PowerEdge：iDRAC6、7、8、および9での仮想メディア機能の使用」

Summary: この記事では、Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) 6、7、8、または9の仮想メディア機能を使用およびセットアップする方法について説明します。

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Instructions

仮想メディア機能を使用すると、ソフトウェア イメージ ファイル（ISOファイル）をリモートで使用できます。ISOファイルは、オペレーティング システムのインストールやサーバーのアップデートに使用できます。この記事では、Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) 6、7、8、9の仮想メディア機能の使用について説明します。

仮想メディア機能を使用する利点は次のとおりです。

  • お使いのサーバーに一致するブータブル イメージ（ISOファイル）を使用して、すべてのサーバー ファームウェアをアップデートします。
  • ISOから直接サーバーにオペレーティング システムをインストールします。詳細は、「Dell PowerEdgeサーバー上にオペレーティング システムをインストールする方法」をご覧ください。
  • サーバーからビデオ出力を表示し、ローカルのマウスとキーボードを同じ部屋にいるかのように使用できます。

この機能およびEnterprise iDRACで利用可能なその他の機能の詳細については、iDRACマニュアルを参照してください。

 

注：この機能にアクセスするには、Enterprise以上のライセンス(iDRAC7、iDRAC8、iDRAC9)またはEnterprise module(iDRAC6)が必要です。

 

注：iDRAC7ファームウェア バージョン1.30.30では、インターフェイスが古い(iDRAC6スタイル)から新しい(iDRAC8スタイル)に変更されました
すべてのスクリーンショットは、JAVAまたはActiveXコンソールを使用してキャプチャされます。HTML5 コントロールは、スクリーンショットとは異なります。

手順は、使用するiDRACモデルによって異なります。詳細については、使用中のiDRACをクリックしてください。

iDRAC9

詳細については、次のビデオを参照してください。

iDRAC9で仮想メディアを使用する方法

再生時間：00:00:59 (hh:mm:ss)
利用可能な場合、このビデオ プレーヤーのCCアイコンを使用してクローズド キャプション(字幕)の言語設定を選択できます。

iDRAC9の仮想メディア機能を使用するには、以下の指示に従ってください。

  1. 仮想メディアを接続するサーバーのiDRACのIPアドレスとログインの詳細を取得します。
注：iDRACが未使用の場合は、最初に設定する必要があります。iDRACの設定の詳細については、「Integrated Dell Remote Access Controller 9 (iDRAC9)をLifecycle Controllerのネットワーク設定で構成する方法（英語）」を参照してください。
 
  1. お使いのブラウザーでIPを使用してiDRACにログインします。
  2. iDRAC Webインターフェイスから、［仮想コンソールの起動］をクリックします。

iDRAC9 UI - ［仮想コンソールの起動］

図1：iDRAC9 UI - ［仮想コンソールの起動］

  1. ［仮想メディアの接続］をクリックして、機能を有効にします（図2）。

iDRAC9 UI - ［仮想メディアの接続］

図2：iDRAC9 UI - ［仮想メディアの接続］

  1. ［仮想メディア］をクリックし、パス スルーするデバイスを参照します。このイメージの例（図3）では、イメージ（ISOファイル）として［CD/DVDのマップ］を選択しています。
  2. ISOファイルの場所を参照し、該当するISOファイルを選択してから［デバイスのマップ］をクリックします。

iDRAC9［仮想メディア］UI

図3：iDRAC9 - ［仮想メディア］UI

  1. ［起動］をクリックします。
  2. ［仮想CD/DVD/ISO］を選択します。

iDRAC9［起動コントロール］

図4：iDRAC9 - 起動コントロール

  1. ［はい］をクリックして起動操作を確認します。

iDRAC9［起動コントロール］

図5：iDRAC9 - 起動コントロール。

  1. システムが再起動し、［iDRACで要求された仮想CD起動］と表示されます。次にインストール インターフェイスが表示されます。

iDRAC9ハードウェア起動画面

図6：iDRAC9 - ハードウェア起動画面

iDRAC8およびiDRAC7（ファームウェア バージョン1.30.30以降）

手順については、このビデオに従ってください。

iDRACで仮想メディアを作成、マウント、およびトラブルシューティングする方法

再生時間：00:05:23 (hh:mm:ss)
利用可能な場合、このビデオ プレーヤーのCCアイコンを使用してクローズド キャプション(字幕)の言語設定を選択できます。

