「Data Domain:MTreeレプリケーションにおけるスナップショットの動作| FAQ

概要: この記事では、Dell EMC Data DomainシステムでのMTreeレプリケーションに関連したスナップショットの動作に関するよくあるお問い合わせ(FAQ)への回答を提供します。

この記事は次に適用されます: この記事は次には適用されません: この記事は、特定の製品に関連付けられていません。 すべての製品パージョンがこの記事に記載されているわけではありません。

手順

 

適用先:

  • すべてのData Domainシステム

  • サポート対象のすべてのDDOSバージョン

この記事では、Dell EMC Data DomainシステムでのMTreeレプリケーションに関連したスナップショットの動作に関するよくあるお問い合わせ(FAQ)への回答を提供します。 

MTreeレプリケーションの仕組みの詳細については、以下を参照してください。「Data Domain - MTreeレプリケーションの仕組み」


  1. 質問:MTreeの頻繁なレプリケーションをトリガーするために、システム生成スナップショットの頻度を調整することはできますか?
    回答:いいえ。システムは、レプリケーションが実行中でない状態で、レプリケーション遅延が15分を超えた場合に自動的にスナップショットを作成します。この間隔は設定できません。 
  2. 質問:任意のMtreeに作成できるスナップショットの数はいくつですか?
    回答:各MTreeは、最大750個のスナップショットをサポートします。この数には、ユーザーが作成したすべてのスナップショットと、MTreeレプリケーション用のシステム生成スナップショット数個が含まれます。MTreeレプリケーションが設定されている場合、ソースと宛先にはそれぞれ最大2個のシステム生成スナップショットが存在します。
  3. 質問:MTreeにすでに750個のスナップショットが存在する場合、MTreeレプリケーションは機能しなくなりますか?
    回答:いいえ。MTreeレプリケーションは、MTree上の既存のスナップショットに影響を与えることなく、データをレプリケートするために必要なスナップショットを作成できます。ただし、750個のスナップショット制限に達した場合は、ユーザーが生成したスナップショットの一部を削除しない限り、新しいユーザー生成スナップショットを作成することはできません。
  4. 質問:ユーザー作成のスナップショットを含むMTreeがあり、その後にMTreeレプリケーションを設定した場合、MTree上の既存のスナップショットは宛先にレプリケートされますか?
    回答:MTreeのレプリケーションが初期化されると、既存のすべてのスナップショットがソースから宛先に順番どおりにレプリケートされます。MTreeレプリケーションの初期化時には、システム生成スナップショットがソースMTreeに作成され、これも宛先にレプリケートされます。このシステム生成スナップショットの宛先へのレプリケーションが完了すると、初期化プロセスは終了します。
  5. 質問:システム生成スナップショットは表示できますか?
    回答:はい。MTreeのスナップショット一覧には、ユーザー作成スナップショットとともにシステム生成スナップショットも表示されます。システム生成スナップショットの名前の形式は以下の通りです:REPL-MTREE-AUTO-<年>-<月>-<日>-<時>-<分>-<秒>
  6. 質問:ユーザーがシステム生成スナップショットを削除する必要はありますか?
    回答:いいえ。MTreeレプリケーションがシステム生成スナップショットの削除を管理します。
  7. 質問:システム生成スナップショットは、クリーンアップが実行されるまで容量を消費しますか?
    回答:はい。システム生成スナップショット自体は削除されますが、それらに関連づけられた容量は、GCが実行されるまで解放されません。
  8. 質問: MTreeレプリケーションは、ユーザー作成スナップショットを削除しますか?
    回答:MTreeレプリケーションが削除するのは、命名形式「REPL-MTREE-AUTO-<年>-<月>-<日>-<時>-<分>-<秒>」で識別されるシステム生成スナップショットのみです。ユーザー作成スナップショットが、システム生成スナップショット同じ命名形式を使用している場合(非推奨)、そのスナップショットはMTreeレプリケーションによって削除されます。
  9. 質問:宛先のData Domainにアクセスできない場合でも、MTreeレプリケーションはソースにシステム生成スナップショットを作成しますか?
    回答:Mtreeレプリケーションは、レプリケーション中のスナップショットが存在せず(またはレプリケーションのキューにない状態で)、かつレプリケーション遅延が15分を超えた場合に、システム生成スナップショットを作成します。したがって、レプリケーションが数時間中断された場合でも、MTree上に存在するシステム生成スナップショットは最大で2個までとなります。
