIおよびCLIのNVMeスロット占有レポートに、単一のバックプレーンIDおよびバックプレーン名が表示される。
- OMSSのステップでVDを作成する際に連結オプションがRAIDレベルで監視される。
- ESXi 5.5でRAIDから非RAIDへの変換が正常に行われた場合でも、OMSSで不適切なPDリストが表示される。
- ホットプラグ対応のドライブを
SAS 12 Gbpsコントローラから外した後でも、HBA-OMSAでエンクロージャがまだ存在すると表示される。
- T130サーバはケーブル接続HDD構成にもかかわらず、OMSA GUIにT130のバックプレーン情報が表示される。
- PCIe SSD NVMeディスクで「Unassign GHS（GHSの割り当て解除）」オプションが誤って表示される。
- NVMe PCIeSSDドライブがRHEL 7.2上のOMSSで検出されない。
- PERC9.2 FW対応のOMSS GUIで物理ディスクを追加していないのに、RAIDレベルがRAID1からRAID10に移行される。


強化:
このリリースのServer Administratorの特長を次に示します。

1. 次のサーバをサポート:
- PowerEdge Server R830

2. 次のオペレーティングシステムをサポート:
- Novell SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 1
- Red hat Enterprise Linux 7.2
注意: Server AdministratorおよびStorage ManagementでのCitrix XenServerオペレーティングシステムのサポートは廃止されました。

3. 次のWebブラウザをサポート:
- Google Chromeバージョン45
- Mozilla Firefoxバージョン40

4.次の機能をサポート:
- C4130でGP-GPUカードを使用可能。
- すべてのLinuxオペレーティングシステムで「SNMP Test Trap Button（SNMPテストトラップボタン）」機能を使用可能。
- デル製サーバ上のiDRACの存在を通知。

5. Storage Managementの新機能を追加:
- PERC 9ハードウェア・コントローラ・ファミリーで2.5インチ4 KB SATAドライブをサポート。
- ソフトウェアRAID S130コントローラに接続されたPowerEdge R730XDで、背面パネル接続のSATAをサポート。
- PowerEdge R730上でPMC SASエクスパンダをサポート。
- Samsung PM1725 NVMeデバイスをサポート。
- 24個のスロットを搭載したバックプレーン上で柔軟なバックプレーンゾーニング機能をサポート（PowerEdge R630およびPowerEdge R730XD）。
- ソフトウェアRAID S130コントローラ上で物理ディスクレベルおよび仮想ディスクレベルでのディスク・キャッシュ・ポリシーの設定をサポート。
- PERC9コントローラ上で非RAIDディスク・キャッシュ・ポリシーの設定をサポート。
- HBA H330アダプタ/ミニコントローラをサポート。

注意: サポートされているオペレーティングシステムおよびデル製サーバの一覧については、デル製システムのソフトウェア・サポート・マトリクス（dell.com/openmanagemanuals）を参照してください。

注意: このリリースで導入された機能の詳細については、Server Administratorの状況依存オンラインヘルプを参照してください。