iDRAC8およびiDRAC7（ファームウェア バージョン1.30.30以降）で仮想メディア機能を使用するには、次の手順に従います。

  • 通常どおりにシステム プロンプトに従います。
  • インストールが完了したら、仮想メディアを切断することをお勧めします。
  1. iDRAC Webインターフェイスから、仮想コンソールを開きます。［仮想メディア］をクリックして［仮想メディアの接続］を選択し、機能を有効にします。

iDRAC8［仮想メディアの接続］

図7：iDRAC8 - ［仮想メディアの接続］


次の手順は、CD/DVDをマップするか、リムーバブル ディスクをマップする（USBキー マッピング）かによって異なります。詳細については、該当するオプションをクリックしてください。
 

CD/DVDをマップする

  1. ［仮想メディア］をクリックして、パス スルーするデバイスを選択します。この例では、イメージ（ISOファイル）を使用するために［CD/DVDのマップ］を選択します。

iDRAC8メディアの選択

図8：iDRAC8 - メディアの選択

  1. ［参照］をクリックし、ローカル システムのドライブまたはパス スルーするイメージ ファイルを選択します。

iDRAC8ソースの選択

図9：iDRAC8 - ソースの選択

  1. イメージをパス スルーする場合は、ファイルを選択して［開く］をクリックします。

iDRAC8ファイルの選択

図10：iDRAC8ファイルを選択する

  1. ［デバイスのマップ］をクリックして、ソースの選択を終了します。これにより、選択したデバイスがオペレーティング システムに認識され、サポートされている場合は起動ソースとして使用できるようになります。

iDRAC8ソース デバイスのマッピング

図11：iDRAC8 - ソース デバイスのマッピング

  1. 選択したデバイスから起動するには、［次回の起動］をクリックして、［仮想CD/DVD/ISO］を選択します。再起動後、サーバーは自動的にこのソースから起動するようになります。

iDRAC8［次回の起動］の選択肢

図12：iDRAC8［次回の起動］の選択肢

リムーバブル ディスクのマップ（USBキー マッピング）

 

