Dell Latitude E5430システムBIOS、インテルvProをサポート

Dell Fast Boot BIOSの機能:
Dell Win8リリースBIOSに、Fast Bootと呼ばれる新しい機能が追加されます。
Win8前リリースBIOSからWin8リリースBIOSにアップグレードすると、この機能は「Thorough（完全）」モードに設定されます。
この機能を「Minimal（最小限）」に設定すると、PreOS環境で、USBデバイス/ポートが無効になります。
PreOS環境でUSBデバイスを利用している場合、この設定を完全モード設定のままにしておく必要があります。

現在のリリースBIOSイメージ（Win8前リリースBIOS）とWin8機能強化BIOSイメージ（Win8リリースBIOS）の間のアップグレードおよびダウングレード: 新しいWin8リリースBIOSには、新しい機能および動作が含まれますが、エンドユーザー向けのアップグレードプロセスはまだ変更されていません。
通常通りにEXEアプリケーションを実行するだけで、BIOSは新しい機能およびロジックを現在の設定に組み込む処理を行います。
アップグレードすると、起動中のロゴ画面に明らかな変更が行われたことが分かります。この画面にはロゴのみが以前より大きなサイズで表示され、その他の情報やテキストは表示されません。

ダウングレード:
マシン上でWin8リリースBIOSを実行した後、Win8前リリースBIOSにダウングレードするには、Win8リリースBIOSにしか存在しない一部の特有の機能およびセキュリティ強化機能を削除する必要があります。
ここで説明されているダウングレードプロセスは、Win8リリースBIOSからWin8前リリースBIOSへの移行のみに特有のものであり、Win8前リリースBIOSからそれより前のWin8前リリースBIOSへのダウングレードや、Win8リリースBIOSからそれより前のWin8リリースBIOSへのダウングレードのための通常のルールや操作には影響を与えません。
Win8リリースBIOSを実行しているマシンでWin8前リリースBIOSをインストールするには、移行しようとしているBIOSバージョン用にリリースされた同じEXEアプリケーションを使用します。WindowsまたはDOSでは、アプリケーションとの対話処理は同じですが、アップデートを行うためにマシンを再起動するときに、マシンをダウングレードするために必要な処理を受け入れ、管理者パスワード（設定されている場合）を入力するように求めるプロンプトが表示されます。このプロンプトはリモートで受け入れることができないため、接続されたキーボードまたは内蔵キーボードを使って受け入れる必要があります。
ダウングレードする場合、機能の互換性およびプラットフォームの安定性を確保するために、マシン内のすべての設定を工場出荷時のデフォルト状態にリセットし、Win8前リリースBIOSを組み込んで出荷した場合と同じ状態にする必要があります。具体的には、デフォルトの起動モードをレガシーに設定し（UEFIではなく）、すべてのパスワードを削除し、ユーザー選択可能なすべての設定をデフォルトにすることが含まれます。

次の情報はマシンにそのまま残ります（他のすべての設定はリセットされます）。
Windowsキー（存在する場合）、サービスタグ、資産タグ、購入者タグ、製造日、購入日、およびエクスプレス・サービス・コード。
セキュアブートがオンになっているか、Computraceが有効になっている場合、ダウングレードがブロックされます。セキュリティルール、および悪意のある攻撃からマシンを保護するため、ダウングレードしようとする場合、まずこれらが両方とも無効またはオフになっていることを確認する必要があります（Win8オペレーティングシステムを搭載して出荷されるマシンは、セキュアブートが初期状態でオンになっている必要があります）。
アプリケーションを実行し、再起動後のダウングレード条件プロンプトを受け入れ、BIOSダウングレードプロセスが完了すると、プラットフォームはWin8前リリースBIOSで動作するようになります。
その後、ファームウェア設定に移動して設定を変更し、必要に応じてマシンを構成できます。

Win8リリースBIOSがインストールされているかどうかを簡単に識別する:
マシンにWin8リリースBIOSが存在するかどうかを迅速に判定するには、起動画面のロゴの下にモデル名およびBIOSバージョンが表示されるかどうかを確認します。
この情報（モデル名およびBIOSバージョン）は、Win8 BIOSのF12メニューに表示されるようになりました。