iDRAC（Integrated Dell Remote Access Controller）のアップデート方法

この記事では、iDRACのファームウェアをアップデートする方法について説明します。Dell PowerEdgeサーバーでiDRACのファームウェアをアップデートするには、さまざまな方法を使用できます。iDRACの詳細については、この記事を参照してください。 

目次

1. 現在のバージョンを確認する方法
2. iDRAC Webインターフェイスの使用
3. オペレーティング システムから直接
4. LifeCycle Controllerの使用

1.現在のバージョンを確認する

iDRAC IPを設定したら、iDRAC Webインターフェイスに接続します。現在のバージョンが［System Information］フィールドに表示されます。



iDRACの最新バージョンを取得するには、製品サポート サイトに移動して、お使いの製品を選択し、［ドライバーおよびダウンロード］タブをクリックします。または、OpenManage Server Administratorを使用してiDRACバージョンを取得することもできます。

 

2.iDRAC Webインターフェイスを使用したアップデート

iDRACでは、「システム アップデート」機能を使用してリモートでコンポーネントをアップデートできます。同時に、この機能を使用してiDRAC自体をアップデートすることもできます。続行する手順については、記事SLN292363を参照してください。このアップデートは、サーバーを再起動せずに実行できます。
手順の概要：

1. Dellサポート サイトにアクセスします。
2. サービスタグを入力するかまたは直接モデルを選択します。
3. ［ドライバーおよびダウンロード］メニューにアクセスします 
4. iDRAC with Lifecycle Controllerの［Category］を選択します。
5. .exeフォーマット(x86またはx64)をダウンロードします。
6. iDRACの［Update］メニューにアクセスします。
7. ファイルを［Update］フィールドにアップロードします
8. アップデートを「Apply（適用）」します。

注：「.exe」形式のパッケージが必要です。

3.オペレーティング システムからの直接アップデート

代替の簡単なソリューションは、オペレーティング システムからiDRACを直接アップデートすることです。これは、WindowsおよびLinuxでサポートされているシステムで可能です。.exeまたは.binファイル形式をダウンロードし、オペレーティング システムで直接ファイルを実行します。この記事では、すべての手順について詳しく説明します。

 

4.LifeCycle Controllerの使用
 

Lifecycle Controllerは、サーバー全体をアップデートできる埋め込み型機能です。iDRACを含むすべてのコンポーネントは、Lifecycle Controllerのファームウェア アップデート ウィザードを使用してアップデートされます。  アップデート リポジトリーまたは個々のDUP（単一コンポーネントDUP）を使用して、コンポーネント ファームウェアをアップデートできます。この記事では、すべての手順について詳しく説明します。