Windows 10がクラッシュしてブルー・スクリーン・エラーが発生します

概要: スレッドのスタックやブートのマウント失敗など、Windowsで発生するさまざまなブルー スクリーン問題を解決するための情報です。

文書の内容


現象

目次:

  1. ブルー・スクリーン・エラーとは
  2. 問題と解決策に関して問題レポートをチェック
  3. オンラインDiagnostics(診断)を実行
  4. 一般的なブルー・スクリーン・エラー・メッセージのトラブルシューティング
    1. UNMOUNTABLE BOOT VOLUME(ブートボリュームをマウントできません)およびINACCESSIBLE BOOT DEVICE(ブートデバイスにアクセスできません)
    2. NTFS FILE SYSTEM(NTFSファイルシステム)
    3. SYSTEM THREAD EXEPTION NOT HANDLED(システムのスレッド例外が処理されません)およびKERNEL MODE EXCEPTION NOT HANDLED(カーネルモードの例外が処理されません)
    4. PAGE FAULT IN NON PAGED AREA(非ページ化領域でページフォールトが発生しました)
    5. DRIVER IRQL NOT LESS THAN OR EQUAL TO(ドライバのIRQLが次以下ではありません)
    6. THREAD STUCK IN DEVICE DRIVER(スレッドがデバイスドライバの中でスタックしています)
    7. BAD POOL HEADER
  5. ブルー スクリーン エラーに関する情報の確認
  6. Windows 10のリセットまたは再インストール

この記事はMicrosoft Windows 10を対象としています。
オペレーティング システムを変更するには、以下をクリックしてください。


「クラッシュ レポートの分析および自動再起動の無効化」

再生時間:00:48
字幕:英語のみ

「Windowsでのブルー スクリーンの問題のトラブルシューティング」(YouTube)

再生時間:3:00
字幕:英語のみ


ブルー・スクリーン・エラーとは

Windowsである状況が発生すると、システムが停止し、その診断結果が青色のスクリーンに白い文字で表示されます。

ブルースクリーンエラーは、次の場合に発生します。

  • Windowsが、データの損失を伴わずに回復できないエラーを検出した場合
  • Windowsが、重要なOSデータが破損していることを検出した場合
  • Windowsが、回復不可能なハードウェア障害の発生を検出した場合

問題と解決策に関して問題レポートをチェック

Windows 10のクラッシュエラーは問題レポートで収集され、オンラインで利用できるその他のクラッシュデータに対して参照されます。問題レポートにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. スタートSLN297928_en_US__1WinKey]をクリックして、「問題レポート」と入力します。
     
  2. 「問題のレポートをすべて表示」を選択して、お使いのコンピュータで発生したエラーのリストとそれらに関して利用可能な解決策(ドライバの更新、システムのBIOSのフラッシュ、またはソフトウェアに対するアップデートの確認など)を表示します。
     
  3. 「発生元」列の下で「Windows」を探し、「要約」の下で「予期しないシャットダウン」を探します。
     
  4. ラインアイテムを右クリックし、「解決策の確認」を選択します。
     
    メモ: ソリューションを表示するには、オンラインになっている必要があります。

オンラインDiagnostics(診断)を実行

デルでは、コンピューター ハードウェアの問題を特定したり、問題の原因となっている構成を特定したりできるオンライン診断プログラムを作成しました。Dell Online Diagnostics(オンライン診断)にアクセスして詳細情報を確認し、コンピュータのスキャンを実行します。


一般的なブルー・スクリーン・エラー・メッセージのトラブルシューティング

Windowsで重大なエラーが検出されると、それ以上の損傷を防ぐためにコンピューターが再起動します。

これは、Windowsに組み込まれている安全対策です。STOPエラーを詳しく分析するには、エラーコードとエラー関連情報を確認する必要があります。

この情報は、自動再起動をオフにすると表示されます。自動再起動をオフにするには、次の手順を実行します。

  1. スタートSLN297928_en_US__1WinKey]をクリックして、「システムの詳細設定」と入力します。
    [システムのプロパティ]ウィンドウが開きます。
  2. 「アドバンス」タブをクリックします。
  3. [Startup and Recovery(起動と回復)]セクションで、[Settings...(設定...)]を選択します。
  4. 「システムエラー」の下の「自動的に再起動する」の横にあるボックスをオフにします。
  5. [OK][Apply(適用)][OK]の順にクリックして、アップデートを完了します。

