VNX:評価前ヘルス チェックのためにSPCollectファイルを収集してアップロードする方法
Summary: Unisphere Client、USM、Navisphere Secure CLIのいずれかを使用して、OEリリース32以降を実行しているVNX1またはVNX2シリーズ アレイからSPCollectを収集する方法。
Instructions
SPCollectを収集する方法は、次のように多数あります。
- Unisphere Clientを使用して、各SPから開始しSPCollectを取得します。
- Unisphere Service Managerを、直接またはUnisphere内から起動します。 この方法では、SPCollect収集プロセス全体と、さらに診断データの収集も自動化できるという利点があります。
- Navisphere Secure CLIを使用して、各SPから開始しSPCollectを取得します
Unisphere Client(推奨)
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ブラウザーを介していずれかのSPのIPを入力してログインし、Unisphereを起動します。
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ダッシュボードまたは[Systems]ドロップダウン メニューからVNXシリーズのアレイを選択します。 ツールバーの[System]をクリックします。
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右側のペインの[Diagnostic Files]の下で、[Generate Diagnostic Files - SPA]を選択します。 続行できることを確認します。 SPCollect生成が開始されると[Success]と表示されますが、これはスクリプトが開始されたことのみを示しており、完了までにはまだ数分かかります。
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SP Bについて、直ちにステップ3を繰り返します。
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完全なSPCollectファイルの生成には約10~15分かかります。
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右側のペインでさらに、[Get Diagnostic Files - SP A]を選択します。
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SPCollectファイルの生成が完了すると、次のような名前のファイルが表示されます。<アレイ シリアル番号>_SPA_<date/time (GMT)>_Code_data.zip
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最新のSPCollectを検索するには、日付の降順でソートする方法が適しています。zipファイルは通常、10MBを超えています。 ファイルが表示されていない場合は、正しい_data zipファイルが表示されるまで、1分おき程度に[Refresh]を押します。
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ボックスの右側で、SPCollectの転送先となるローカル コンピューター上の場所を選択します。
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ボックスの左側で、転送するファイルを選択します。 注:ファイル名の最後がrunlog.txtのファイルがリストされている場合、これはSPCollectsがまだ実行中であることを示しています。data.zipが作成されるまで待機します。
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SP Bについて手順6~10を繰り返して、SPCollectファイルを取得します。
Unisphere Service Manager (USM)
この方法を使用する場合は、USMがダウンロードされ、お使いのマシンにインストールされていることを確認します:ftp://ftp.emc.com/pub/rcm/vnx/tools/unisphere/-
Unisphereクライアントにログインします。
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ダッシュボードまたは[Systems]ドロップダウンからVNXを選択します。 ツールバーの[System]をクリックします。
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右側のペインの[Service Tasks]の下で、[Capture Diagnostic Data]を選択します。 これによりUSMが起動します。 または、Windowsスタート メニューからUSMを直接起動することもできます。
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[Diagnostics]タブを選択し、[Capture Diagnostics Data]を選択します。 これにより、Diagnostic Data Capture Wizardが起動します。
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このウィザードでは、SP、およびファイル ストレージからのサポート資料の両方からSPCollectファイルを収集して取得します。その後、これらは1つのzipファイルに統合されます。
Navisphere Secure CLI
この方法を使用する場合は、Navisphere CLIがダウンロードされ、お使いのマシンにインストールされていることを確認します:ftp://ftp.emc.com/pub/rcm/vnx/tools/unisphere/次の手順を実行します。
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[Management Station]でコマンド プロンプトを開きます。
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「cd "C:\Program Files\EMC\Navisphere CL"」と入力します。これはWindowsのデフォルトのインストール フォルダーですが、ファイルがインストールされたパスがオーバーライドされている可能性があります。 Linuxなどの他のプラットフォームでは、フォルダー構造が異なっていますが、コマンドは同じです。 CLIフォルダーがすでにパス ステートメントに含まれている場合があります。この場合、どのディレクトリーからでもコマンドを実行できます。
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「naviseccli -h <SP_A_IP_address> spcollect」と入力します
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「naviseccli -h <SP_B_IP_address> spcollect」と入力します
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これらのコマンドは、各SPでSPCollectスクリプトを開始します。 追加のセキュリティ情報を指定する必要がある場合もあります。KBA 483583:「Dell EMC Unityアレイからサービス データを収集する方法(英語)」を参照してください。
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SPCollectsが実行されるまで少なくとも10~15分待ってから、これらを取得してください。
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「naviseccli -h <SP_IP_address> managefiles -list」と入力します
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これにより、spcollectによって作成されたファイルがリストされます。 現在の日付と時刻(GMT)が示されたファイルが作成されていることを確認します。ファイル名の最後は_data .zipです。 ファイル名の最後が_data .zipではなく.runlogのファイルが存在する場合、SPCollectはまだ実行中であるため、しばらく待ってから再試行してください。
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「naviseccli -h <SP_IP_address> managefiles -retrieve
」と入力します。 これにより、SPから管理ステーションに移動できるファイルが表示されます。
Example:
インデックス サイズ (KB 最終変更ファイル名
0 339 06/25/2013 00:45:42 admin_tlddump.txt
...
10 24965 06/24/2013 23:39:53 APM00000001234_SPA_2013-06-24_21-35-43_325146_data.zip
11 41577 06/25/2013 00:17:17 APM00000001234_SPB_2013-06-24_21-35-52_325147_data.zip
... -
カンマ区切り(1,2,3,4,5)または範囲(1-3)でインデックスを指定して取得するファイルを入力するか、「all」と入力してすべてのファイルを取得するか、「quit」と入力して終了します> 11
これにより、対応するSPからインデックス番号11(最新の~_data.zipファイル)が取得され、c:\program files\emc\navisphere CLIディレクトリーにコピーされます。 ファイル名は APM00000001234_SPB_2013-06-24_21-35-52_325147_data.zip
- support.emc.comにログインします
- [Service Center]をクリックします。
- [Service Center]ページで、[Find a Service Request]の下にSR番号を貼り付け、Enterを押します。
- [Service Request Management]ページで、[Attach]ボタン(サイト名のすぐ下にペーパー クリップの画像で表示)をクリックします
- 添付ファイルのポップが画面に表示されます
- [Attach Files(s)]アイコンをクリックします。[Upload multiple files with ActiveX Attachment Controller]チェック ボックスをオンにします。(注:これは、マシンにActiveXがインストールされている必要があります)
- 添付ファイルのアップロード ページが画面に表示されます。ここで、[Browse]ボタンをクリックします
- アップロードするファイルを選択し、[open]をクリックします
- [Upload File]をクリックします
- さらにファイルを添付するには[Click here to Upload another File]をクリックします
- [Close]をクリックして終了します
- 添付ファイルを表示するには、[Service Request Management]ページに戻り、添付ファイル アイコンをクリックします。