PowerEdge：Dell OpenManage Enterprise Servicesのサポート

Résumé: Dell OpenManage Enterprise Servicesは、Dell OpenManage Enterpriseコンソールへのプラグインです。これを使用すると、ProSupportおよびProSupport Plusの利用資格を持つデバイスをプロアクティブかつ予測的にモニタリングし、管理をサポートできます。

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Instructions

OpenManage Enterprise Servicesプラグイン

Dellのプロアクティブで予測的なモニタリングと管理のサポート

  • Dell OpenManage Enterpriseへのプラグイン
  • データ センターの効率性の向上
  • ハードウェアの問題解決でのターンアラウンドおよびダウンタイムを改善

Dell OpenManage Enterprise Services(旧OpenManage Enterprise SupportAssist)は、 Dell OpenManage Enterprise コンソールへのプラグインで、ProSupportおよびProSupport Plusの利用資格を持つデバイスをプロアクティブかつ予測的にモニタリングおよび管理できます。OpenManage Enterprise with Servicesプラグインにより、お使いのデバイスの完全なライフサイクル管理、プロアクティブかつ予測的なサポート エクスペリエンスを提供する単一の統合ソリューションを提供します。Servicesは、管理者がハードウェア障害インシデントをシームレスに管理できるようにすることで、データ センターの効率を向上させます。これにより、Dellテクニカル サポートにかかる時間を削減し、ハードウェアの問題を解決する際のターンアラウンドとダウンタイムを改善します。このプラグインは、OpenManageポートフォリオの重要な要素であり、統合を実現します。

 
 

Dell OpenManage Enterprise Servicesのメリット

  • お客様のデバイスを監視し、ハードウェアの問題をプロアクティブに検出し、テクニカル サポート ケースをDellに自動的に作成することで、解決を迅速化します。
  • サポートおよび作業オーダーの連絡先(プライマリー、セカンダリー、グループ)をDellに提供できます 
  • 手作業によるルーチン操作を自動化されたサポートに置き換えることで生産性を向上
  • 定期的なハードウェア テレメトリー収集を使用した予測型の問題検出。これにより、将来のデータ ロスを回避するための予防措置が可能になります。
  • 作業オーダー プロセスを迅速化

問題が検出されると、Servicesは問題のトラブルシューティングに必要なシステム情報を収集してアップロードします。収集されたシステムの情報によって、テクニカル サポートは、より向上した、パーソナライズされた、効率的なサポートを提供できます。また、サービスは、定期的なハードウェア テレメトリー収集を使用して、予測型のサポートとレポート作成も行います。定期的な収集により、Dellは高度な分析を実行し、将来の障害を予測し、バックアップして障害を事前に解決するための時間について通知することができます。

 

Dell EMC OpenManage Enterprise Servicesメニュー

Dell OpenManage Enterprise Servicesの機能

  • ケースを自動作成するハードウェア障害のプロアクティブな検出と予測対応
  • Dellテクニカル サポートからのプロアクティブな対応
  • 迅速なパーツのディスパッチとサービス イネーブルメント機能
  • 自動Eメール通知
 
 

Dell EMC OpenManage Enterprise Servicesダッシュボード

Dell OpenManage Enterprise Servicesの機能拡張

DellはOpenManage Enterprise Servicesを改良し続けています。

DellのServicesプラグインの最新バージョンは、OpenManage Enterprise Service Plugin v4.0です。 


 

 

 

 

OpenManage Enterprise Services 4.0の新機能:

  • デフォルトのインストール
    • Servicesプラグインは、OpenManage Enterprise 4.0では手動操作なしで自動的にインストールできます
  • オンデマンドのテレメトリー収集
    • Dellテクニカル サポートは、Servicesプラグインによって管理されているデバイスから収集をトリガーできます。これにより、サポートは、強化され、パーソナライズされた効率的なサポート体験を提供します。
  • ホスト名によるケースの検索
    • ホスト名に関連づけられているケースと収集の検索のサポートが追加されました。
  • OpenManage Enterpriseサービス プラグイン アラートのEmbedded Service Enabler (ESE)形式への変換。

 

以前のリリース

OpenManage Enterprise Servicesプラグイン3.0.2(OpenManage Enterprise 3.10.1用)

