Red Hat Enterprise Linux(RHEL)2.1および3で、PowerPathを削除する方法 - KB Article - 272426

RHEL 2.1またはRHEL 3のPowerPathを削除します。

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のPowerPathを削除するには、次の手順に従います。

メモ：

PowerPathを削除するには、ユーザーはルートとしてログインし、ファイバーアレイにアクセスするアプリケーションをすべて停止しておく必要があります。

1. テキストエディタを使用して、 /etc/fstabファイルを開きます。
2. SANベースのファイルシステム /etc/fstabのパーティションを参照しているすべての行の先頭に、シャープ記号(#)をつけてコメントアウトします。
3. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、すべてのSANベースのファイルシステムをアンマウントします。
   #umount/mount_point
   mount_pointにはSANデバイスを入力します。
4. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、すべてのPowerPathデバイスを切り離します。
   #powermt remove dev=all
5. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、すべてのemcpowerデバイスが外されていることを確認します。
   #powermt display dev=all
6. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、PowerPathサービスを停止します。
   #service PowerPath stop
7. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、PowerPathのパッケージ名を確認します。
   #rpm -qa / grep EMCpower
   PowerPathのパッケージ名が表示されます。
8. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、実行中のカーネルからPowerPathを削除します。
   #rpm -e EMCPower.LINUX-x.x.x-xxx
   EMCPower.LINUX-x.x.x-xxxには、PowerPathのパッケージ名を入力します。
9. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、初期RAMディスクをアップデートします。
   #mkinitrd -v -f /boot/initrd-r ''uname -r''.img ''uname -r''
10. コマンドプロンプトにrebootと入力します。
    ホストが再起動されます。