Dell VxRail：管理ネットワークのロード バランシング ポリシーが「Route based on IP hash」の場合にノードの追加検証に失敗する

VxRailはIPハッシュ ロード バランシング ポリシーに基づくルートをサポートしていませんが、VCF on VxRail環境でSDDC UIからWLDを追加する場合、ユーザーはそのポリシーを選択してVI WLDクラスターを正常に導入できます。

ただし、VLAN検証エラーにより、day2ノード追加検証が失敗します。

VxRailは、「IPハッシュに基づくルート」ロード バランシング ポリシーをサポートしていません。

静的LAGは、「management」、「vxraildiscovery」、「vxrailsystemvm」ポート グループを含むシステム ポート グループには使用できません。

管理ネットワーク ポート グループのロード バランシング ポリシーを、VxRailでサポートされているポリシーに変更します。
次の例では、「発信元の仮想ポートに基づくルート」ロード バランシング ポリシーとアクティブ/スタンバイ フェールオーバー ポリシーを選択します。

1. vCenter UIにログインし、Management Networkポート グループを編集します。
   

2. ロード バランシングを[Route based on originating virtual port]に変更し、1つのアップリンクのみを[Active]に設定します。
   

3. ノード追加検証を再試行します。

VxRailでサポートされているロード バランシングおよびフェールオーバー ポリシーの詳細については、『 Dell VxRailネットワーク プランニング ガイド 』を参照してください。