  • OMES 3.0.2には、次のバグ修正が含まれています。
    • OMESをバージョン3.0.1にアップグレードすると、1台以上の管理対象デバイスがステージングに移動されます。
    • 重要イベント タイプMEM7114に対して自動ケースは作成されません。
    • iDRACバージョン7.xを搭載した1つ以上のデバイス モデルがステージングに移動されました。

OpenManage Enterprise Servicesプラグイン3.0.1(OpenManage Enterprise 3.10.1用)には、次のものが含まれます。

  • OME 3.10からOME 3.10.1にアップグレードするための軽微な修正
OpenManage Enterprise Servicesプラグイン3.0(OpenManage Enterprise 3.10用)の主な新機能:
  • プラグイン スポットライト
    • 注目のプラグインをユーザーに可視化してOMESにスポットライトを当てる
  • バックアップとリストア
    • OpenManage EnterpriseコアとともにOpenManage Enterpriseサービス プラグインをバックアップして完全にリストアする
  • アラート ペイロードのパーツ ナンバー
    • アラート ペイロードの一部としてハードウェア パーツ アレイを取り込み、パーツの識別を容易にします
  • VMからVMへのストリーミング
    • OpenManage Enterpriseのコア データおよびインストールされたプラグインによって生成されたデータのストリーミング
  • 新しいプラットフォームの有効化
    • OpenManage Enterprise 3.10に準拠したDell PowerEdge第16世代サーバーやネットワーク スイッチなどの新しいプラットフォームをサポート
  • 収集キューイングのステータス
    • 実行中のコレクションとキューに入れられたコレクションの両方のコレクション キューの可視性の向上
  • ポリシー アクション
    • 事前定義された日付と時刻の範囲でシステムをメンテナンス モードに移行するための事前定義されたアクション
  • OpenManage Enterpriseのすべてのデバイスページと管理対象デバイスページ
    • 単一/複数デバイスの収集の開始
    • 単一/複数デバイスのインベントリー検証の開始
  • ポリシー構成Updates（アップデート）
    • 構成アップデートの詳細なチェックボックス - デバイスとアラート ポリシーにより、お客様がより詳細に制御可能
  • 強化されたダッシュボード
    • システム パフォーマンス ウィジェット: ディスク使用率(使用率、合計VM容量)を表示します

OpenManage Enterprise Services 2.0.1、2.0の以前の機能のリスト

OpenManage Enterprise Servicesプラグイン2.0.1(OpenManage Enterprise 3.9用)

主な新機能:
  • OpenManage Enterprise Servicesプラグイン2.0.1には、最新のPowerEdge iDRACファームウェア6.00.02.00のサポートが含まれています
さらに、OpenManage Enterprise Servicesプラグイン2.0では、次の主要機能を使用できます。
  • デバイス サポートの機能拡張:
    • ネットワーク スイッチに対して、ハードウェア障害のプロアクティブかつ予測的な検出、ケースの自動作成、ログ収集などのサービス機能を有効化します。
  • ケースの機能拡張:
    • Dellバックエンド接続がダウンしている場合でも、アラートを処理するためのアラート キューイング。
    • テスト ケース作成機能 - 各デバイスがDCネットワーク管理または電源入れ直しのシナリオの後にケースを作成できるかどうかをテストします。
  • コレクションの機能拡張:
    • 毎週の定期収集のサポート。
    • コレクションのパージをサポートし、ストレージのサイズと時間に基づいてストレージ容量を最適化します。
  • 検索の機能拡張:
    • 検索にケースとコレクションを含めます。
  • デバイスの再検証:
    • お客様は、デバイスをステージング状態に送った保留中の問題の修復が完了した後、インベントリーの再検証を強制できるようになりました。
  • ポリシー設定のアップデート:
    • アラート ポリシー設定とデバイス設定のアップデートの自動および手動アップデートを有効にします。
  • 連絡先の機能拡張:
    • 一次連絡先、二次連絡先、一次配送連絡先の連絡時間を任意の時間に設定できるサポートが追加されました。
  • ダッシュボードの機能拡張:
    • サポート ケースのステータスに基づいて分類されたサポート ケースの合計数を表示するドーナツ グラフ。
    • 管理対象デバイス、管理対象外デバイス、ステージング デバイスに基づいて分類されたデバイスの合計数を表示するドーナツ グラフ。
    • サービスによってまだ処理されていないアラートの数。
    • TechDirectを起動するためのリンク。
 
