PowerFlex：SDCの削除がMDM failedコマンドで失敗する。Status: SDCにボリュームがマッピングされています

切断されているSDCを削除できません。

scli --query_all_sdc
SDC ID: xxxxxx00000000 Name: N/A IP: x.x.x.111 State: Disconnected GUID: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
    Read bandwidth:  0 IOPS 0 Bytes per-second
    Write bandwidth:  0 IOPS 0 Bytes per-second
SDC ID: xxxxxx000000001 Name: N/A IP: x.x.x.114 State: Connected GUID: XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
    Read bandwidth:  18 IOPS 24.0 KB (24576 Bytes) per-second
    Write bandwidth:  13 IOPS 13.0 KB (13312 Bytes) per-second

scli --unmap_volume_from_sdc --volume_id <vol_id> --sdc_id YYYYYY  
Error : MDM failed command. Status: SDC has mapped volume(s)

SDCが切断状態になる理由はいくつかあります。これらの理由のいくつかは次のとおりです。

1. SDC IPの変更。新しいIPは新しいSDC IDを取得するため、古いSDC IPは Disconnected 状態になります。
2. 別のネットワークIPが使用されている場合、SDCをScaleIOに再参加させると、SDC IDが変更されることがあります。

切断されたSDCは、ボリュームがマッピングされた状態では削除できません。
ScaleIOクラスターからSDCを削除するには、切断されたSDCからボリュームのマッピングを解除してから、それらを削除する必要があります。

1.切断されたSDCの名前、ip、idを見つけるには、次のコマンドを実行します。

# scli --query_all_sdc
Example output:  
SDC ID: YYYYYY Name: XXXXXXX IP: XXX.XXX.XXX.XXX State: Disconnected GUID: XX-XX-XX-XX

2.切断されたSDCにマッピングされているボリュームを確認するには、次の手順を実行します。

# scli --query_sdc --sdc_id YYYYYY

3.切断されたSDCからのボリュームのマッピング解除: 

# scli --unmap_volume_from_sdc --volume_id <ID got from Step 2> --sdc_id YYYYYY 

4.切断されたSDCを削除します。

# scli --remove_sdc --sdc_id YYYYYY

5.SDCが削除されていることを確認します。

# scli --query_all_sdc