モニターまたはノートパソコンのディスプレイの問題を解決する方法

ドキュメントで作業する場合でも、ビデオを視聴する場合でも、あるいはゲームをする場合でも、ディスプレイが正常に機能することは重要です。

モニターまたはノートパソコンの使用中に、次のいずれかの一般的なディスプレイの問題が発生した場合は、この記事で提示されている簡単な手順を試して問題を解決してください。

• モニターの電源が入らず、何も表示されない（黒画面）。
• モニターまたはノートパソコンに表示される画像が不鮮明、ぼやけている、引き延ばされている、または歪んでいる。
• モニターまたはノートパソコンに表示される色が不正確で、色あせや歪みが見られる。
• モニターまたはノートパソコンの画面がちらつく。
• モニターまたはノートパソコンの画面に横線または縦線が表示される。

このビデオを見て、お使いのDell製コンピューターでディスプレイまたはビデオの問題が発生しているかどうかを確認してください（英語）。

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発生している可能性のあるディスプレイの問題を解決する簡単な手順

修正1：ハード リセットを実行する

ディスプレイの問題を解決するには、コンピューターでハード リセットを実行してみてください。ハード リセットは、電源の問題を引き起こしている可能性がある静電気を放電するのに役立ちます。ハード リセットを実行するには、次の手順に従います。

1. コンピューターの電源を切ります。
2. デスクトップ コンピューターの場合は、電源ケーブルを外します。バッテリーの取り外しが可能なDell製ノートパソコンの場合は、ACアダプターを外してバッテリーを取り外します。
   メモ：取り外しできないバッテリーを搭載したDell製ノートパソコンを使用している場合は、Dell KB記事「Dell製ノートパソコンをリカバリーするためにリアル タイム クロック(RTC)をリセットする方法」を参照してください。取り外し可能なバッテリーを搭載したDell製ノートパソコンからバッテリーを安全に取り外す詳細な手順については、お使いのDell製ノートパソコンのユーザー ガイドを参照してください。
   メモ：一部のDell Latitudeノートパソコンについては、強制ePSAを使用してPOSTまたは起動エラーから回復させる方法をご確認ください。
3. キーボードとマウスを除くすべてのデバイス（USBドライブ、プリンター、Webカメラ、メディア カード(SD/xD)など）を取り外します。
4. 電源ボタンを15～20秒間押し続けて、残留電力を放電します。
   
5. デスクトップ コンピューターの場合は、電源ケーブルを接続します。ノートパソコンの場合は、ACアダプターを接続してバッテリーを取り付けます。
6. コンピューターの電源を入れます。

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修正2：モニターが正常に機能しているか確認する

コンピューターが起動してもディスプレイに何も表示されない（黒画面）場合は、モニターが正常に動作しているかどうかを確認します。

1. モニターの電源を入れ、電源ライトが点灯していることを確認します。
2. モニターの電源が入らない場合は、モニターの電源ケーブルを抜いてから再接続します。
3. 正常であることが確認済みの電源コンセントを使用します。
4. モニターが正常に動作しているにもかかわらず、ディスプレイの問題が解決しない場合は、次の修正に進んでください。上記の手順を試してもモニターの電源が入らない場合は、Dellテクニカル サポートに連絡して修理オプションを確認してください。
   

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修正3：モニターとコンピューターの間のビデオ ケーブルをつなぎ直す

接続不良またはビデオ ケーブルの損傷により、ディスプレイの問題が発生する可能性があります。ケーブルを再接続することで問題を解決できます。

1. コンピューターとモニターの電源を切ります。
2. モニターをコンピューターに接続しているビデオ ケーブルを外します。
3. コンピューターとモニターのビデオ ポートとビデオ ケーブルを調べ、損傷していないか、ピンが曲がっていないか確認します。損傷がない場合は、モニターをコンピューターに再接続します。または、別のビデオ ケーブルがある場合は、新しいケーブルを使用して2台のデバイスを接続してみてください。ドッキング ステーションをバイパスしてみて、ドッキング ステーションがディスプレイの問題の原因ではないことを確認することもできます。
   メモ：お使いのモニターとコンピューターでサポートされているビデオ ケーブルのタイプを確認するには、お使いのDell製デバイスのドキュメントを参照してください。
4. コンピューターの電源を入れて、ディスプレイの問題が解決されたかどうかを確認します。
   

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修正4：Dell製コンピューターのBIOSまたはUEFIを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする

コンピューターのBIOSまたはUEFIの設定が誤っていると、ディスプレイの問題が発生することがあります。BIOSまたはUEFI設定を工場出荷時のデフォルト設定にリセットすると、一般的なディスプレイの問題を解決できることがあります。