 

OpenManage Enterprise Servicesの利用資格

Dell OpenManage Enterprise Servicesは無料で使用できます。次の表は、監視対象デバイスのサービス契約に依存する機能利用資格の概要を示しています。

OpenManage Enterprise Servicesの機能 説明 基本保証 ProSupport プロサポートプラス
ハードウェア障害のプロアクティブな検知 サービスは、監視対象デバイスで発生するハードウェア イベントのアラートを受信し、そのアラートがハードウェア障害を示すものかどうかをプロアクティブに判断します。 対応済み 対応済み 対応済み
ハードウェア障害の予測検知 モニタリング対象デバイスから収集されたデータのインテリジェントな分析は、将来発生する可能性のあるハードウェア障害を予測するために使用されます。 サポートされていません。 サポートされていません。 対応済み
自動データ収集 ハードウェア障害のトラブルシューティングに必要なデータは、モニタリング対象デバイスから自動的に収集され、Dellに安全に送信されます。 対応済み 対応済み 対応済み
サポート ケースの自動作成 ハードウェア障害がプロアクティブな検知または予測検知のいずれかで検出されると、Dellテクニカル サポートを使用してサービス リクエストが自動的に作成されます。 サポートされていません。 対応済み 対応済み
自動Eメール通知 サポート ケースまたは問題に関するEメール通知は、お客様の会社のプライマリーおよびセカンダリーのSupportAssist連絡先に自動的に送信されます。 サポートされていません。 対応済み 対応済み
Dellテクニカル サポートからのプロアクティブな対応 Dellテクニカル サポート エージェントは、サポートケースについてプロアクティブにお客様に連絡し、問題の解決をお手伝いします。 サポートされていません。 対応済み 対応済み
迅速なパーツ ディスパッチ 収集されたシステム情報の検証後、Dellテクニカル サポート エージェントが問題を解決するためにパーツ交換が必要であると判断した場合は、お客様がSupportAssistで設定しているディスパッチの設定に基づいて交換パーツがディスパッチされます。 サポートされていません。 対応済み 対応済み
 

Dell EMC OpenManage Enterprise Services

Dell OpenManage Enterprise Servicesのダウンロードとインストール

Services 3.0は、 Dell OpenManage Enterprise(v3.10以降)のプラグインです。このプラグインをダウンロードしてインストールまたはアップグレードするには、次の手順を実行します。