  10. 質問:各MTree上に作成されるシステム生成スナップショットの最大数はいくつですか?
    回答:任意の時点で、1つのMTree内に存在できるシステム生成スナップショットは最大で2個です。
    ソースMTreeには、2つのシステム生成スナップショットが存在する場合があります。レプリケーション中のスナップショットと、直前のスナップショット(ソースと宛先の両方に存在)です。最新のスナップショットが宛先で完全にレプリケートされ、利用可能になると、直前のスナップショットはソースと宛先の両方の一覧から削除されます。
  11. 質問:MTreeレプリケーション環境において、ソースおよび宛先のMTreeにスナップショットを作成できますか?
    回答:MTreeレプリケーション環境では、宛先MTreeは読み取り専用であり、この読み取り専用MTreeにスナップショットを作成することはできません。
    MTreeレプリケーションは、ソースで作成されたスナップショットを宛先に自動的にレプリケートするように設計されています。スナップショットが宛先にレプリケートされた後は、ソースで設定された保持期間に影響を与えることなく、宛先側でスナップショットの保持期間を設定できます。
  12. 質問:MTreeレプリケーションでは、スナップショットの保持期間も宛先にレプリケートされますか?
    回答:DD OS 5.1以降では、MTreeスナップショットの保持期間は宛先にはレプリケートされません。代わりに、宛先に存在するすべてのスナップショットには、デフォルトで1年の保持期間が設定されます。
    スナップショットが宛先にレプリケートされた後、ユーザーはこの保持期間を適切な値に変更することができます。
  13. 質問:ソースと宛先で、それぞれ異なるスナップショットの保持期間を設定できますか?
    回答:DD OS 5.1以降では、ユーザーはソース側でスナップショットの保持期間を指定できます。宛先MTreeに存在するすべてのスナップショットのデフォルトの保持期間は1年です。ユーザーは任意のタイミングで、宛先側のスナップショットの保持期間を、ソースとは独立して変更することができます。
  14. 質問:MTreeレプリケーション環境において、MTreeスナップショットはソースと宛先で同時に期限切れになりますか?
    回答:MTreeレプリケーションに関連するスナップショットには、次の2種類があります。
      ユーザー作成スナップショット
    システム生成スナップショット
    システム生成スナップショットは、ソースと宛先から同時に削除されます。宛先では、システム生成スナップショットに1年間の保持期間が表示されますが、これらのスナップショットは、不要になった時点(新しいスナップショットが宛先にレプリケートされた時点)で削除されます。
    ユーザー作成スナップショットの有効期限は、ソースと宛先でそれぞれ独立した有効期限を持ちます。これは、ソースおよび宛先でスナップショットを一覧表示することで確認できます。
  15. 質問:宛先ではシステム生成スナップショットの保持期間が1年間と表示されます。これは、このスナップショットが宛先で1年間保持されることを意味しますか?
    回答:いいえ。システム生成スナップショットは、宛先に新しいスナップショットがレプリケートされ、不要になった時点で自動的に削除されます。これらのスナップショットの保持期間を変更するために手動で操作を行う必要はありません。
  16. 質問:レプリケートされたMTreeスナップショット名に数字が追加されているのはなぜですか?
    回答:MTreeスナップショットを作成し、その後別のData Domainシステムにレプリケートすると、スナップショット名の末尾にアンダースコアと数字が追加されていることがあります。これは、ソース側のスナップショット名にスナップIDを付加しているためです。  このような命名が行われる理由は、ソースと宛先でスナップショットの保持期間が異なる場合があるためです。  例:ユーザーがソース側でMtreeTest1という名前のスナップショットを作成し、そのスナップショットが宛先にレプリケートされ、保持されたとします。  その後、ユーザーがソース側のMtreeTest1スナップショットを削除し、同じMtreeTest1という名前で新しいスナップショットを再作成したとします。  宛先のスナップショットの保持期間がソースよりも長い場合、レプリケート時に作成される新しいスナップショット名が、宛先の既存のスナップショット名と競合する可能性があります。  この予期しない競合を防ぐために、宛先のスナップショット名にはスナップIDが追加されます。これにより、名前の競合が発生する可能性が低くなります。 

その他の情報

対象製品

Data Domain

製品

Data Domain
文書のプロパティ
文書番号: 000010902
文書の種類: How To
最終更新: 05 11月 2025
バージョン:  6
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