このビデオで、BIOSまたはUEFIを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする方法（英語）を確認してください。

メモ：BIOSまたはUEFIインターフェイスはお使いのDell製コンピューターによって異なる場合があります。モデル固有の情報については、お使いのDell製デバイスのドキュメントを参照してください。

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修正5：オペレーティング システムの最新のアップデートをダウンロードしてインストールする

Windows Updateは、多くの方法でWindowsオペレーティング システムをサポートできます。Windows Updateは、特定の問題を解決したり、悪意のある攻撃から保護したり、オペレーティング システムに新しい機能を追加したりすることもできます。最新のグラフィックス カードまたはビデオ カード ドライバーが利用可能な場合、Windows Updateは最新のドライバーを自動的にダウンロードしてインストールします。

Windows 11の場合：

1. ［スタート］を右クリックして、［設定］を選択します。
2. ［設定］パネルで、［Windows Update］を選択します。
3. 右側のパネルで、［更新プログラムの確認］を選択します。
4. 更新プロセスが完了したら、コンピューターを再起動します。

Windows 10の場合：

1. ［スタート］を右クリックして、［設定］を選択します。
2. ［設定］パネルで、［更新とセキュリティ］を選択します。
3. 左側のパネルで、［Windows Update］を選択します。
4. 右側のパネルで、［更新プログラムの確認］を選択します。
5. 更新プロセスが完了したら、コンピューターを再起動します。

UbuntuまたはLinuxの場合：

1. メニューからターミナルを開くか、ショートカット キーCTRL + ALT + Tを使用します。
2. ターミナルで「sudo apt update && sudo apt upgrade -y」と入力し、Enterキーを押します。アカウントのパスワードを入力し、更新プロセスを続行するように求められたらYキーを押します。

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修正6：ディスプレイに対してハードウェア診断を実行する

モニターまたはノートパソコンの画面に対して内蔵診断テストを実行すると、ディスプレイが正常に機能しているかどうかを確認できます。

内蔵診断(BID)とも呼ばれる内蔵セルフテスト(BIST)をDell製モニターに対して実行する

Dell製モニターには、画面異常がDell製モニターに固有の問題であるかどうかを判断するのに役立つ統合診断ツールが搭載されています。

1. Dell.com/support/manualsをご覧ください。
2. お使いのDell製モニターを特定します。モニターのモデル番号またはサービス タグを入力して、［検索］を選択します。または、［すべての製品の参照］、［エレクトロニクス＆周辺機器］、［Monitors & Accessories］の順に選択して、リストからお使いのDell製モニターを選択します。
3. ［マニュアル］タブで、［マニュアルおよび文書］セクションまでスクロールし、モニターのユーザー ガイドの横にある［PDFの表示］を選択します。
4. ユーザー ガイドの「問題を解決する」セクションで、「内蔵診断」のページまでスクロールします。
5. 指示に従って内蔵セルフテストまたは内蔵診断をモニターに対して実行します。
6. 診断テスト中に画面の異常が見つからない場合、ディスプレイは正常に機能しています。
7. 診断テスト中に画面で異常が見つかった場合は、修理オプションについてDellテクニカル サポートにお問い合わせください。

Dell製ノートパソコンに対してLCD内蔵セルフテスト(BIST)を実行する

Dell製ノートパソコンには、LCD画面に固有の問題を特定するための統合診断ツールが付属しています。

1. 作業を開始する前に、ノートパソコンの電源を切ります。
2. コンピューターをACアダプター（充電器）に接続し、キーボード、マウス、モニター、ドッキング ステーションなどの接続されているデバイスをすべて外します。
3. LCD画面が汚れていないか（画面の表面にほこりが付いていないか）確認します。
4. Dキーを押したままコンピューターの電源を入れると、LCD内蔵セルフテスト(BIST)モードに入ります。LCD画面にカラーバーが表示されるまで、Dキーを押し続けます。この方法がうまくいかない場合は、Dell KB記事「Dell製ノートパソコンに対してLCD内蔵セルフテストを実行する方法」をご確認ください。
5. 画面上にカラーバーが複数表示され、色が黒、白、赤、緑、青に変わります。
6. 画面に異常がないか慎重に点検します。
7. 診断テスト中に画面の異常が見つからない場合、ディスプレイは正常に機能しています。
8. 診断テスト中に画面で異常が見つかった場合は、修理オプションについてDellテクニカル サポートにお問い合わせください。
9. Escキーを押して終了します。

これらの手順を実行してもディスプレイの問題が解決しない場合は、以下の「その他のリソース」セクションを参照してください。このページの上部にある検索バーを使用して、関連情報を見つけることもできます。

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