OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerの起動
OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center(OMIMSWAC)をインストールした後、次の手順を実行してこの拡張機能を起動します。
- Windows Admin Centerの左上隅にあるドロップダウン メニューから、[サーバー マネージャー]、[ハイパーコンバージド クラスター マネージャ]、または[フェールオーバー クラスター マネージャー]を選択します。
- リストからサーバーまたはクラスター接続を選択し、[接続]をクリックします。
- サーバーまたはクラスターの認証情報を入力します。
注: 認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されない場合は、[管理に使用する資格情報]を選択し、適切なサーバー管理者またはクラスター管理者のアカウントを指定します。
- Microsoft Windows Admin Centerの左ペインで、[拡張]の[Dell EMC OpenManage Integration]をクリックします。
注: Microsoft Windows Admin Centerがターゲット ノードにインストールされており、ターゲット ノードがOMIMSWACで管理されている場合、OMIMSWACのインベントリー フェッチ機能は失敗する可能性があります。
ターゲット ノードに接続する前に[管理に使用する資格情報]を選択し、適切なサーバー管理者またはクラスター管理者のアカウントを指定するようにしてください。[管理に使用する資格情報]の選択に関する詳細については、Microsoftのマニュアルの「Windows管理センターを使ってみる」を参照してください。
OpenManage Integrationを初めて起動したときに、OpenManage Integrationが実行する操作に同意するためのフォームが表示されます。ここで通知される操作には、USB NICの有効化や、ターゲット ノードでのiDRACユーザーの作成が含まれます。OpenManage Integrationを使用してPowerEdgeサーバーを管理するには、[同意する]をクリックして続行します。
注: 管理対象ノードの情報が収集された後、OMIMSWACによってUSB NICが有効にされた場合は無効にされ、以前に作成されたiDRACユーザーはOMIMSWACによって削除されます。
OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerを正常に機能させるには、次のことを確認します。
- 所属するエンタープライズ環境のファイアウォールがSMBポート445を介した通信を許可している。
- ターゲット ノード上でRedfishサービスが有効になっている。
- ターゲット ノードに使用可能なiDRACユーザー スロットがある。
- ターゲット ノードがLifecycle Controllerで起動されていない。
- ターゲット ノードが再起動中でないか、電源がオフになっている。
- USB NICアダプターがターゲット ノードOSで無効になっていない。
- ターゲット ノードでロックダウン モードが無効になっている。
注: PowerEdgeサーバーを管理するため、OMIMSWACはOSからiDRACへの内部パススルー インターフェイスを使用します。デフォルトでは、iDRACにはIPアドレス169.254.0.1/<Subnet>または169.254.1.1/<Subnet>でアクセスできます。ただし、ホストが同じサブネット内に別のネットワーク インターフェイスを持っている場合(たとえば、VMFleetのようなツールがインストールされている場合)、OMIMSWACはホストOSからiDRACに通信できないことがあります。競合を解決するには、iDRACにログインし、OSからiDRACへのパススルーのセクションでUSB NICのIPアドレスを変更します。このIPアドレスの割り当てに関する詳細については、Dell EMCサポート サイトにあるiDRACのマニュアルを参照してください。
OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center拡張機能の使用および設定の詳細については、DELL EMCサポート サイトにある『Dell EMC OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerユーザーズ ガイド』を参照してください。