注：USBドライブのマッピングには、Java接続モードを使用する必要があります。
 

リムーバブル ディスクをマッピングすると、USBドライブをリモート サーバーにマウントして、そのファイルを使用できます。

  1. ［仮想メディア］をクリックして、パス スルーするデバイスを選択します。イメージの例（図13）では、［リムーバブル ディスクのマップ］が選択されています。

iDRAC8メディアの選択

図13：iDRAC8 - メディアの選択

  1. ローカルUSBドライブのドライブを選択し、［デバイスのマップ］を選択します。

iDRAC8 USBドライブの選択

図14：iDRAC8 - USBドライブの選択

USBドライブがマッピングされると、ドライブがサーバーのデバイス リストに表示されます。

iDRAC8サーバーのデバイス リスト

図15：iDRAC8 - サーバー デバイス リスト

iDRAC6およびiDRAC7（ファームウェア バージョン1.00.00～1.20.20）

iDRAC6またはiDRAC7（ファームウェア バージョン1.00.00～1.20.20）で仮想メディア機能を使用するには、次の手順に従います。

  1. iDRAC Webインターフェイスから、仮想コンソールを開きます。

iDRAC6およびiDRAC7の仮想コンソール

図16：iDRAC6およびiDRAC7の仮想コンソール

  1. ［仮想メディア］をクリックして、［仮想メディアの起動］を選択します。

iDRAC6およびiDRAC7の［仮想メディアの起動］

図17：iDRAC6およびiDRAC7の［仮想メディアの起動］

  1. 管理ウィンドウが表示されます。［イメージの追加］をクリックして、イメージ選択ウィンドウを開きます。

iDRAC6およびiDRAC7の管理ウィンドウ

図18：iDRAC6およびiDRAC7の管理ウィンドウ

  1. 仮想メディアとして使用するイメージ（ISOファイル）を選択し、［開く］をクリックします。

iDRAC6およびiDRAC7イメージ ファイルの選択

図19：iDRAC6およびiDRAC7イメージ ファイルの選択

  1. ［Mapped］チェックボックスをオンにして、選択したファイルを仮想デバイスとして関連付け、サーバーにパス スルーします。これにより、選択したデバイスがオペレーティング システムに認識され、サポートされている場合は起動ソースとして使用できるようになります。サーバーを再起動し、F11を押してブート マネージャーを起動します。

iDRAC6およびiDRAC7イメージ ファイルのマッピング

図20：iDRAC6およびiDRAC7イメージ ファイルのマッピング

注意：ファイルとデバイスの関連付けを使用する場合は、管理ウィンドウを閉じないでください。

 

