メモリスペアリング
注: メモリスペアリングを使用するには、セットアップユーティリティでこの機能を有効にする必要があります。
このモードでは、各チャネルにつき 1 ランクがスペアとして予約されます。いずれかのランクで修正可能なエラーが絶えず検知される場合、そのランクからのデータがスペアランクにコピーされ、障害の発生したランクは無効になります。
メモリスペアリングを有効にすると、オペレーティングシステムが利用できるシステムメモリは各チャネルとも 1 ランク少なくなります。たとえば、4 GB のシングルランクメモリモジュールを 16 個使用するデュアルプロセッサ構成では、利用可能なシステムメモリは 16(メモリモジュール)× 4 GB = 64 GB とはならず、3/4(ランク / チャネル)× 16(メモリモジュール)× 4 GB = 48 GB となります。
注: メモリスペアリングは、マルチビットの修正不能なエラーには対応できません。
注: Advanced ECC/Lockstep(アドバンス ECC/ ロックステップ)モードと Optimizer(オプティマイザ)モードは、どちらもメモリスペアリングをサポートしています。