OneFS 8.2: エラー403: SmartConnectサービスを使用したOneFS Web管理インターフェイスへのアクセス

OneFS 8.2より前のバージョンでは、クライアントはWebUIまたはSSHでSmartConnectサービスIP (SSIP/VIP/SIP)を使用してクラスター管理にアクセスできました。
しかし、SSIPの使用時に予期しない動作が発生しました。そのため、管理にSSIPを使用することはお勧めできません。

OneFS 8.2では、SSIPがSYSTEM_ZONEからDISABLED_ZONEに移行されました。この変更により、DISABLED_ZONE時にSSIPを介した認証は許可されなくなりました。WebUIまたはSSHとSSIPを使用したクラスター管理へのアクセスは、認証が無効になっているため機能しません

403 Forbidden エラーは、アクセスしようとしているページまたはリソースへのアクセスが禁止されていることを意味する HTTP 状態コードです

SmartConnectサービスIP (SSIP/VIP/SIP)を使用してWebUIからIsilonクラスター管理にアクセスできません
次のエラーで失敗します。
 

8.2より前では、SSIPはシステム アクセス ゾーン(ゾーン1)に属します。ただし、8.2ではシステム アクセス ゾーンではなくなり、ゾーン0の一部となっています。そのため、WebUIとSSHへのアクセスは禁止されています。

SSIPは、SmartConnectロード バランシングにのみ使用する必要があります。SSHまたはWebUIを使用したクラスター管理へのアクセスには使用しないでください。また、クライアントがクラスター上のデータにアクセスするために、このデータを使用しないでください。

WebUI、SSH、またはクライアント データ アクセスを使用したクラスター管理にSSIPを使用しないでください。

システム アクセス ゾーンのネットワーク プールのIPを使用して、WebUIまたはSSH経由でクラスターにアクセスします。ブラウザーベースのWeb管理インターフェイスからIsilonクラスターを監視および管理するには、次の手順を実行します。

1. ブラウザー ウィンドウを開き、アドレス フィールドにクラスターのURLを入力します。 <YourNodeIPAddress> は、次のいずれかの例でext-1を構成したときに指定されたIPアドレスに置き換えます。

2. UsernameフィールドとPasswordフィールドにOneFS認証情報を入力して、OneFSにログインします。

詳細については、『Isilon OneFS Version 8.2.0 Web Administration Guide』を参照してください。31ページには、「クラスターへの接続」に関する章があります。