PowerPath 6.xから5.xへのダウングレード
Instructions
PowerPathを6.xから5.xにダウングレードする場合は、PowerPath 5.xに保存されている構成ファイルを事前に保存しておく必要があります。
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古いPowerPathの/etc/emc/archiveの内容を/tmp/pp_config_backupなどの別のフォルダーにコピーします。
/etc/emc/archiveの下のファイルは、新しいPowerPathへのアップグレード時に作成されたことに注意してください。# mkdir /tmp/pp_config_backup # cp -p /etc/emc/archive/* /tmp/pp_config_backup
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新しいバージョンのPowerPathをアンインストールします。
# rpm -e EMCpower.LINUX-6.1.0.00.00-091.el5
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/etc/emc/archiveフォルダーの内容を削除します。このフォルダーには、新しいPowerPathバージョンによって更新された構成ファイルが含まれるようになりました。
# rm -f /etc/emc/archive/*
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古いPowerPathバージョンをインストールします。
# rpm -ivh EMCPower.LINUX-5.6.0.00.00-143.RHEL5.x86_64.rpm
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最初のステップでバックアップしたコンテンツを/etc/emc/archiveフォルダーにコピーします。
# cp -p /tmp/pp_config_backup/* /etc/emc/archive/ # cp -p powermt.custom /etc/emc/archive/powermt.custom.saved # cp-p emcp_registration /etc/emc/archive/emcp_registration.saved
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PowerPathを起動します。起動中に、PowerPathは/etc/emc/archiveから構成ファイルを自動的にリストアし、古い設定がリストアされます。
# /etc/init.d/PowerPath
Additional Information
インストールおよび管理ガイドでは、保存した構成設定を次のように元に戻す方法について触れています。
PowerPathの起動中または起動後に問題が発生し、古い
PowerPathバージョンをリストアする必要がある場合は、保存された構成設定を保持するために次の手順を実行する必要があります
。
ある。/etc/emc/archiveの内容を
/tmp/pp_config_backup.
などの別のフォルダーにコピーします。b.新しいバージョンのPowerPathをアンインストールします。
c./etc/emc/archiveフォルダーには、新しいPowerPathバージョンによってアップデートされた構成ファイルが含まれているため、その内容
削除します
d.ステップaでバックアップしたコンテンツを/etc/emc/archiveフォルダーにコピーします。
e.PowerPathを起動します。起動時に、PowerPathは/etc/emc/archiveから構成ファイル
を自動的にリストアし、古い設定がリストアされます。
ただし、2 つのメジャー リリース (6.1 から 5.6 など) 間でダウングレードする必要がある場合は、一部のファイル形式が異なる場合があります
これが、追加のファイルのバックアップ/復元を行う必要がある理由です。
5.x /etc/powermt.custom
6.x /etc/powermt_custom.xml