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次の文書では、モダン スタンバイをサポートするXPS 9570とMobile Precision 5530について説明します。
Microsoftのモダン スタンバイ機能は、従来のスタンバイ モード(S3)よりも有効な低電力休止状態をサポートします。休止状態からの復帰時間も、S3の場合よりも短縮されています。
バッテリー持続時間延長のための電力管理改善のために、XPS 9570とMobile Precision 5530では、ConnectedスタンバイではなくDisconnectedスタンバイをデフォルトでサポートします。DisconnectedとConnectedの主な違いは、DisconnectedモードではWi-Fiトラフィックが停止することです。
XPS 9570とMobile Precision 5530のデフォルト設定はDisconnectedスタンバイですが、MicrosoftではConnectedスタンバイをデフォルトにしています。そのため、OSを再インストールすると、システムの動作が変わる可能性があります。
モダン スタンバイ システムでは、スタンバイ モードの状態で、ConnectedとDisconnectedを切り替えることができます。この動作は、ハードウェアとその構成で決まります。モダン スタンバイ システム(ConnectedかDisconnectedかにかかわらず)では、スタンバイ中もシステムはS0のままです。したがって、スリープやパッチの実行中も、Eメールの受信などのバックグラウンド動作が実行されます。 こうした動作はバッテリー持続時間を減少させますが、デバイスの復帰時間が短縮されるため、トレードオフと言えます。
モダン スタンバイでは、OSのメンテナンスなどのリアルタイム アクションや、ユーザー(または外付けデバイス)によるシステムのスリープ解除により、システムが復帰します。システムがモダン スタンバイ状態になっている場合の、バッテリー容量や電力消費量の問題に関心がある場合は、次の解決策のセクションの推奨事項を参考にしてください。モダン スタンバイ モードやDisconnectedスタンバイの使用時のバッテリー持続時間の延長に役に立つことがあります。
トラブルシューティングの最初のステップとして、バッテリー レポートとスリープ調査を実行する必要があります。スリープ調査を実行して、最も電力を消費しているプロセスを確認し、その数を削減します。
システムがDisconnectスタンバイ モードかConnectedスタンバイ モードかを確認する方法
コマンド プロンプトを起動します
タイプ powercfg /a
返された結果にNetwork DisconnectedあるいはNetwork Connectedと表示されます
モダン スタンバイあるいはDisconnectスタンバイにかかわらず、XPS 9570システムとMobile Precision 5530システムでのバッテリー消費の調査を行いました。その結果、多くの変数がバッテリー消費に関わっていることが判明しました。古いドライバーや障害のあるドライバー、デフォルトで有効になっていたドライバー内の機能などすべてがバッテリーの消費に関係しています。また、ドッキング ステーションでの充電後の予期しない電源の放電もあります。
次の操作では最良の結果が示されていますが、最良の結果が得られない場合はデルにお問い合わせください。
Dellエンジニアリング部門は、以下に示す手順の一部を自動化するためのユーティリティーをリリースしました。Modern Standby Performance Improvement Package Applicationは、モダン スタンバイのパフォーマンスを向上させるパッケージで、BIOSおよびインテル ラピッド ストレージ テクノロジー ドライバーを自動的にアップデートします。
Modern Standby Performance Applicationを実行します(特定のPCに必要な場合のみ)。
Dellサポート サイトにアクセスする
サービス タグまたはエクスプレス サービス コードを入力して、システムの出荷方法に応じてドライバーを入手してください。
[XPS 9570]あるいは[Mobile Precision 5530]を製品リストで選択すると、そのシステムのドライバーの全般的なリストが表示されます
メニューの[Drivers and Downloads(ドライバーおよびダウンロード)]ドロワーをクリックします
該当する[Operating System(オペレーティング システム)]セットがあることを確認します
[Category(カテゴリ)]ドロップダウンで、[Application(アプリケーション)]を選択します
Modern Standby Performance Improvement Package ApplicationのVer.A01以降を探します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
次の手順を実行してください。
モダン スタンバイ(Disconnected)を使用するように、システム設定します。 これにより、スリープ モード中にNICは停止します。この設定は、デルの工場出荷時のデフォルト設定です
[Wake On Wireless LAN]を無効にします。
[Device Manager]を開きます
[Network Adapters]セクションを開きます
対象のワイヤレス アダプターを右クリックします
[Advanced]タブに移動します
[Properties]に移動して、[Wake on Magic Packet]を選択し、値を[Disabled]に設定します
[Properties]に戻り、[Wake on Pattern]を選択し、値を[Disabled]に設定します
[OK]ボタンをクリックして、開いているウィンドウを閉じます
