SCG-VE: セキュア コネクト ゲートウェイを使用してPowerVault ME4アレイを検出する方法

Index:

• PowerVault ME4デバイス検出の前提条件
• PowerVault ME4のデバイス検出手順
• PowerVault ME4デバイス検出のトラブルシューティング
• Simple Network Management Protocol (SNMP)トラップをSCG-VEに送信するようにPowerVault ME4を構成します。
• よくあるお問い合わせ（FAQ）

必要条件

• サポートされているPowerVault ME4コントローラー ファームウェアの最小バージョンは、GT280R010-01です。デル・テクノロジーズでは、PowerVault ME4管理者がコントローラー ファームウェアをバージョン GT280R014-01にアップグレードすることをお勧めします。コントローラー ファームウェアをアップグレードするには、『 PowerVault ME4: お使いのシステムでコントローラー ファームウェア アップデートが利用可能」を参照してください。
• ME4を検出するSCG-VEの最小バージョンは、v5.14.00.16である必要があります。デル・テクノロジーズでは、SCG-VEを利用可能な最新の5.xバージョンにアップグレードすることをお勧めします。SCG-VEは、ポート443でコントローラーA管理ポートのIPアドレスへの暗号化されたTCP接続を確立することで、PowerVault ME4シリーズを検出します。管理者は、PowerVault ME4の管理レベルの認証情報を使用してセッションを認証する必要があります。管理者は、PowerVault ManagerまたはCLIを使用して、ユーザーを表示またはアップデートします。詳細については、『Dell EMC PowerVault ME4 Seriesストレージ システム管理者ガイド』の「ユーザーを管理する」セクションを参照してください。

発見

1. [デバイス管理]>[デバイスの管理]>[デバイス]>[デバイスの追加]の順に移動します。
2. ［Device type］リストから、［Data Storage］を選択します。
3. ストレージ タイプ：PowerVault（MD3およびME4シリーズ）を選択します。
4. PowerVault ME4コントローラーA管理インターフェイスのホスト名またはIPアドレスを入力します。
5. 必要に応じて、Secure Connect Gatewayでデバイスを表すために使用できるデバイスの名前を入力します。名前を入力しない場合、IPアドレスまたはホスト名がデバイスを表すために使用されます。
6. プライマリー デバイスに関連付けられている他のデバイスを検出および追加するには、［Perform deep discovery］を選択します。これは、PowerVault ME4シリーズの検出には必要ありません。
7. Deep Discovery機能が有効の場合は、プライマリー デバイスとそれに関連するデバイスに割り当てる認定資格プロフィールを選択します。新しい認定資格プロフィールを作成するには、［Create profile］をクリックします。詳細については、『SCG-VEユーザー ガイド』の「認定資格プロフィールの作成」を参照してください。
8. Deep Discovery機能を有効にしなかった場合は、デバイスに割り当てるアカウント認証情報を選択します。アカウント認証情報を作成するには、［Create a new account］をクリックします。SCG-VEユーザー ガイドの「アカウント認証情報の追加」を参照してください。
9. オプション：デバイスを割り当てるカスタム グループを選択します。カスタム グループを選択しない場合、デバイスは自動的にデフォルトのデバイス グループに割り当てられます。新しいカスタム グループを作成するには、［Create group］をクリックします。SCG-VEユーザー ガイドの「デバイス グループの作成」を参照してください。
10. ［次へ］をクリックします

トラブルシューティング

We could not complete this operation because of a connection with to the device. Check your connection to the device, then try again. Error code: SAE-020403

We could not complete discovery because of an access issue. Error code: SAE-020411

We could not stay connected to this device. Check your connection to the device and try again. Error code: SAE-020408

1. PowerVault ME4管理者は、PowerVault Manager Web UIにログインし、ユーザーが管理レベルの認証情報を持っていることを確認することで、ユーザー資格情報が正しいことを確認できます。
2. PowerVault Managerを使用して、PowerVault ME4アレイがオンラインであることを確認し、検出の問題を引き起こす可能性がある未解決の障害を解決します。
3. PowerVault Managerを使用して、PowerVault ME4コントローラーが、管理インターフェイスが正しく構成され(IPv4アドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイ)、管理インターフェイスがSCG-VEアプライアンスから到達可能なネットワークに接続されていることを確認します。『PowerVault ME4シリーズ ストレージ システム管理者ガイド』の「システムの設定」を参照してください。

# ping 10.0.0.50
Info: Pinging 10.0.0.50 with 4 packets and packet size of 56.

Success: Command completed successfully. - The remote computer responded with 4 packets. (2024-07-11 12:04:00)
#

4. 検出にドメイン ホスト名が使用されている場合、管理者はドメイン ネーム システム(DNS)サーバーのホスト レコードがPowerVault ME4コントローラーの管理IPアドレスと一致することを確認できます。
5. PowerVault ME4ファームウェアのバージョンを確認します。前述の 前提条件 を参照してください。ファームウェアが必要なレベルの場合は、コントローラー管理IPアドレスへのSSHセッションを開き、次のコマンドを実行して、管理サービスを再起動します： restart mc both

# restart mc both
During the restart process you will briefly lose communication with the specified Management Controller(s).

Do you want to continue? (y/n) y

Info: Restarting the local MC (A)...
Success: Command completed successfully. - Both MCs were restarted. (2024-07-11 11:56:05)
# 

SNMPトラップを送信するためのPowerVault ME4の構成

• PowerVault Mangerを使用して、[System Settings]>[Services]および[Enable SNMP protocol support]を構成します。
• PowerVault Mangerを使用して、システム設定>通知を構成し、SNMPタブを選択して、SCG-VEアプライアンスのIPアドレスまたはホスト名を使用してSNMPトラップを構成します。

SNMPプロトコルのサポートを有効にするには、『Dell PowerVault ME4シリーズ ストレージ システム管理者ガイド 』の「システム管理設定を有効化または無効化」の項を参照してください。 

構成手順については、『Dell PowerVault ME4シリーズ ストレージ システム管理者ガイド』の「SNMPトラップ ホストに通知を送信する」セクションを参照してください

SCG-VEアプライアンスのIPアドレスの代わりにDNSホスト名を使用する場合は、DNSネットワーク設定が構成されていることを確認してください。 

よくあるお問い合わせ（FAQ）