iDRAC6およびiDRAC7のビデオ：

iDRAC仮想メディア機能の使用方法：

再生時間：00:00:54 (hh:mm:ss)
このビデオ プレーヤーの設定またはCCアイコンを使用して、字幕の言語設定を選択できます。

Affected Products

C Series, HS Series, Modular Infrastructure, Rack Servers, Tower Servers, XE Servers, XR Servers, iDRAC6, iDRAC7, iDRAC8, OEM Server Solutions, iDRAC6 for Monolithic Servers Version 2.91, iDRAC6 for Monolithic Servers Version 2.92 , iDRAC7 with Lifecycle Controller Version 2.43.43.43, iDRAC7 with Lifecycle Controller Version 2.41.40.40, iDRAC8 with Lifecycle Controller version 2.84.84.84, iDRAC8 with Lifecycle Controller version 2.85.85.85, iDRAC9 - 7.xx Series, OEMR XL R570, OEMR XL R670, OEMR XL R770, OEMR R210II, OEMR R210, OEMR R220, OEMR R230, OEMR R240, OEMR R250, OEMR XE R250, OEMR R260, OEMR XE R260, OEMR R310, OEMR R320, OEMR R330, OEMR R340, OEMR R350, OEMR XE R350, OEMR R360, OEMR XE R360, OEMR R410, OEMR R420, OEMR R430, OEMR R440, PowerEdge XR2, OEMR R450, OEMR R510, OEMR R520, OEMR R530, OEMR R540, OEMR R550, OEMR R5500, OEMR R610, OEMR R620, OEMR R630, OEMR R640, OEMR XL R640, OEMR R6415, OEMR R650, OEMR R650xs, OEMR R6515, OEMR R6525, OEMR R660, OEMR XL R660, OEMR R660xs, OEMR R6615, OEMR R6625, OEMR R710, OEMR R720, OEMR R720xd, OEMR R730, OEMR R730xd, OEMR R740, OEMR XL R740, OEMR R740xd, OEMR XL R740xd, OEMR R740xd2, OEMR R7415, OEMR R7425, OEMR R750, OEMR R750xa, OEMR R750xs, OEMR R7515, OEMR R7525, OEMR R760, OEMR R760xa, OEMR R760XD2, OEMR XL R760, OEMR R760xs, OEMR R7615, OEMR R7625, OEMR R810, OEMR R820, OEMR R830, OEMR R840, OEMR R860, OEMR R910, OEMR R920, OEMR R930, OEMR R940, OEMR R940xa, OEMR R960, OEMR T130, OEMR T140, OEMR T150, OEMR T320, OEMR T330, OEMR T340, OEMR T350, OEMR T360, OEMR T420, OEMR T430, OEMR T440, OEMR T550, OEMR T560, OEMR T610, OEMR T620, OEMR T630, OEMR T640, OEMR XL T640, OEMR T710, OEMR XL R210, OEMR XL R210II, OEMR XL R220, OEMR XL R230, OEMR XL R240, OEMR XL R330, OEMR XL R340, OEMR XL R520, OEMR XL R610, OEMR V2 XL R610, OEMR XL R620, OEMR XL R630, OEMR XL R660xs, OEMR XL R6615, OEMR XL R6625, OEMR XL R6715, OEMR XL R6725, OEMR XL R710, OEMR XL V2 R710, OEMR XL R720, OEMR XL R720xd, OEMR XL R730, OEMR XL R730XD, OEMR XL R760xs, OEMR XL R7615, OEMR XL R7625, OEMR XL R7715, OEMR XL R7725, OEMR XR11, OEMR XR12, PowerEdge Rack Enclosure 2410, PowerEdge Rack Enclosure 2420, PowerEdge Rack Enclosure 4020S, PowerEdge Rack Enclosure 4210, PowerEdge Rack Enclosure 4220, PowerEdge Rack Enclosure 4620S, PowerEdge Rack Enclosure 4820, PowerEdge C4130, Poweredge C4140, PowerEdge C5220, PowerEdge C5230, PowerEdge C6145, PowerEdge C6220, PowerEdge C6220 II, PowerEdge c6300, PowerEdge c6320, PowerEdge c6320p, PowerEdge C6400, PowerEdge C6420, PowerEdge C6520, PowerEdge C6525, PowerEdge C6600, PowerEdge C6615, PowerEdge C6620, Poweredge FC430, Poweredge FC630, PowerEdge FC640, Poweredge FC830, PowerEdge FD332, PowerEdge FM120x4 (for PE FX2/FX2s), PowerEdge HS5610, PowerEdge HS5620, PowerEdge M420, PowerEdge M520, PowerEdge M520 (for PE VRTX), PowerEdge M610, PowerEdge M610x, PowerEdge M620, PowerEdge M620 (for PE VRTX), PowerEdge M630, PowerEdge M630 (for PE VRTX), PowerEdge M640, PowerEdge M640 (for PE VRTX), PowerEdge M710, PowerEdge M710HD, PowerEdge M7701, PowerEdge M7725, PowerEdge M805, PowerEdge M820, PowerEdge M820 (for PE VRTX), PowerEdge M830, PowerEdge M830 (for PE VRTX), PowerEdge M905, PowerEdge M910, PowerEdge M915, PowerEdge MX5016s, PowerEdge MX7000, PowerEdge MX740C, PowerEdge MX750c, PowerEdge MX760c, PowerEdge MX840C, PowerEdge R200, PowerEdge R210, PowerEdge R210 II, PowerEdge R220, PowerEdge R230, PowerEdge R240, PowerEdge R250, PowerEdge R260, PowerEdge R300, PowerEdge R310, PowerEdge R320, PowerEdge R330, PowerEdge R340, PowerEdge R350, PowerEdge R360, PowerEdge R410, PowerEdge R415, PowerEdge R420, PowerEdge R420XR, PowerEdge R430, PowerEdge R440, PowerEdge R450, PowerEdge R470, PowerEdge R510, PowerEdge R515, PowerEdge R520, PowerEdge R530, PowerEdge R530xd, PowerEdge R540, PowerEdge R550, PowerEdge R570, PowerEdge R610, PowerEdge R620, PowerEdge R630, PowerEdge R640, PowerEdge R6415, PowerEdge R650, PowerEdge R650xs, PowerEdge R6515, PowerEdge R6525, 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Article Number: 000124001
Article Type: How To
Last Modified: 15 Apr 2025
Version:  17
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