システム ドライバーが利用可能な最新バージョンにアップデートされていることを確認します。
Dellサポート サイトにアクセスする
サービス タグまたはエクスプレス サービス コードを入力して、システムの出荷方法に応じてドライバーを入手してください。
[XPS 9570]あるいは[Mobile Precision 5530]を製品リストで選択すると、そのシステムのドライバーの全般的なリストが表示されます
メニューの[Drivers and Downloads(ドライバーおよびダウンロード)]ドロワーをクリックします
該当する[Operating System(オペレーティング システム)]セットがあることを確認します
インストールするドライバーの横にチェック マークを入れて[選択したファイルをダウンロード]ボタンをクリックし、PCにダウンロードして実行します
表示された順序に従って、次のドライバーとファームウェアをアップデートします(PCに必要なもののみ)。
Dellサポート サイトにアクセスする
サービス タグまたはエクスプレス サービス コードを入力して、システムの出荷方法に応じてドライバーを入手してください。
[XPS 9570]あるいは[Mobile Precision 5530]を製品リストで選択すると、そのシステムのドライバーの全般的なリストが表示されます
メニューの[Drivers and Downloads(ドライバーおよびダウンロード)]ドロワーをクリックします
該当する[Operating System(オペレーティング システム)]セットがあることを確認します
[カテゴリ]ドロップ ダウンで、[Serial ATA]を選択します。
[Toshiba KXG50ZNV256G/KXG50ZNV512G/KXG50ZNV1T02 non-SED Solid State Drive Firmware Update]のVer.A00以降を指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
[Category(カテゴリ)]ドロップダウンで、[Network(ネットワーク)]を選択します
[Intel 9260 9560 9462 8265 8260 7265 3165 WiFi Driver]のVer.A07以降を指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
[カテゴリ]ドロップ ダウンで、[Serial ATA]を選択します。
[Intel Rapid Storage Technology Driver and Management Console]のVer.A02以降を指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
[カテゴリー]ドロップダウンで、[オーディオ]を選択します
[Realtek High Definition Audio Driver]のVer.A06以降を指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
[カテゴリー]ドロップダウン ボックスから[ビデオ]を選択します
[Intel UHD Graphics 630 P630]のVer.A04以降を指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
[カテゴリー]ドロップダウン ボックスから[ビデオ]を選択します
Nvidia Graphics ApplicationのVer.A02以降を探します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
Thunderboltドックから電源を抜くと、システムが自動的にスリープ解除することが心配な場合は、システムBIOSとドック ファームウェアを利用できる最新バージョンにアップデートします。
お使いのシステムのBIOSをアップデートします。
Dellサポート サイトにアクセスする
サービス タグまたはエクスプレス サービス コードを入力して、システムの出荷方法に応じてドライバーを入手してください。
[XPS 9570]あるいは[Mobile Precision 5530]を製品リストで選択すると、そのシステムのドライバーの全般的なリストが表示されます
メニューの[Drivers and Downloads(ドライバーおよびダウンロード)]ドロワーをクリックします
該当する[Operating System(オペレーティング システム)]セットがあることを確認します
[カテゴリ]ドロップダウンで、[BIOS]を選択します。
[Dell System Model BIOS]のRevision 1.9.0以降を指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
PCを再起動して、ドックに接続します
次の手順に従って、ドック ファームウェアの最新バージョンをインストールします。
Dellサポート サイトにアクセスする
製品リストで使用しているドック タイプを選択して、該当ドック用のドライバーの全体的なリストを表示することができます
メニューの[Drivers and Downloads(ドライバーおよびダウンロード)]ドロワーをクリックします
該当する[Operating System(オペレーティング システム)]セットがあることを確認します
[Dell Thunderbolt dock Firmware Update Utility]の最新バージョンを指定します
[ダウンロード]リンクをクリックして、オンラインの指示に従います
モダン スタンバイとデルのバッテリー持続時間に関する詳細については、次の記事を参照してください。
Precision 5530, XPS 15 9570
21 Feb 2021
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