NMM 19.9.0.5.Build.227 SQL VDIリストアが「No stripe objects could be located for '/dbname'」というエラーで失敗する

NMM 19.9.0.5.Build.227 SQL VDIリストアが次のエラーで失敗する:
'No stripe objects could be located for '/dbname' (pid=9308,11-07-2025 15:31:14) D:/views/nw/19.9/nsr/db_apps/bsmsql/rplan.c(1555): Stripe /C1-db02~1 from Stripe Map Missing, Exiting. 151535 11-07-2025 15:31:15 No stripe objects could be located for '/dbname'

- SQL VDI バックアップの参照と保存期間が 4 週間に設定されています
- フル、累積、およびログのみのバックアップが構成されています
- ある日にフル バックアップが実行され、その後数日間は累積 inc が続きます
- 依存するフル バックアップが参照および保存期間を過ぎている場合に、累積増分バックアップからのリストアが試行されます。
- 累積インcrバックアップへの依存性により、フル バックアップのセーブセットは引き続きブラウズ可能です
- その間の累積増分バックアップの一部がブラウズ期間と保存期間を超えています

部分的に期限切れの累積増分バックアップのmminfo出力は次のようになります。
Backup1107.001        Data Domain    win19-sql19-c1 4218476226       1 MSSQL:C1-db02~2          11-07-2025 14:47:52     1752225472 cr      11-07-2025 14:57:51      11-08-2025 23:59:59
Backup1107.001        Data Domain    win19-sql19-c1 4201699010       1 MSSQL:C1-db02~1          11-07-2025 14:47:53     1752225473 cr      11-07-2025 14:57:51      11-08-2025 23:59:59
Backup1107.001        Data Domain    win19-sql19-c1 4184921798       1 MSSQL:C1-db02            11-07-2025 14:47:58     1752225478 cb      11-07-2025 14:57:45      11-08-2025 23:59:59
Backup1107.001        Data Domain    win19-sql19-c1 4168144583       1 MSSQL:                   11-07-2025 14:47:59     1752225479 cb      11-07-2025 14:57:45      11-08-2025 23:59:59

2つの親セーブ セットにはcbフラグがあり、2つの子セーブ セットにはcrがあります(これらのセーブ セットのインデックス エントリーはパージされています。

NMM SQL設計に従って、累積増分バックアップ(ストライプあり/なし)がリストア対象として選択されました。  NMMは、最後のフル バックアップまで、インデックスの読み取りを繰り返すオブジェクト情報です。  
累積増分バックアップと最後のフル バックアップの間には、個別のリンクは維持されません。

フル バックアップが見つかると、NMMはその間の累積増分/ログ バックアップを無視し、選択した累積増分バックアップと最後のフル バックアップのみがリストアされます。
この特定のケースでは、累積増分バックアップ(子セーブセット)のインデックスが見つからなかったため、リストアが失敗しました。

回避策:同様のシナリオでは、次のコマンドを使用して、部分的に期限切れの累積incrバックアップのmminfoエントリーを削除します。

nsrmm -d -P -S 1933473985

次に、SQL Serverクライアント ノードで、Windows スタート メニュー-> EMC Networker-> NMM SQLプラグイン-> データベースの[リストア]タブ-> ウィンドウのリストア->DBエントリー(6月3日)が存在しないことを確認します。有効期限が切れていない累積増分を選択し、DBリストアを実行します。