「UNMOUNTABLE BOOT VOLUME」

「INACCESSIBLE BOOT DEVICE」

これら2つのエラーの原因は似通っており、双方に同じトラブルシューティング手順を適用できます。これらのSTOPコードは、必ず起動時に発生します。これらのSTOPコードのいずれかが発生したときには、次の現象のいずれかが発生しています。

  1. システムでPOSTが完了しています。
     
  2. システムでNTLDRが読み込まれ、起動プロセスの制御がNTOSKRNL(カーネル)に転送されています。
     
  3. NTOSKRNLが正しく動作できません。カーネルの残りの部分が見つからないか、ファイルシステムを保存されているはずの場所から読み取れません。
    このエラーのトラブルシューティングのためにするべきことは、Windowsカーネルが正しく動作しない原因を突き止め、解決することです。
確認する項目
  • システムBIOSでのSATAコントローラーの構成:SATAコントローラーがATAモードからAHCIモード(またはその逆)に切り替わると、WindowsはSATAコントローラーと通信できません。異なるモードには異なるドライバーが必要です。BIOSでSATAコントローラーのモードを切り替えてみてください。
  • RAIDの設定:RAIDコントローラーの設定を試している場合に、このエラーが発生することがあります。RAIDの設定を[Autodetect]に戻してみてください。
  • ケーブルの接続が間違っている、また緩んでいる:ドライブとコントローラーをつなぐデータ ケーブルの両端を抜き差ししてみてください。
  • HDDの問題内蔵およびオンライン診断(SupportAssist ePSA、ePSAまたはPSAエラー コード)を使用してハードウェアの問題を解決する方法」を参照して、ハード ドライブの診断を実行してください。注意点:コード7は、ディスクの障害ではなく、修正が可能なデータの破損であることを意味します。
  • ファイル システムの破損:Windowsのインストール ディスクからリカバリー コンソールを起動して、chkdsk /f /rを実行します。

NTFS_FILE_SYSTEM

このSTOPコードは、NTFSファイル システム ドライバーで対応できない状況が発生したことを示します。通常、原因は次の3つです。

  • ディスクでのデータの破損
  • メモリでのデータの破損
  • システムが完全にメモリー不足になっている(通常は非常に負荷の高いサーバーでのみ発生)
確認する項目
  1. メモリとすべてのデータケーブルを装着し直して、ハードウェアの不完全な装着によって生じているデータ破損の問題を排除します。
     
  2. メモリとハードドライブの完全な診断を実行します。クイック テストでは十分ではありません。システム全体の診断を実行する必要があります。
     
  3. これらの診断にパスした場合は、回復コンソールから完全なファイルシステムチェックを実行して(chkdsk /f /r)、破損したデータを検出し、(可能であれば)修復します。
     
  4. 上記のいずれの方法でも解決できない場合は、Windowsを再インストールしてください。
     
  5. 問題が解決しない場合は、ハードドライブを交換してください。

     


「SYSTEM THREAD EXEPTION NOT HANDLED」

「KERNEL MODE EXCEPTION NOT HANDLED」

この2つのエラーは、カーネルで実行されているプログラムに予期しない状況が発生し、その状態から回復できなかったことを示します。2つのエラーのトラブルシューティングと解決方法の手順は同じで、Windowsデバッガーを使用してエラーの原因を見つける必要があります。

確認する項目
  • ブルー スクリーンのメッセージにドライバー ファイルまたはライブラリー ファイルが示されている場合は、そのファイルがどのドライバーまたはアプリケーションのものかを調べ、それを更新するかまたは無効にします。
  • システムBIOSを入手可能な最新リビジョンに更新します。
  • 最近インストールしたプログラムをすべてアンインストールし、最近インストールしたドライバーをすべてロールバックします。
  • コンピューターのメモリーで診断プログラムを実行します。
 

PAGE FAULT IN NON PAGED AREA(非ページ化領域でページフォールトが発生しました)

このSTOPコードは、システムが存在しないメモリー領域にアクセスしようとしていることを示しています。通常、次のような原因が考えられます。

  • ドライバが存在しないメモリのページにアクセスしようとしている。
  • システムサービス(ウィルススキャナーなど)が異常終了した。
  • メモリの取り付け方が不完全、または誤りがある。
  • ハードディスク(HDD)上のデータが破損している。

