AppSync：OracleデータベースがRed Hat Linuxサーバーで起動するまでに5分以上かかる場合にAppSyncがタイムアウトしてリカバリーに失敗することがある

摘要: Red Hat LinuxサーバーでOracleデータベースのマウントおよびリカバリー操作中に、AppSyncの起動に5分以上かかる場合は、待機中にAppSyncがタイムアウトする可能性があります。それ以降のアンマウント ジョブは、同じ理由で失敗します。

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症状

サービス プランの一部として、またはオンデマンド操作として、Red Hat LinuxサーバーでOracleデータベースのマウントおよびリカバリー データベース操作を実行すると、次のエラーが表示されることがあります。 
「An error occurred while running openDatabase on host <MOUNT HOST>.Refer <UUID>_openDatabase.log on the agent host for more details.」
 
ファイル システムはマウントされたままで、Oracle DBが実際に起動する場合があります。以降のアンマウントは、次のエラーで失敗します。
 
「An error occurred while running shutdownDb on host <MOUNT HOST>.Refer <UUID>_shutdownDb.log on the agent host for more details.」

原因

この問題は、AppSyncサーバーとエージェント間のSSHDセッションが、AppSyncエージェントがインストールされているホストによって停止されることが原因で発生します。これは、/etc/ssh/sshd_configファイルの次のエントリーで確認できます。 
 
ClientAliveInterval 5
ClientAliveCountMax 0

これらの2つの設定によって、SSHDセッションが制御され、指定した時間より長い非アクティブなセッションは終了します。存在しないか、コメントアウトされている場合は、デフォルト（前述）が使用されます。ClientAliveIntervalは、セッションが終了するまでの時間（分）です。または、キープアライブ トークンが送信されます。ClientAliveCountMaxは、セッションが終了する前に送信されるキープアライブ トークンの数です。

アクティビティーがない場合にSSHDセッションが開いている時間を算出するには、2つの値を乗算します。デフォルトでは、セッションは5分後（5*0）に終了します。 

解决方案

これを修正するには、<UUID>_openDatabase.logを確認します。このログは、リカバリー ホストのAppSyncプラグイン ログ ディレクトリー（デフォルトでは/opt/emc/appsync/logs）にあります。  これには、データベースの起動にかかった時間が表示されます。起動するのに最大20分かかるデータベースでは、SSHDタイムアウトを25～30分に設定する必要があります。これにより、今後の変更に対するオーバーヘッドが可能になります。

次のとおりに/etc/ssh/sshd_configファイルを編集して、セッションを30分間開いたままにします。
 
ClientAliveInterval 5
ClientAliveCountMax 6

この変更を有効にするには、この編集を行った後にSSHDを再起動する必要があります。ホストを再起動するか、次のコマンドを実行してSSHDを再起動することができます。
 
/etc/init.d/sshd restart

产品

Red Hat Enterprise Linux Version 6, Red Hat Enterprise Linux Version 7, Red Hat Enterprise Linux Version 8
文章属性
文章编号: 000185055
文章类型: Solution
上次修改时间: 12 12月 2022
版本:  5
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