［Console and Plugins］ページの［Update Settings］を使用して、プラグインを検出します。次に、コンソールとプラグインページのSupportAssistセクションからプラグインをインストールするか、以前のバージョンからアップグレードします。
Servicesの設定をインストールおよび構成するには、管理者権限が必要です。
  1. Servicesプラグインとの接続
  2. Dell OpenManage Enterpriseを起動します。
  3. ［アプリケーション設定］メニューから、［コンソールとプラグイン］を選択します。［コンソールとプラグイン］ページが表示されます。
  4. ［Update Settings］をクリックします。
  5. ［Manual］を選択します。このオプションを使用すると、指定されたソースからのアップデートを手動で確認できます。
    Servicesの検出では、自動アップデートはサポートされていません。
  6. ソースを選択します。アップデートを適用するオンラインまたはオフライン。
  7. [適用]をクリックします。
    サービスは、プラグインを検出した後に手動でインストールする必要があります。
  1. Dell OpenManage Enterpriseを起動します。
  2. ［アプリケーション設定］メニューから、［コンソールとプラグイン］を選択します。［コンソールとプラグイン］ページが表示されます。
  3. コンソールとプラグインページのサービスセクションで、インストールをクリックします。［プラグインのインストール］ウィンドウが表示されます。
  4. ［Install Plugin］ウィンドウで、使用可能なバージョン リストからOpenManage Enterprise Servicesバージョンを選択します。
  5. 前提条件のリストが満たされていることを確認してください。
  6. プラグインがダウンロードされると、ダウンロードのステータスが表示されます。
  7. ［Install Plugin］ウィンドウで、［Install Plugin］をクリックします。インストール動作では、Servicesをインストールするための前提条件が検証されます。インストールの前提条件が満たされていない場合は、該当するエラー メッセージが表示されます。
  8. ［END USER LICENSE AGREEMENT］ページで、ライセンス契約を読み、［Accept］をクリックします。
  9. ［INFRASTRUCTURE TELEMENT NOTICE］ページで、テレメトリー通知を読み、［Accept］をクリックします。
  10. 確認ウィンドウで、プラグイン アクションを実行する前にOpenManage Enterpriseアプライアンスのスナップショットをキャプチャしたことに同意しますオプションを選択し、インストールの確認をクリックします。インストール動作のステータスが表示されます。Servicesのインストールが正常に完了すると、［Services］セクションの最上部に表示されるステータスが、［Available］から［Installed］に変わります。
お使いのデバイスのハードウェアの問題についてモニタリングし、デバイス情報を自動的に収集するには、OpenManage Enterprise Servicesを登録します。詳細については、『OpenManage Enterprise Servicesユーザー ズ ガイド』の「OpenManage Enterprise Servicesの登録」を参照してください。
  1. OpenManage Enterpriseを起動します。
  2. SupportAssist > 設定に移動して、収集やスケジュールの基本設定など、構成したすべてのSupportAssist設定をメモします。
  3. 次のいずれかの手順に従います。
    • 新しいバージョンのプラグインがアップグレード可能な場合に表示されるバナー メッセージで、［View now］をクリックします。
    • ［Application Settings］メニューから、［Console and Plugins］を選択します。
    ［Console and Plugins］ページが表示されます。
  4. ［Services］セクションで、［Update Available］をクリックします。［Update Plugin］ページが表示されます。
  5. Servicesのバージョンを選択し、プラグインをダウンロードします。プラグインがダウンロードされ、ダウンロードのステータスが緑色の帯に表示されます。
  6. Servicesをアップデートするには、［Update Plugin］をクリックします。確認ウィンドウで、プラグイン アクションを実行する前にOpenManage Enterpriseアプライアンスのスナップショットを取得したことに同意するオプションを選択し、アップデートをクリックします。アップグレード操作が完了すると、バージョンが［Services］セクションに表示されます。
  7. Services > 設定に移動し、ステップ2でメモしたServicesプラグイン設定を再適用します。
 
 

Dell OpenManage Enterprise Servicesのリソース

コミュニティ

OpenManage Systems Managementコミュニティーに参加すると以下を利用できます。

  • 質問と回答を掲載する提示版
  • 記事を読んでコメントするブログ
  • 製品を向上させるためのアイデア交換、および他のコミュニティー メンバーが投稿したアイデアへの投票
  • その他

マニュアル

最新のマニュアルについては 、Dell OpenManage Enterprise Servicesのマニュアル を参照してください。

ホワイト ペーパー

『Device Onboarding with OpenManage Enterprise』

2017年9月

3ページのテクニカル ノート

OpenManage Enterpriseは、モニタリング ツールであり、管理ツールでもあります。このテクニカル ノートでは、Administrator権限を使用してサーバー管理を有効にする方法、またはAdministrator以外の制限された権限を使用してサーバーを監視する方法について説明します

テクニカルノートを読む

ビデオ

『OpenManage Enterprise and FlexSelect Plugin Architecture』

OpenManage Enterpriseコンソールは、Power Managerプラグイン、SupportAssistプラグイン、およびUpdate Managerプラグインなどのプラグイン アーキテクチャを使用して機能拡張することができます。

2020年11月

OpenManage Enterpriseコンソール

OpenManage Enterpriseコンソールは、強力な自動化機能を提供することにより管理を簡素化します。これにより、管理者は制御の範囲を広げ、時間を有効に活用することができます。

2019年8月

OpenManage Enterpriseの概要

OpenManage Enterpriseは、リアルタイムの効率性とコストの削減を実現するインテリジェントな自動化機能をITプロフェッショナルに提供します。

2019年3月

デバイスの検出

OpenManage EnterpriseでDellデバイスを検出する方法。

2019年2月

Produits concernés

OpenManage Enterprise SupportAssist

Produits

Dell EMC OpenManage Enterprise, OpenManage Enterprise Services
Propriétés de l’article
Numéro d’article: 000180961
Type d’article: How To
Dernière modification: 06 juin 2025
Version:  33
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