これらのエラーの正確な原因を突き止めるには、Windowsデバッガを使用します。

確認する項目
  1. ブルー ス クリーン エラーがドライバーまたはライブラリー ファイルを示している場合は、どのドライバーまたはファイルかを調べます。ドライバーまたはプログラムを、最新バージョンにアップグレードするかアンインストールします。
     
  2. 起動プロセスの途中でエラーが発生する場合は、前回正常起動時の構成で起動してみます。
     
  3. プログラムまたはドライバーのインストール後にエラーが発生した場合は、そのプログラムまたはドライバーをアンインストールしてください。
     
  4. メモリおよびハードドライブのデータケーブルを装着し直した後、ハードドライブとメモリの完全な診断を実行してみます。

DRIVER IRQL NOT LESS THAN OR EQUAL TO(ドライバのIRQLが次以下ではありません)

このSTOPコードは、ドライバーがメモリー内の本来アクセスするべきではない領域にアクセスしようとしたことを示しています。ドライバー自体に問題があることを意味します。このトラブルシューティングの目標は、ドライバを見つけ出して、それを無効にするかまたは置き換えることです。このエラーのトラブルシューティングを行うには、Windowsデバッガーを使用します。
このデバッガーを使用しない場合、ブルー スクリーンで示されたドライバー ファイルを含むドライバーのアンインストール/アップデート/ロール バックだけに制限されます。


THREAD STUCK IN DEVICE DRIVER(スレッドがデバイスドライバの中でスタックしています)

このブルースクリーンエラーは、デバイスドライバ(ほとんどの場合がビデオカードドライバ)が何らかの動作の発生(通常はハードウェアの動作)を待機しているために停止してしまったことを意味します。ほとんどの場合、このブルースクリーンとnv4_disp.sysが関連していると思われます。

確認する項目:
  1. ビデオ ドライバーがデルの最新バージョンにアップデートされていることを確認します。
     
  2. システムBIOSが最新であることを確認します。
     
  3. ビデオドライバとシステムBIOSの両方が最新である場合は、ドライバの最新のアップデートについて製造元に問い合わせます。
     
  4. 最終手段として、ビデオカードを交換します。
メモ: Windowsを再インストールしても、このエラーの再発生を完全に解消することはできません。

BAD POOL HEADER

BAD POOL HEADERエラーは、メモリがコンピュータによって正しく割り当てられていないことを示しています。このエラーは通常ドライバの不良によって発生しますが、ときにはソフトウェアや故障したメモリが原因となることもあります。この問題を解決するには、次の手順を試してください。

  1. すべてのドライバを最新バージョンにアップデートします。
  2. クラッシュ時に使用していたソフトウェアをアップデートします。
  3. デル オンライン診断にアクセスして、コンピューター メモリーのスキャンを実行します。

ブルー スクリーン エラーに関する情報の確認

上記の方法で問題が解決しない場合は、マイクロソフトの文書「ブルー スクリーン エラーのトラブルシューティング」を参照して、別の方法を試してください。

メモ: Microsoftの「バグ チェック コード リファレンス」サイトには広範囲におよぶブルー スクリーン エラー コードの説明、および考えられる原因が記載されています。STOP 0xXXXXXXコードを記録してあり、上記のステップで問題が解決しなかった場合は、このサイトでそのコードを探してみてください。

Windows 10のリセットまたは再インストール

以前のトラブルシューティングで問題を解決できなかった場合は、お使いのコンピュータを出荷時の設定に復元する必要があります。お使いのオペレーティング システムとソフトウェアを出荷時の設定に復元するには、デルのナレッジ ベース文書「デル製コンピューターでWindows 10をリセットまたは再インストールする」を参照してください。


原因
   
解決方法

保証期間外サポート保証対象外ですか?大丈夫です。Dell.com/support Webサイトにアクセスして、お使いのDell製品のサービス タグを入力し、デル・テクノロジーズのサービスをご確認ください。

メモ: 現在は、サービスは米国、カナダ、英国フランスでPCをご利用のお客様のみに提供されています。サーバーとストレージには適用されません。
ビデオ

BSOD/ブルースクリーンエラーが表示された場合は?

ブルー・スクリーン・エラー(BSOD)の改善にむけて

文書のプロパティ


最後に公開された日付

25 3月 2021

バージョン

6

文書の種類

Solution

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