VPLEX:データを追跡するために必要に応じてカスタム モニターを作成する方法
摘要: この記事では、特定のデータを追跡するために、カスタム モニターをセットアップする方法について説明します。
说明
この記事は、通常のデフォルトのシステム モニターの範囲外のデータを追跡するカスタム モニターをセットアップする方法を説明することを目的としています。こうしたカスタム モニターには.csv拡張子が付いており、管理サーバーの/var/log/VPlex/cliフォルダーに保存されます。
!!!!! 注意!!!!!:
カスタム モニターの作成時には、10MBの制限サイズに達すると自動的にローテーションされるため、sinkファイルに注意しておく必要があります。sinkファイルは「ファイル名.csv.n」の形式で保存されます。ここで、「n」は1~10の数字です。 これらのsinkファイルは/var/logパーティションの領域を消費しますが、/var/logパーティションの領域がすべて消費されると、パーティションのディスク領域の不足が原因で、カスタム モニターだけでなく、/var/logパーティションの領域に書き込まれる他のすべてのログも記録されなくなり、データは失われることになるため、VPLEXはアラート0x8a4b9001をレポートし始めます。
カスタム モニターを作成するには、管理サーバーにアクセスしてからVPlexcliにアクセスして、以下の手順を実行します。
1.VPlexcliプロンプトで次のコマンドを入力します。このコマンドは、
最初に1回だけ実行してください。
VPlexcli:/> script -i monitor
2.VPlexcliプロンプトで次のコマンドを入力します。このコマンドで、モニターを作成します。「name」は作成するモニターに付ける名前、「period」はモニターが統計を収集する頻度、
「stats」はこのモニターで収集する統計の種類(virtual-volumesのすべての統計を収集するには「virtual-volume.*」)、
「targets」はカスタム モニターでモニタリングする仮想ボリュームを指定します。
コマンド全体は、次のサンプル コマンド文字列のようになります。
monitor createコマンドの詳細については、VPLEXが実行されているコード レベルの『VPLEX CLI and Admin Guides』を参照してください。
3.次に、次のコマンドで、作成したばかりのモニターのsinkファイルを追加します。「-m」は、
sinkを追加するモニターの名前、「-f」はデータを送信するために作成されるcsv(sinkファイル)の
フル パスと名前です。
VPlexcli:/>monitor add-file-sink -m director-1-1-A_DSC03_Stretch_013_monitor -f /var/log/VPlex/cli/director-1-1-A_DSC03_Stretch_013_monitor.csv
注:モニターをすべて作成してからすべてのsinkファイルを作成することができますが、作成したモニターごとにsinkファイルが
1つ必要です。「monitor add-file-sink」の使用に関する詳細については、『VPLEX CLI
and Admin Guides』を参照してください。
4.必要なすべてのモニターおよびそれらと関連付けるsinkファイルを作成すると、作成したばかりの新しいモニターが
/var/log/VPlex/cliフォルダーにあるのが分かります。ファイルには、.csv拡張子が付いています。
次のコマンドで、モニターをリストして確認することもできます。
VPlexcli:/>ll /monitoring/directors/*/monitors
VPlexcli:/> script -u monitor
6.上記の手順を実行し、モニターで『CLI and Admin Guides』を調べてもモニターのsinkファイルが見つからない場合は、
Live ChatでVPLEXカスタマー サービスにアクセスして、サポートを依頼し、
この記事について伝えてください。
Live ChatでDell EMCカスタマー サポートに連絡する方法:
Dell EMCのLive Chatにアクセスするには、こちらをクリックして、リストされる手順に従ってください。