M-BIST
M-BIST(ビルト イン自己テスト)は、システム ボードのビルトイン自己テスト診断ツールで、システム ボード組み込みコントローラー(EC)障害の診断精度を向上させます。
注:M-BISTはPOST(電源オン自己テスト)の前に手動で実行できます。
M-BISTを実行する方法
注:M-BISTは、AC電源に接続されているか、バッテリーのみかのいずれかで、電源がオフの状態からシステムで起動する必要があります。
- キーボードのMキーと電源ボタンの両方を長押しして、M-BISTを起動します。
- Mキーと電源ボタンの両方を押し下げたときに、バッテリー インジケーターLEDに示されるのは次の2種類の状態です。
- 消灯:システム ボードに障害が検出されませんでした。
- オレンジ色:システム ボードに問題があることを示します。
- システム ボードに障害が発生した場合、バッテリー ステータスLEDには次のエラー コードのいずれかが30秒間表示されます。
表 1. LED エラーコードLED エラーコード
点滅パターン |
考えられる問題 |
橙色 |
白色 |
2 |
1 |
CPUの障害 |
2 |
8 |
LCD電源レールの障害 |
1 |
1 |
TPM検出エラー |
2 |
4 |
回復不可能なSPI障害 |
- システム ボードで障害が発生していない場合、LCDにはLCD-BISTセクションで説明されている色の画面が30秒間順に流れて、電源がオフになります。