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Dell PowerEdge FC630 オーナーズマニュアル

プロセッサ設定の詳細

Processor Setting(プロセッサ設定)画面の詳細は、次の通りです。
オプション
説明
Logical Processor(論理プロセッサ )
論理プロセッサの有効 / 無効を切り替えて論理プロセッサの数を表示します。このオプションが Enabled(有効)に設定されている場合、BIOS にはすべての論理プロセッサが表示されます。 このオプションが Disabled(無効)に設定されている場合、BIOS にはコアにつきに 1 つの論理プロセッサのみが表示されます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
QPI Speed(QPI 速度)
QuickPath Interconnect データ率の設定の制御が可能になります。
Alternate RTID (Requestor Transaction ID) Setting(代替の RTID(リクエスタトランザクション ID)設定)
QPI リソースである要求元トランザクション ID を変更します。このオプションは、デフォルトで Disabled(無効)に設定されています。
注: このオプションを有効にすると、全体的なシステムパフォーマンスに悪影響を及ぼす場合があります。
Virtualization Technology(仮想化テクノロジ )
仮想化のために提供されている追加のハードウェア機能の有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
Address Translation Service (ATS)(アドレス変換サービス)
デバイスのアドレス変換キャッシュ(ATC)を定義して、DMA トランザクションをキャッシュします。このオプションは、チップセットのアドレス変換と保護テーブルに CPU と DMA メモリ管理間のインタフェースを提供し、DMA アドレスをホストアドレスに変換します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
Adjacent Cache Line Prefetch(隣接キャッシュラインのプリフェッチ )
シーケンシャルメモリアクセスの頻繁な使用を必要とするアプリケーション用にシステムを最適化します。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。このオプションは、ランダムメモリアクセスの高頻度の使用を必要とするアプリケーションには無効にできます。
Hardware Prefetcher(ハードウェアプリフェッチャ)
ハードウェアプリフェッチャーの有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
DCU Streamer Prefetcher(DCU ストリーマプリフェッチャ )
データキャッシュユニット(DCU)ストリーマプリフェッチャーの有効 / 無効を切り替えます。 このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
DCU IP Prefetcher(DCU IP プリフェッチャ)
データキャッシュユニット(DCU)IP プリフェッチャーの有効 / 無効を切り替えます。 このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
Execute Disable(無効化を実行する )
メモリ保護機能の無効化を実行できるようになります。このオプションは、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
Logical Processor Idling(論理プロセッサのアイドリング)
システムのエネルギー効率を向上させることができます。これは、オペレーティングシステムのコアパーキングアルゴリズムを使用してシステム内の論理プロセッサの一部をパーキング状態にすることで、対応するプロセッサコアをより低い電力のアイドル状態に移行させます。このオプションは、オペレーティングシステムでサポートされている場合にのみ有効にできます。デフォルトでは Disabled(無効)に設定されています。
Configurable TDP(設定可能な TDP)
システムの電力および温度送出機能に基づいて、POST 中にプロセッサの熱設計電力(TDP)のレベルを再設定することができます。TDP は冷却システムが熱分散に必要な最大熱量を確認します。このオプションは、デフォルトで Nominal(公称)に設定されています。
注: このオプションは、プロセッサの特定の最小在庫管理単位(SKUs)でのみ利用可能です。
X2Apic Mode(X2Apic モード)
X2Apic モードを有効または無効にします。
Dell Controlled Turbo
ターボエンゲージメントを制御します。このオプションは、System Profile(システムプロファイル)が Performance(パフォーマンス)に設定されている場合のみ有効にします。
注: インストールされている CPU の数に応じて、最大 4 台のプロセッサのリストがあります。
Number of Cores per Processor(プロセッサごとのコア数 )
各プロセッサ内の有効なコアの数を制御します。 このオプションは、デフォルトで All(すべて)に設定されています。
Processor 64-bit Support(プロセッサ 64 ビットサポート)
プロセッサが 64 ビット拡張をサポートするかどうかを指定します。
Processor Core Speed(プロセッサコアスピード )
プロセッサの最大コア周波数を指定します。
Processor 1(プロセッサ 1)
注: CPU の数に応じて、最大 4 個のプロセッサがリストされている場合があります。

システムに取り付けられている各プロセッサについて、次の設定が表示されます。

オプション
説明
Family-Model-Stepping(シリーズ - モデル - ステッピング)
Intel によって定義されているとおりにプロセッサのシリーズ、モデル、およびステッピングを指定します。
Brand(ブランド)
ブランド名を指定します。
Level 2 Cache(レベル 2 キャッシュ)
L2 キャッシュの合計を指定します。
Level 3 Cache(レベル 3 キャッシュ)
L3 キャッシュの合計を指定します。
Number of Cores(コア数 )
プロセッサごとのコア数を指定します。

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