コア ダンプとクラッシュ ダンプ キャプチャを有効にする方法

NetWorkerまたはNetWorkerプロセスに障害が発生していることが検出された場合は、障害が発生しているシステムでコア ダンプとクラッシュ ダンプ キャプチャを有効にして、コア ダンプまたはクラッシュ ダンプを収集する必要があります。

LinuxおよびUNIXシステム

コア ダンプ キャプチャーの現在のulimit設定を確認します:

ulimit -c

これを0に設定すると、コア ダンプはキャプチャされません。

NetWorkerまたはNetWorkerモジュールのコア ダンプをキャプチャする場合は、次を使用して設定を増やしてください。

ulimit -c unlimited

この設定を永続的に保持する方法を確認するには、OSのドキュメントを確認してください。

これらのシステムのNetWorkerコア ダンプは、通常、/nsr/coresディレクトリにあります。

Windows 2008以降

注意：Windowsレジストリー設定を追加および修正すると、正しく完了しないとOSで問題が発生する可能性があります。これらの変更は、Windowsのエキスパート ユーザーである場合にのみ行ってください。

レジストリー キーを作成または確認します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting\LocalDumps

がレジストリに存在し、使用可能である

クラッシュ ダンプを生成するには、次の値を更新または作成します。

    DumpFolder (REG_EXPAND_SZ):  ダンプ ファイルが配置されるフォルダーへのパス
    DumpCount (DWORD): フォルダー内のダンプ ファイルの最大数
    DumpType (DWORD): 0 - カスタム ダンプ、1 - ミニ ダンプ、2 - フル ダンプ


DumpCountを10に設定します。これは、クラッシュ ダンプの作成時にスペースの問題を引き起こさないためです。
DumpTypeを2に設定して、NetWorkerまたはNetWorkerモジュール バイナリの完全なクラッシュ ダンプを収集します

クラッシュ ダンプは、DumpFolderレジストリー キーで指定されたパスに配置されます。   

注：クラッシュ ダンプは、 DumpFolder レジストリ キーで指定されたパスに配置されます。